先日、日本橋高島屋で開催していたワインフェアに行ったとき、インポーターのデプトプランニングさんに試飲させてもらって気に入って買ったワインです。
C.G.ディアーリ(C.G. Di Arie)というワイナリは全く知りませんでしたが、シエラ・フットヒルズにあるワイナリ。「浸水キャップ式発酵タンク」という方式を自ら開発して醸造しているワインです。
通常、ワインを作るとき発酵中の液体とブドウの果皮などをよく接触させて味わいを引き出すために、「パンチダウン」といって浮いている果皮を沈める作業をします。
これはアロマを引き出したりするのに役に立つ一方で、繊細さを奪ってしまう部分もあります。そこで、タンクの底から液体を静かに抜き取りタンクの上から優しく入れることでパンチダウンと同じ効果と繊細さの共存を狙ったのが「浸水キャップ式発酵タンク」です。
前置きが長くなりましたが、このジンファンデル、確かに繊細。おそらくブラインドでジンファンデルだと思う人は半分もいないでしょう。香りも色もピノ・ノワール、しかも冷涼なオレゴンのピノ・ノワールかと思うような感じです。味わってみると、かすかな梅っぽさで、あ、もしかしてジンファンデルと思いますが、やはりデリケートな味わい。
これで2000円台というのはかなり秀逸。濃い系ジンファンデルが好きな人よりも、冷涼系ピノ・ノワールが好きな人に飲んでほしいワインです。
C.G.ディアーリ(C.G. Di Arie)というワイナリは全く知りませんでしたが、シエラ・フットヒルズにあるワイナリ。「浸水キャップ式発酵タンク」という方式を自ら開発して醸造しているワインです。
通常、ワインを作るとき発酵中の液体とブドウの果皮などをよく接触させて味わいを引き出すために、「パンチダウン」といって浮いている果皮を沈める作業をします。
これはアロマを引き出したりするのに役に立つ一方で、繊細さを奪ってしまう部分もあります。そこで、タンクの底から液体を静かに抜き取りタンクの上から優しく入れることでパンチダウンと同じ効果と繊細さの共存を狙ったのが「浸水キャップ式発酵タンク」です。
前置きが長くなりましたが、このジンファンデル、確かに繊細。おそらくブラインドでジンファンデルだと思う人は半分もいないでしょう。香りも色もピノ・ノワール、しかも冷涼なオレゴンのピノ・ノワールかと思うような感じです。味わってみると、かすかな梅っぽさで、あ、もしかしてジンファンデルと思いますが、やはりデリケートな味わい。
これで2000円台というのはかなり秀逸。濃い系ジンファンデルが好きな人よりも、冷涼系ピノ・ノワールが好きな人に飲んでほしいワインです。