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Date: 2013/1229 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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California Wine Gardenのお楽しみボックス、昨年に引き続きことしも登場しました。6本の定価で2万3300円~2万8250円なのが1万4700円、さらに会員登録すれば1万2600円で手に入るというとてもお得なセットです。

今年は10種類のセットから選べるようになっています。どのセットも中身のワインは公表していますから、安心して購入できます。

個人的に一番気になったのはロキオリのソヴィニョン・ブランが入った「H(しっかり飲み応え系セット)」。

☆2008 ホーククレスト シャルドネ モントレー
☆2007 ロッキオーリ ソーヴィニョンブラン ルシアンリヴァーヴァレー
★2008 ハートオーザマウンテン ピノノワール サンタクルーズマウンテン
★2010 ペドロンチェリ カベルネソーヴィニヨン ドライクリークヴァレー スリーヴィンヤード
★2007 クロぺガス メルロー ミツコヴィンヤード ナパヴァレー
★2007 ケネスクロフォード シラー フォープレー サンタバーバラ 

というラインナップです。ほかのワインは下のリンクからご確認ください。

California Wine Garden / (CWGセール!)検索結果
Date: 2013/1224 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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柳屋で年末恒例の福袋を売っています。今年は途中で銘柄が1本だけ入れ替わるとのことで、前半50セットと後半50セット。既に前半50セットは売り切れています。

5本で税抜き9999円。今年の内容は
1.ワイナリ価格50ドル、国内定価6000円のRRVのピノ・ノワール
2.ホワイトハウスで使われたことがあるという女性醸造家のカベルネ・ソヴィニョン定価3200円
3.ミドルクラスが某誌トップ100になったワインのスタンダード品シラー定価2300円
4.モントレーのシャルドネ金賞受賞品、定価2000円
5.NZのソヴィニョン・ブラン、リザーブ品定価1650円

平均価格が約2000円であることを考えると、1番にすべてを託したというような組み合わせです。

ここの福袋、以前買ったことがありますが、大当たりはない代わりに、ハズレもないという感じでした。基本的に普段の店のラインナップ外のものなので、どちらかというとメジャーなワイナリというより知る人ぞ知る、といったところが多かったように思います。



これ合わせて買えば送料無料になります。

Date: 2013/1220 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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柳屋でForman(フォーマン)のカベルネ・ソヴィニョン2010が税抜き9500円で出ています。税込みでも1万円切り。Wine Advocate誌で98点(レビュアはアントニオ・ガッローニ)ついたまさにそのワインです。

FormanのワインメーカーRic Formanといえば1960年代にSterlingのワインメーカーとして名を馳せ、Newtonでもワインメーカーを務めた人。さらにはAbreuの設立にも手を貸しているというナパの偉人の一人。ヴィンテージ入りのメルローをカリフォルニアで最初に作ったワインメーカーです。ガッローニは「ナパの最初のスーパースターワインメーカー」とまで言っています。マロラクティック発酵なしのシャルドネの専門家としても知られています。

Forman Wineryは1978年にHowell Mountainの麓(AVAはSt. Helena)に買った畑が元として、1983年に設立。シャルドネとカベルネ・ソヴィニョンを作ってきましたが、今はカベルネ・ソヴィニョンだけのようです。

これだけのワインがこの価格というのは老舗だからこそできること。なお、唯一の難点は飲み頃は2016年以降だとのこと(ガッローニによると)。できたらセラーに寝かせてあげましょう。

Date: 2013/1219 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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サンタ・ルシア・ハイランズを代表する畑がPisoni Vineyardです(ピゾーニ、あるいはピソーニ)。オーナーのGary Pisoniがブルゴーニュでラ・ターシュの畑から取ってきたと言われるクローンが植わっているというのが当初の「売り」でしたが、その真偽はともかくとして、カリフォルニアのピノ・ノワールの中でも極めつけの存在感を持っている畑であるのは確か。骨太で力強いピノ・ノワールを次々と生み出しています。

ピゾーニのブドウを使うワイナリは10余りありますが、中でも評価が高く、一歩抜きん出た印象があるのが本家Pisoniによるもの。2011年のヴィンテージでもWine Advocate誌で96点。Paul Latoによる96+とほぼ並んでいます。

日本に入荷されたばかりではありますが、そもそも希少なワインの上に人気も高いので、入手はお早めに。

特に、ピノ・ノワールよりレアなシャルドネは早い者勝ち状態です。

Date: 2013/1218 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ワインボトルもいろいろありますが、陶器のボトルというのは、今のところこのワインしか見たことがありません。

寝酒 Silver Mer Soleil Unoaked Chardonnay

Mer Soleil(メル・ソレイユ)はナパのカベルネで有名なCaymusのオーナーであるWagner家がSanta Lucia Highlandsで営むワイナリです。現在は2種類のシャルドネだけを作っています。1つがワイナリ名そのままのMer Soleil Reserveで、もう1つがこのワインSilverです。

Mer Soleil Reserveの方は、ワイナリのトップページに「Buttery, Rich, Golden Oh My.」とやや扇情的な文句が書かれており、100%樽を使って発酵・熟成し、マロラクティック発酵も行ったリッチなシャルドネです。

一方、Silverの方はそれとは真逆で「This Chardonnay Never See Oak. Ever」と書かれています。コンクリートのタンクで発酵し、マロラクティック発酵も行っていません。陶器のボトルはコンクリートをイメージしたものだそうです。

とりあえず、ワイン会に持って行ったら話題作りになることは間違いありません。Mer Soleilと飲み比べてもいいでしょうね。

Date: 2013/1217 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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楽天のウメムラでは税抜き30000円で出ています。

昨今の状況から見ると、税抜きで2万円台になることはないでしょうから、最安と言っていいでしょう。税込みで31500円になり、送料無料です。

4月から消費税が上がることを考えると、買うなら今のうちですね。

Date: 2013/1216 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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カリフォルニアワインあとりえで、ラベル不良品などを安く販売するアウトレットセールを開催しています。

例えばシミ(Simi)のシャルドネは税抜きで1960円。2000円切るのは、めったにないワインです。さらに珍しいリザーブのシャルドネも税抜きで2950円。こちらはそもそも売っている事自体があまりありません。

レイヴンズウッドのカウンティものジンファンデルも安くなっています。個人的にはロウダイの1580円(税抜き)が一押しですが、ソノマやナパもあります。

Date: 2013/1213 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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非常に評価の高いカレラのピノ・ノワール2010年ですが、国内の在庫が枯渇に向かっているようです。既に、ジェンセンやセレックといった一番人気、二番人気の畑は売り切れているところも多数です。「AUTHORITY Styleにジェンセン含むCalera2010が一気入荷」で紹介したAUTHORITY Styleではジェンセンとライアンが売り切れ状態。

今、楽天でジェンセンがリーズナブルな価格で買えるのはWINE倶楽部秀友くらいのようです。ただしこちらではリードとセレックが売り切れ。

この分だと、年明け頃には全部なくなっているかもしれません。

Date: 2013/1210 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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スパークリング・ワインの記事が続いた(カリフォルニア・スパークリング最高峰の1つロデレールのエルミタージュが入荷【追記】WEでは年間トップに!米国で買うより全然安いドメーヌ・カーネロスのフラグシップ「レーヴ」)ので、ついでにもう1本。

プレミアムなスパークリングももちろんいいのですが、クリスマスで華やかさを演出するなら、ロゼもお薦めです。肉料理にも合わせやすいので食事を選ばないという利点もあります。

J(ジェイ)のBrut Rose(ブリュット・ロゼ)はボトルの美しさが特筆モノ。透明なボトルでロゼの色を引き出しているだけでなく、ボトルの曲線がなんともいえません。2011年にSFクロニクルトップ100に入っているだけあって、味も十分美味しいです。

個人的にも昨年のクリスマスはこれを飲みましたし、友人へのプレゼントでも喜ばれました。

値段はむちゃくちゃ安いというわけではありませんが、米国で38ドルが4000円台ですから、全然高くもありません。

Date: 2013/1209 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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Domaine Carnerosはフランスのシャンパン・ハウス「テタンジェ」がカリフォルニアに作ったワイナリ。文字通りナパのカーネロスにあるスパークリング・ワインを主とするワイナリです。

ここのフラグシップがLe Reve(レーヴ)。フランス語で夢という意味です。良年だけに作られる特別なスパークリングです。100%シャルドネのブラン・ド・ブラン。Wine Enthusiast誌では95点という高い評価を得ています。

ワイナリのページによるとカニやロブスター、ホタテといった魚介類、チキンにもよく合うそうです。クリスマスなどにもいいのではないでしょうか。

このスパークリング、ワイナリ価格が99ドルで米国の流通価格でも80ドル前後。それがなぜか日本では5000円台とか6000円台で売っています。円高時のレートで輸入したのでしょうか。

ちなみに現在のヴィンテージは2006ですが、次の2008はワイナリ価格が110ドルに上がります。円安で日本での価格も大きく上がってしまうかも。このワインをこの価格で買えるのは今だけかもしれません。

先日紹介したロデレール・エステートと甲乙つけがたいお薦めです。

なお、もうちょっと安いのがいい、という方には2009年のBrutもお勧めです。これもワイナリ価格28ドルが2000円台前半という価格逆転現象。しかもWine Spectator誌で93点という高評価です。単純にコスト・パフォーマンスで考えるならば、これに勝るスパークリング・ワインは現時点ではないと言ってもいいでしょう。





Date: 2013/1208 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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柳屋によるとTurleyの輸入が10年ぶりに復活したそうです。おすすめワインのコーナーを始めたころは、何回か紹介しているので、そんなにも来ていなかったかな? という気もするのですが、代理店契約をしていない輸入品だったのかもしれないですね。

Wine Advocate誌で96点以上を取ったジンファンデルはこれまで16本。うち8本をTurleyが占めるという実力者。なお、オーナーのLarry Turleyは、Marcassinなどで知られるHelen Turleyの兄で、ワイナリの初期はHelenがワインメーカーをしていましたが、すぐに喧嘩別れしています。

今回入っているのはジュブナイル。Turleyの契約している畑の中で、比較的若い樹(といっても最高25年だそうですが)のブドウで作ったもの。Old Vinesと並んでTurleyの中では入門的な位置づけになります。

以前はTurleyというと、ひたすら濃厚でパワフルなジンファンデルというイメージがありましたが、近年はエレガントな方向に進んでいるそうです。

なお、今回のワイン(2012年)を作ったのはHelenの後を継いで現在の名声を作り上げたEhren Jordanですが、残念ながら2013年に自身のワイナリに専念するためにTurleyをやめています。2012年はEhrenの作るジンファンデルを味わえる最後のチャンスかもしれません。

Date: 2013/1205 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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【2013.12.6追記】発表されたばかりのWine Enthusiast誌の年間トップ100では、このワインがなんと1位、しかもカリフォルニアワインではトップ10中このワインだけがランクインでした! 評価は97点。

カリフォルニアのスパークリング・ワインも最高のものはシャンパーニュに負けないクオリティを持っていることは、以前「ドンペリ、クリスタル、クリュッグに勝ったカリフォルニアのスパークリングは?」という記事でも紹介しました。

ただ、こういったプレミアムなキュベは日本への入荷が少ないことが悩ましいところ。

今回紹介するロデレール・エステートのエルミタージュも前回入荷の60本は2日で売り切れたとか。

ロデレール・エステートはプレミアムなシャンパーニュとして知られている「クリスタル」を作るルイ・ロデレールがカリフォルニアのアンダーソン・ヴァレーに作ったワイナリ。ソノマの北方の涼しい地域でシャンパーニュ作りの叡智を注いで作っているそうです。

入手しやすい「カルテット」は非常にコスト・パフォーマンスの高いスパークリングでお薦めですが、上位版のエルミタージュはなかなか飲む機会もありません。

今回の入荷は最新ヴィンテージの2004年。長い瓶熟成に加えて、「リザーブ・ワイン」として2000年に収穫したワインを4%加えているのが、ロデレールのこだわりだそうです。

それでいて米国で47ドルのものが5000円台あるいは6000円台で入手できるので、お得感もあります。

クリスマスに楽しむ「ちょっといい泡」としてお薦めです。

なお、輸入元はエノテカなので、状態にこだわるならエノテカで買うのがいいかもしれません。
Date: 2013/1203 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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先日、「30周年を迎えたAu Bon Climatのフラグシップ・シャルドネ」という記事でオー・ボン・クリマのニュイ・ブランシェを紹介しました。そのときの価格は3980円で、それでも十分格安(米国の価格は40ドル前後)なのですが、パリ16区では3480円と、米国価格よりも明らかに安くなっています。

さらに、オー・ボン・クリマのピノ・ノワールのフラグシップであるイザベルとノックス・アレクサンダーも格安。イザベルは4980円、ノックスは3980円。実はどちらも米国での価格は40ドル台前半。ノックスは現地価格以下です。イザベルはエレガント、ノックスは骨太と好対照の2本。個人的にはこの価格ならイザベルを選びたいような気がしますが、3000円台でノックスが買えるというのもかなり魅力的です。

ここ数年、オー・ボン・クリマは格安アイテムになっていますので、狙い目ですよ。

Date: 2013/1201 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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AUTHORITY Styleにカレラのピノ・ノワール単一畑ものが一気に入荷しています。入手困難なジェンセンも今のところ二桁本残っていますし、さらにレアなセレックもあります。

Caleraの2010年ピノ・ノワール単一畑のWine Advocate誌による評価は、JensenとMillsが96、Selleck 95、de VilliersとRyanが94、Reedが93。どれも高評価です。

コスト・パフォーマンスでは5000円切るde Villiersと6000円台のMillsが双璧ですが、Jensenの分かりやすい魅力も捨てがたいものがあります。例えば、Wine AdvocateではJensenを「More rich and structured, yet still sexy and voluptuous」と形容しています。

畑ごとに飲み比べしてみるのも面白いでしょうね。