Wine Advocate誌の210号が発表されました。従来2月の号で掲載されていたソノマの特集がこの号に移っています。
まだちらっと見ただけですが、最大のトピックはピノ・ノワールで初の100点が付いたこと。これまで、カベルネ系、シラー系、シャルドネでは100点がありましたが、ピノ・ノワールは最高99点でした。
栄誉を受けたのはピーター・マイケル(Peter Michael)のクロ・デュ・シエル(Clos du Ciel)2010年とマ・ダンジューズ(Ma Danseuse)2010年。いずれもピーター・マイケルがソノマ・コーストに持っている畑のワインです。以下はワイナリ紹介記事(Peter Michael Winery: シャルドネ、ボルドー・ブレンドなどでカリフォルニアの最高峰を行く)からの抜粋。
日本にはピーター・マイケルのピノ・ノワールではル・カプリスだけが入荷されているようです。これも2010年は98点と高評価ですが、残念ながら売り切れているようです。
また、ソノマのシラーとしては初めてDonelan Family(ドネラン・ファミリー)のRichard's Vineyard 2009が100点を得ました。ドネラン・ファミリーは以前Paxというワイナリだったところです。オーナー変更によって今の名称になりました。
ソノマではVeriteのカベルネ系、Marcassinのシャルドネに続いて4系統の品種で100点のワインを持つことになり、ソノマが様々な品種で優れたワインを生み出す土地であることを証明した格好です。
また、Marcassinのシャルドネ、Peter Michaelのピノ・ノワールどちらもソノマ・コーストのワインであり、ソノマ・コーストへの注目度がこれからますます増しそうです。
残念ながらソノマ・コーストの畑になる前のワインです。
まだちらっと見ただけですが、最大のトピックはピノ・ノワールで初の100点が付いたこと。これまで、カベルネ系、シラー系、シャルドネでは100点がありましたが、ピノ・ノワールは最高99点でした。
栄誉を受けたのはピーター・マイケル(Peter Michael)のクロ・デュ・シエル(Clos du Ciel)2010年とマ・ダンジューズ(Ma Danseuse)2010年。いずれもピーター・マイケルがソノマ・コーストに持っている畑のワインです。以下はワイナリ紹介記事(Peter Michael Winery: シャルドネ、ボルドー・ブレンドなどでカリフォルニアの最高峰を行く)からの抜粋。
ピノ・ノワールはサンタ・ルシア・ハイランズの著名な畑であるPisoni Vineyardsから購入したブドウで作るMoulin Rouge(1997年~)のほか、2009年以降ソノマ・コーストの自社畑Seaview Vineyardから3種類作っています。Clos du Cielは3つの中で最も温暖なブロックである、力強いワイン。Le Capriceは2007年と2008年は購入したブドウで、2009年から自社畑。最大斜度50度という強烈な斜面のブロックだそうです。Ma Danseuseは最も冷涼なブロック。名前は「私のダンサー」という意味で、サー・ピーター・マイケルが17歳のときに、柔道のクラスからダンスのクラスに移り、未来の妻と出会ったことへの感謝を表しているそうです。
日本にはピーター・マイケルのピノ・ノワールではル・カプリスだけが入荷されているようです。これも2010年は98点と高評価ですが、残念ながら売り切れているようです。
また、ソノマのシラーとしては初めてDonelan Family(ドネラン・ファミリー)のRichard's Vineyard 2009が100点を得ました。ドネラン・ファミリーは以前Paxというワイナリだったところです。オーナー変更によって今の名称になりました。
ソノマではVeriteのカベルネ系、Marcassinのシャルドネに続いて4系統の品種で100点のワインを持つことになり、ソノマが様々な品種で優れたワインを生み出す土地であることを証明した格好です。
また、Marcassinのシャルドネ、Peter Michaelのピノ・ノワールどちらもソノマ・コーストのワインであり、ソノマ・コーストへの注目度がこれからますます増しそうです。
残念ながらソノマ・コーストの畑になる前のワインです。
2013年おまとめシリーズ第3段は美味しかったものトップ10です。順位はなしで、ジャンルごとに挙げていきます。
【辛いものシリーズ】
AndyさんのChinese Restaurant HIROでの写真 - ミイル
神田のChinese Restaurant HIROは、今年一番多く通った店です。どれもレベル高いのですが、中でも麻婆豆腐は痺れる系のうまさ。デザートの杏仁豆腐も美味しいです。
Andyさんの五指山での写真 - ミイル
これも神田の五指山。ランチは麻婆豆腐丼と担々麺だけですが、どちらも美味しい。麻婆豆腐丼は汁多めの麻婆豆腐の下にご飯。美味しくないはずがない。これもかなり痺れます。Hiroがおしゃれ系なら、こちらはガッツリ系。
【麺類大集合】
麺喰いなので、麺類は5つ。
Andyさんの丸香での写真 - ミイル
神保町・丸香の冷やかけとかしわ天。冷やかけはとにかく惚れぼれするほど美しい麺。ここの麺はコシがあるだけでなく、弾力がすごい。かしわ天は以前より小ぶりになってしまったような気がしますが、相変わらず美味しいです。
Andyさんの丸香での写真 - ミイル
丸香からもうひとつはきつねうどん。丼と同じくらいの大きさのきつねは厚みもあって美味しい。幸せになります。
Andyさんのトナリでの写真 - ミイル
東京駅近くTOKIAにあるトナリのタンメンは癖になります。タンメンとしてはワイルド系です。具はスパイシーで麺は弾力があります。唐揚げとのセットが好き。
AndyさんのPASTAVOLAでの写真 - ミイル
大手町のOTEMORIにあるPASTAVOLAは生パスタを売りにしている店。田町あたりに本店があるそう。ボローネーゼはちょっと甘目だけどじっくり煮込んだソースがおいしく生パスタのもちもちと合います。
Andyさんの七志 とんこつ編 青葉台店での写真 - ミイル
ラーメンは大好きでよく食べますが、これというのを決めるのはなかなか難しいです。今では普通以上に美味しいラーメンはそこかしこで食べられるようになりました。ここで取り上げるにはプラスアルファがほしいところ。ということで、冷たいトマトベースのスープを使ったつけ麺です。冷製パスタといった方があっている気もしました。
【肉3連発】
最後は肉料理3つです。
Andyさんの写真 - 写真を通じて『おいしい』を共有するサービス ミイル
麻布台のアフェットでの「和風ブリスケのビステッカ。ヴァンルージュソースと黒トリュフ・あわび茸のフィナンツェーラソース。スペアミントの香り」。ここの店はトリュフの使い方が抜群にうまいと思います。2014年にはシェフが代わるということで、一層の飛躍を期待します。
Andyさんの写真 - 写真を通じて『おいしい』を共有するサービス ミイル
青山のフロリレージュで食べた「フォアグラのソテーとヘーゼルナッツのメレンゲ」。フォアグラとヘーゼルナッツがあんなに合うとは思わなかったです。
Andyさんの写真 - 写真を通じて『おいしい』を共有するサービス ミイル
最後もフロリレージュで「イチボの瞬間燻製」。食べる直前にスモークするのがとても効いています。火入れも絶妙です。
Andyさんの写真 - 写真を通じて『おいしい』を共有するサービス ミイル
番外で、自宅で食べたステーキ。コストコのサーロインを炊飯器で低温調理したものです。いい具合にできたと自画自賛しています(笑)
【辛いものシリーズ】
AndyさんのChinese Restaurant HIROでの写真 - ミイル
神田のChinese Restaurant HIROは、今年一番多く通った店です。どれもレベル高いのですが、中でも麻婆豆腐は痺れる系のうまさ。デザートの杏仁豆腐も美味しいです。
Andyさんの五指山での写真 - ミイル
これも神田の五指山。ランチは麻婆豆腐丼と担々麺だけですが、どちらも美味しい。麻婆豆腐丼は汁多めの麻婆豆腐の下にご飯。美味しくないはずがない。これもかなり痺れます。Hiroがおしゃれ系なら、こちらはガッツリ系。
【麺類大集合】
麺喰いなので、麺類は5つ。
Andyさんの丸香での写真 - ミイル
神保町・丸香の冷やかけとかしわ天。冷やかけはとにかく惚れぼれするほど美しい麺。ここの麺はコシがあるだけでなく、弾力がすごい。かしわ天は以前より小ぶりになってしまったような気がしますが、相変わらず美味しいです。
Andyさんの丸香での写真 - ミイル
丸香からもうひとつはきつねうどん。丼と同じくらいの大きさのきつねは厚みもあって美味しい。幸せになります。
Andyさんのトナリでの写真 - ミイル
東京駅近くTOKIAにあるトナリのタンメンは癖になります。タンメンとしてはワイルド系です。具はスパイシーで麺は弾力があります。唐揚げとのセットが好き。
AndyさんのPASTAVOLAでの写真 - ミイル
大手町のOTEMORIにあるPASTAVOLAは生パスタを売りにしている店。田町あたりに本店があるそう。ボローネーゼはちょっと甘目だけどじっくり煮込んだソースがおいしく生パスタのもちもちと合います。
Andyさんの七志 とんこつ編 青葉台店での写真 - ミイル
ラーメンは大好きでよく食べますが、これというのを決めるのはなかなか難しいです。今では普通以上に美味しいラーメンはそこかしこで食べられるようになりました。ここで取り上げるにはプラスアルファがほしいところ。ということで、冷たいトマトベースのスープを使ったつけ麺です。冷製パスタといった方があっている気もしました。
【肉3連発】
最後は肉料理3つです。
Andyさんの写真 - 写真を通じて『おいしい』を共有するサービス ミイル
麻布台のアフェットでの「和風ブリスケのビステッカ。ヴァンルージュソースと黒トリュフ・あわび茸のフィナンツェーラソース。スペアミントの香り」。ここの店はトリュフの使い方が抜群にうまいと思います。2014年にはシェフが代わるということで、一層の飛躍を期待します。
Andyさんの写真 - 写真を通じて『おいしい』を共有するサービス ミイル
青山のフロリレージュで食べた「フォアグラのソテーとヘーゼルナッツのメレンゲ」。フォアグラとヘーゼルナッツがあんなに合うとは思わなかったです。
Andyさんの写真 - 写真を通じて『おいしい』を共有するサービス ミイル
最後もフロリレージュで「イチボの瞬間燻製」。食べる直前にスモークするのがとても効いています。火入れも絶妙です。
Andyさんの写真 - 写真を通じて『おいしい』を共有するサービス ミイル
番外で、自宅で食べたステーキ。コストコのサーロインを炊飯器で低温調理したものです。いい具合にできたと自画自賛しています(笑)
California Wine Gardenのお楽しみボックス、昨年に引き続きことしも登場しました。6本の定価で2万3300円~2万8250円なのが1万4700円、さらに会員登録すれば1万2600円で手に入るというとてもお得なセットです。
今年は10種類のセットから選べるようになっています。どのセットも中身のワインは公表していますから、安心して購入できます。
個人的に一番気になったのはロキオリのソヴィニョン・ブランが入った「H(しっかり飲み応え系セット)」。
☆2008 ホーククレスト シャルドネ モントレー
☆2007 ロッキオーリ ソーヴィニョンブラン ルシアンリヴァーヴァレー
★2008 ハートオーザマウンテン ピノノワール サンタクルーズマウンテン
★2010 ペドロンチェリ カベルネソーヴィニヨン ドライクリークヴァレー スリーヴィンヤード
★2007 クロぺガス メルロー ミツコヴィンヤード ナパヴァレー
★2007 ケネスクロフォード シラー フォープレー サンタバーバラ
というラインナップです。ほかのワインは下のリンクからご確認ください。
California Wine Garden / (CWGセール!)検索結果
今年は10種類のセットから選べるようになっています。どのセットも中身のワインは公表していますから、安心して購入できます。
個人的に一番気になったのはロキオリのソヴィニョン・ブランが入った「H(しっかり飲み応え系セット)」。
☆2008 ホーククレスト シャルドネ モントレー
☆2007 ロッキオーリ ソーヴィニョンブラン ルシアンリヴァーヴァレー
★2008 ハートオーザマウンテン ピノノワール サンタクルーズマウンテン
★2010 ペドロンチェリ カベルネソーヴィニヨン ドライクリークヴァレー スリーヴィンヤード
★2007 クロぺガス メルロー ミツコヴィンヤード ナパヴァレー
★2007 ケネスクロフォード シラー フォープレー サンタバーバラ
というラインナップです。ほかのワインは下のリンクからご確認ください。
California Wine Garden / (CWGセール!)検索結果
ニュースもないので、まとめものを続けます。
今年のベストワイン、今まで書いているようで書いていない記事でした。
このブログには「テイスティング・ノート」というカテゴリーがあるのですが、今年の記事はわずか4本。これしか飲んでいないわけではありませんが、普段は安ワインが中心なので、わざわざ記事に書くものがないわけで。
また、試飲会ではWAで100点を取ったColginのIX Estateなど、高級なものがいろいろありましたが、やっぱりお金を払っているものと一緒には論じられないような気がします。
そんなこんなでいろいろ考えて、結局ベスト2本を選ぶことにしました。
1本目はPeter Michael Les Pavots 1998。
記事はこちら(最近飲んだワイン――Peter Michael Les Pavots 1998)。総じて今年はカベルネ系の方が出会いが多かったような気がします。また、飲んだシチュエーションとかも影響しますね。
2本めはIron Horse Blanc de Blancs LD 1990
記事はこちら(結婚20周年記念のディナーは「フロリレージュ」)。泡物で感動することはあまりないのですが、これは例外でした。機会があればまた入手したいワインです。
今年のベストワイン、今まで書いているようで書いていない記事でした。
このブログには「テイスティング・ノート」というカテゴリーがあるのですが、今年の記事はわずか4本。これしか飲んでいないわけではありませんが、普段は安ワインが中心なので、わざわざ記事に書くものがないわけで。
また、試飲会ではWAで100点を取ったColginのIX Estateなど、高級なものがいろいろありましたが、やっぱりお金を払っているものと一緒には論じられないような気がします。
そんなこんなでいろいろ考えて、結局ベスト2本を選ぶことにしました。
1本目はPeter Michael Les Pavots 1998。
記事はこちら(最近飲んだワイン――Peter Michael Les Pavots 1998)。総じて今年はカベルネ系の方が出会いが多かったような気がします。また、飲んだシチュエーションとかも影響しますね。
2本めはIron Horse Blanc de Blancs LD 1990
記事はこちら(結婚20周年記念のディナーは「フロリレージュ」)。泡物で感動することはあまりないのですが、これは例外でした。機会があればまた入手したいワインです。
2013年にこのブログでよく読まれた記事トップ10を紹介します。
10位:炊飯器の低温調理機能でローストポークに挑戦
このレシピと先日のヒレ肉のロースト。どちらがいいかは難しいところです。簡単なのは先日の方です。
9位:オーパス・ワン過去最高評価の2010ヴィンテージ、出荷が始まる
米国での出荷開始を受けての記事でした。オーパス・ワンの記事は人気です。
8位:まとめ:飛行機内のワイン持込と箱について
2007年に書いた記事ですが、今でもコンスタントにアクセスがあります。
7位:【保存版】ブショネのワインを救う方法
これも定番中の定番。おそらくこのブログ全体で通算一番読まれている記事です。
6位:ワイン映画の歴代トップ10は?
これはちょっと意外でした。「ワイン 映画」で検索すると2番目になっているのですね。2012年に書いた記事です。
5位:敢えて言う 今が買いどき オーパス・ワン
2009年に書いた記事です。その頃と今とでは価格がだいぶ違っています。
4位: iPhoneで撮った写真をPCと同期する簡単な方法
ここで紹介しているSugarSynをずっと使っていましたが、有料モデルに移行するとのこと。残念です。
3位:Opus Oneにまつわる五つの誤解
オーパス・ワン関連で一番読まれている記事です。
2位: iPhoneのマルチタスクバーからアプリを消すことには意味があるのか?
技術系記事では一番読まれています。Naverまとめで取り上げられて、アクセスが増えました。
1位:もしも乙武さんが訪れたのが米国のレストランだったら
この記事ははてなブックマークでホッテントリに入り、短い期間でびっくちするくらいアクセスがありました。一発勝負の記事です。
10位:炊飯器の低温調理機能でローストポークに挑戦
このレシピと先日のヒレ肉のロースト。どちらがいいかは難しいところです。簡単なのは先日の方です。
9位:オーパス・ワン過去最高評価の2010ヴィンテージ、出荷が始まる
米国での出荷開始を受けての記事でした。オーパス・ワンの記事は人気です。
8位:まとめ:飛行機内のワイン持込と箱について
2007年に書いた記事ですが、今でもコンスタントにアクセスがあります。
7位:【保存版】ブショネのワインを救う方法
これも定番中の定番。おそらくこのブログ全体で通算一番読まれている記事です。
6位:ワイン映画の歴代トップ10は?
これはちょっと意外でした。「ワイン 映画」で検索すると2番目になっているのですね。2012年に書いた記事です。
5位:敢えて言う 今が買いどき オーパス・ワン
2009年に書いた記事です。その頃と今とでは価格がだいぶ違っています。
4位: iPhoneで撮った写真をPCと同期する簡単な方法
ここで紹介しているSugarSynをずっと使っていましたが、有料モデルに移行するとのこと。残念です。
3位:Opus Oneにまつわる五つの誤解
オーパス・ワン関連で一番読まれている記事です。
2位: iPhoneのマルチタスクバーからアプリを消すことには意味があるのか?
技術系記事では一番読まれています。Naverまとめで取り上げられて、アクセスが増えました。
1位:もしも乙武さんが訪れたのが米国のレストランだったら
この記事ははてなブックマークでホッテントリに入り、短い期間でびっくちするくらいアクセスがありました。一発勝負の記事です。
2014年は午年。「馬」のラベルのワインを探してみたら、Iron HorseとWild Horseがありました。こちらのページにはほかにもいろいろ載っていますが、やはり日本で買えるのは限られています。
【追記】オレゴンのファイアースティードも馬ラベルのワインありました。
年内発送が終わった店もあるようなので、注意して注文してください。Vin du 268は31日まで発送するとのことで、大丈夫です。
米国以外だと、こんなのもありました。
【追記】オレゴンのファイアースティードも馬ラベルのワインありました。
年内発送が終わった店もあるようなので、注意して注文してください。Vin du 268は31日まで発送するとのことで、大丈夫です。
米国以外だと、こんなのもありました。
神田駅のガード下にある居酒屋「升亀」。B級グルメの王道というか何というか、夜飲みに行っても2000円もあれば十分お腹いっぱいお酒もいっぱいという超良心的なお店。ランチも納豆定食420円を筆頭に激安、大盛りしかも美味しい。
そんなわけで昼も夜も座るのが大変なくらい混んでいるこの店が、事情で今月(28日まで)で閉店なのだそうです。というわけで、多分夜行くのはこれが最後。
料理の写真は撮るのを忘れたので、以前ランチで撮ったものを貼っておきます。
Andyさんの升亀本店での写真 - ミイル
これが納豆定食。サイズがわかるようにカードを置いてみました。納豆は中央上で、右上は1丁分もあろうかという冷奴、中央はイカ天。右下はお通しのなめこおろし、下中央の味噌汁はおかわり可、左下はどんぶり飯。これで420円という信じられない安さです。ご飯を小さくすると400円になるらしい。
Andyさんの酒蔵 升亀での写真 - ミイル
これはメンチカツ定食600円。納豆定食よりシンプルですが、メンチカツは短い方の径で15cmくらい、長い方は20cmくらいもある巨大なものです。夜もよく頼みますが、1切れ食べれば満足のこれをまるごと1個は、食べるのも大変。満足度120%でした。
いやあ、ほんと残念でなりません。
そんなわけで昼も夜も座るのが大変なくらい混んでいるこの店が、事情で今月(28日まで)で閉店なのだそうです。というわけで、多分夜行くのはこれが最後。
料理の写真は撮るのを忘れたので、以前ランチで撮ったものを貼っておきます。
Andyさんの升亀本店での写真 - ミイル
これが納豆定食。サイズがわかるようにカードを置いてみました。納豆は中央上で、右上は1丁分もあろうかという冷奴、中央はイカ天。右下はお通しのなめこおろし、下中央の味噌汁はおかわり可、左下はどんぶり飯。これで420円という信じられない安さです。ご飯を小さくすると400円になるらしい。
Andyさんの酒蔵 升亀での写真 - ミイル
これはメンチカツ定食600円。納豆定食よりシンプルですが、メンチカツは短い方の径で15cmくらい、長い方は20cmくらいもある巨大なものです。夜もよく頼みますが、1切れ食べれば満足のこれをまるごと1個は、食べるのも大変。満足度120%でした。
いやあ、ほんと残念でなりません。
樋口さんが以前miilに上げていた豚ヒレ肉ブロックのロースト(下)が美味しそうだったので、レシピを聞いてクリスマスに挑戦してみました。
osamuhさんのHomeでの写真 - ミイル
詳しいレシピは下に記しますが、基本的にはアップルジュースに漬け込み、低温のオーブンでゆっくり焼くだけのシンプルなもの。結果がこれ。
Andyさんの写真 - 写真を通じて『おいしい』を共有するサービス ミイル
切り口はこんな感じ。
とにかく、むちゃくちゃ柔らかいです。1cmくらいの厚さで切りましたが、いくらでもペロリと食べられる感じ。シンプルな味付けなので、マスタードを付けて食べるのもよかったです。2本で1.2kgのブロック、4人で簡単になくなりました。
さて、一番肝心な焼き時間は、オーブンの癖もあるので、何回か作ってみてちょうどいいところを見つけるのがいいようです。もうちょっと焼き時間が短くてもいいかもしれません。
今回の豚ヒレブロックはコストコで買ったもの。米国産ですが、100g103円とすごく安いです。筋も全くなく、これは「買い」です。またやってみよう。
レシピは以下。
osamuhさんのHomeでの写真 - ミイル
詳しいレシピは下に記しますが、基本的にはアップルジュースに漬け込み、低温のオーブンでゆっくり焼くだけのシンプルなもの。結果がこれ。
Andyさんの写真 - 写真を通じて『おいしい』を共有するサービス ミイル
切り口はこんな感じ。
とにかく、むちゃくちゃ柔らかいです。1cmくらいの厚さで切りましたが、いくらでもペロリと食べられる感じ。シンプルな味付けなので、マスタードを付けて食べるのもよかったです。2本で1.2kgのブロック、4人で簡単になくなりました。
さて、一番肝心な焼き時間は、オーブンの癖もあるので、何回か作ってみてちょうどいいところを見つけるのがいいようです。もうちょっと焼き時間が短くてもいいかもしれません。
今回の豚ヒレブロックはコストコで買ったもの。米国産ですが、100g103円とすごく安いです。筋も全くなく、これは「買い」です。またやってみよう。
レシピは以下。
ピアス氏病はガラス羽シャープシューターという名の大型のヨコバイを媒介として感染するブドウの病気。10数年前から流行が始まり、一度感染すると治す方法がないため、死病として恐れられていました。その病気に耐性のあるルートストックが商用化に近づいているそうです(PD Resistant Vines Available in 2015? - Wines & Vines - Wine Industry News Headlines)。
以前、「ピアス氏病撲滅に大きな前進か」という記事を書いていますが、これが実ったのでしょうか。
ピアス氏病、20年ほど前にはすごく恐れられていたものです。このサイトにも特設ページを作って報道していたのでした。
以前、「ピアス氏病撲滅に大きな前進か」という記事を書いていますが、これが実ったのでしょうか。
ピアス氏病、20年ほど前にはすごく恐れられていたものです。このサイトにも特設ページを作って報道していたのでした。
柳屋で年末恒例の福袋を売っています。今年は途中で銘柄が1本だけ入れ替わるとのことで、前半50セットと後半50セット。既に前半50セットは売り切れています。
5本で税抜き9999円。今年の内容は
1.ワイナリ価格50ドル、国内定価6000円のRRVのピノ・ノワール
2.ホワイトハウスで使われたことがあるという女性醸造家のカベルネ・ソヴィニョン定価3200円
3.ミドルクラスが某誌トップ100になったワインのスタンダード品シラー定価2300円
4.モントレーのシャルドネ金賞受賞品、定価2000円
5.NZのソヴィニョン・ブラン、リザーブ品定価1650円
平均価格が約2000円であることを考えると、1番にすべてを託したというような組み合わせです。
ここの福袋、以前買ったことがありますが、大当たりはない代わりに、ハズレもないという感じでした。基本的に普段の店のラインナップ外のものなので、どちらかというとメジャーなワイナリというより知る人ぞ知る、といったところが多かったように思います。
これ合わせて買えば送料無料になります。
5本で税抜き9999円。今年の内容は
1.ワイナリ価格50ドル、国内定価6000円のRRVのピノ・ノワール
2.ホワイトハウスで使われたことがあるという女性醸造家のカベルネ・ソヴィニョン定価3200円
3.ミドルクラスが某誌トップ100になったワインのスタンダード品シラー定価2300円
4.モントレーのシャルドネ金賞受賞品、定価2000円
5.NZのソヴィニョン・ブラン、リザーブ品定価1650円
平均価格が約2000円であることを考えると、1番にすべてを託したというような組み合わせです。
ここの福袋、以前買ったことがありますが、大当たりはない代わりに、ハズレもないという感じでした。基本的に普段の店のラインナップ外のものなので、どちらかというとメジャーなワイナリというより知る人ぞ知る、といったところが多かったように思います。
これ合わせて買えば送料無料になります。
昨日紹介したワインの偽造事件、やっと私も理解したので(といってもWikipediaといくつかのサイトを読んだだけですが)、簡単にまとめておきます。
1998年:ルディ・クルニアワン学生ビザで米国入国
2000年代前半:ワインを大量に購入。月に100万ドル使うことも。ワイン会をしばしば開き、ロマネ・コンティをよく出したことからDr. Contiの異名を取る
2006年:2つのオークションでワインを大量に販売。2回目のオークションでは2470万ドルという記録を打ち立てた。これらのオークションでシャトー・ラフルールの1947年マグナムを8本販売した
2007年:クリスティーズのオークションで1982年のル・パンのマグナムを出品。偽造ではないかとの疑いで取り下げへ。
2008年:オークションにポンソのクロ・サン・デニを1945年から1971年まで出品。ポンソでは1982年より前にクロ・サン・デニを作ってないので、オーナーが連絡をして取り下げ要求。
2012年3月8日:FBI、ルディ・クルニアワンを逮捕。
2013年12月:ニューヨークで裁判。有罪確定へ
なお、ワイン偽造による詐欺のほかに、入国関係の書類にも不備があったようです。
ワインの偽造といてえば、こちらの本も有名です。
1998年:ルディ・クルニアワン学生ビザで米国入国
2000年代前半:ワインを大量に購入。月に100万ドル使うことも。ワイン会をしばしば開き、ロマネ・コンティをよく出したことからDr. Contiの異名を取る
2006年:2つのオークションでワインを大量に販売。2回目のオークションでは2470万ドルという記録を打ち立てた。これらのオークションでシャトー・ラフルールの1947年マグナムを8本販売した
2007年:クリスティーズのオークションで1982年のル・パンのマグナムを出品。偽造ではないかとの疑いで取り下げへ。
2008年:オークションにポンソのクロ・サン・デニを1945年から1971年まで出品。ポンソでは1982年より前にクロ・サン・デニを作ってないので、オーナーが連絡をして取り下げ要求。
2012年3月8日:FBI、ルディ・クルニアワンを逮捕。
2013年12月:ニューヨークで裁判。有罪確定へ
なお、ワイン偽造による詐欺のほかに、入国関係の書類にも不備があったようです。
ワインの偽造といてえば、こちらの本も有名です。
日本ではほとんど報道されていませんが、米国ではワインの大偽造事件の裁判が現在進行中です。法廷は12月18日、有罪を認めており、4月には最長40年の懲役が決まる見込みです。
いろいろ膨大であまり追っかけていられなかったのですが、Vinographyにまとめ記事が出ていたので紹介します(Jury Convicts Wine Collector Rudy Kurniawan of Fraud - Vinography: A Wine Blog)。
偽造事件の犯人Rudy Kurniawan(ルディ・クルニアワン)はインドネシアの生まれ。ロスアンゼルスでワインコレクターとして名を馳せます。2006年にはLA Timesで、1947年のシュヴァル・ブランのハーフボトル24本に7万5000ドルを投じたことなどが記事に書かれています。
彼はその後、オークションで大量にフランスの銘醸酒を売るようになりますが、偽造ではないかという話が出てきます。2012年には既に、彼が出品したワインを詳細に調べて、実際に作られているワインと違うという証拠を数々調べあげた人がいます(RUDY KURNIAWAN & GLOBAL WINE AUCTION FRAUD THREAD (MERGED))。
そして、今回のニューヨークにおける裁判に至っているわけです。裁判には著名なワイナリから証言に来るなど、いろいろニュースになっています。
日本では偽造ワインの話というのはほとんど聞きませんが、実際にはあるのかもしれませんね。海外ではワイン、特にフランスのボルドーやブルゴーニュの著名ワインは投資の対象にもなっており、オークションなどの二次マーケットで大量のワインがやり取りされています。偽造の大部分はそこで起こっていると見られるので、オークションがあまり活発でない日本では少ないのかもしれません。
いろいろ膨大であまり追っかけていられなかったのですが、Vinographyにまとめ記事が出ていたので紹介します(Jury Convicts Wine Collector Rudy Kurniawan of Fraud - Vinography: A Wine Blog)。
偽造事件の犯人Rudy Kurniawan(ルディ・クルニアワン)はインドネシアの生まれ。ロスアンゼルスでワインコレクターとして名を馳せます。2006年にはLA Timesで、1947年のシュヴァル・ブランのハーフボトル24本に7万5000ドルを投じたことなどが記事に書かれています。
彼はその後、オークションで大量にフランスの銘醸酒を売るようになりますが、偽造ではないかという話が出てきます。2012年には既に、彼が出品したワインを詳細に調べて、実際に作られているワインと違うという証拠を数々調べあげた人がいます(RUDY KURNIAWAN & GLOBAL WINE AUCTION FRAUD THREAD (MERGED))。
そして、今回のニューヨークにおける裁判に至っているわけです。裁判には著名なワイナリから証言に来るなど、いろいろニュースになっています。
日本では偽造ワインの話というのはほとんど聞きませんが、実際にはあるのかもしれませんね。海外ではワイン、特にフランスのボルドーやブルゴーニュの著名ワインは投資の対象にもなっており、オークションなどの二次マーケットで大量のワインがやり取りされています。偽造の大部分はそこで起こっていると見られるので、オークションがあまり活発でない日本では少ないのかもしれません。
柳屋でForman(フォーマン)のカベルネ・ソヴィニョン2010が税抜き9500円で出ています。税込みでも1万円切り。Wine Advocate誌で98点(レビュアはアントニオ・ガッローニ)ついたまさにそのワインです。
FormanのワインメーカーRic Formanといえば1960年代にSterlingのワインメーカーとして名を馳せ、Newtonでもワインメーカーを務めた人。さらにはAbreuの設立にも手を貸しているというナパの偉人の一人。ヴィンテージ入りのメルローをカリフォルニアで最初に作ったワインメーカーです。ガッローニは「ナパの最初のスーパースターワインメーカー」とまで言っています。マロラクティック発酵なしのシャルドネの専門家としても知られています。
Forman Wineryは1978年にHowell Mountainの麓(AVAはSt. Helena)に買った畑が元として、1983年に設立。シャルドネとカベルネ・ソヴィニョンを作ってきましたが、今はカベルネ・ソヴィニョンだけのようです。
これだけのワインがこの価格というのは老舗だからこそできること。なお、唯一の難点は飲み頃は2016年以降だとのこと(ガッローニによると)。できたらセラーに寝かせてあげましょう。
FormanのワインメーカーRic Formanといえば1960年代にSterlingのワインメーカーとして名を馳せ、Newtonでもワインメーカーを務めた人。さらにはAbreuの設立にも手を貸しているというナパの偉人の一人。ヴィンテージ入りのメルローをカリフォルニアで最初に作ったワインメーカーです。ガッローニは「ナパの最初のスーパースターワインメーカー」とまで言っています。マロラクティック発酵なしのシャルドネの専門家としても知られています。
Forman Wineryは1978年にHowell Mountainの麓(AVAはSt. Helena)に買った畑が元として、1983年に設立。シャルドネとカベルネ・ソヴィニョンを作ってきましたが、今はカベルネ・ソヴィニョンだけのようです。
これだけのワインがこの価格というのは老舗だからこそできること。なお、唯一の難点は飲み頃は2016年以降だとのこと(ガッローニによると)。できたらセラーに寝かせてあげましょう。
Wine Spectator誌のカリフォルニアワイン担当であるJames Laubeが2011年のヴィンテージについて最近のブログで言及しています(The Curtain Is Dropping on California)。
それによると、2011年のワインには、カビ臭いものが多数見られるとのこと(mustyとmoldyの違いがよくわからないのですが)。これほどカビ臭を感じたヴィンテージはないとしています。また、赤ワインではタンニンがドライなものが目立つそうです。タンニンがドライであるというのは、いわゆるシルキーなタンニンの逆と思えばいいでしょう。
個々のワインの評価ではなく総体的なものなので、なんとも言えないところはあります。Laube氏も、いいものがないと言っているわけではありません。「素晴らしいワインを作っているところは最高の畑があり、細部にまで注意を払っているところだ」と述べています。
なお、これを受けて評論家のSteve Heimoffも同調する記事を書いています(More on the troubling 2011 vintage)。
これは主にピノ・ノワールについて書いていますが、実際にカビ臭さを感じるケースがかなり多かったとのこと。ナパ、ソノマといったノース・コーストだけでなく、セントラル・コーストのサンタ・ルシア・ハイランズやパソ・ロブレスでもカビにやられた畑がかなりあったといいます。
といってもヴィンテージとしては「bad」ではないと。ワイナリを選ぶ必要があるということだと。
逆に素晴らしいピノ・ノワールを作ったところとしては、以下のワイナリを挙げています。Williams Selyem, Merry Edwards, Paul Hobbs, Rochioli, Lynmar, Dutton-Goldfield, Joseph Phelps, Failla, Thomas Fogarty, Flowers, Testarossa, Tantara, Freeman, Sojourn, Siduri and Foxen。
よく言われることですが、いいヴィンテージはどのワイナリでもハズレを引かないが、あまり良くないヴィンテージは、いいワイナリを選ばないといけないということですね。
それによると、2011年のワインには、カビ臭いものが多数見られるとのこと(mustyとmoldyの違いがよくわからないのですが)。これほどカビ臭を感じたヴィンテージはないとしています。また、赤ワインではタンニンがドライなものが目立つそうです。タンニンがドライであるというのは、いわゆるシルキーなタンニンの逆と思えばいいでしょう。
個々のワインの評価ではなく総体的なものなので、なんとも言えないところはあります。Laube氏も、いいものがないと言っているわけではありません。「素晴らしいワインを作っているところは最高の畑があり、細部にまで注意を払っているところだ」と述べています。
なお、これを受けて評論家のSteve Heimoffも同調する記事を書いています(More on the troubling 2011 vintage)。
これは主にピノ・ノワールについて書いていますが、実際にカビ臭さを感じるケースがかなり多かったとのこと。ナパ、ソノマといったノース・コーストだけでなく、セントラル・コーストのサンタ・ルシア・ハイランズやパソ・ロブレスでもカビにやられた畑がかなりあったといいます。
といってもヴィンテージとしては「bad」ではないと。ワイナリを選ぶ必要があるということだと。
逆に素晴らしいピノ・ノワールを作ったところとしては、以下のワイナリを挙げています。Williams Selyem, Merry Edwards, Paul Hobbs, Rochioli, Lynmar, Dutton-Goldfield, Joseph Phelps, Failla, Thomas Fogarty, Flowers, Testarossa, Tantara, Freeman, Sojourn, Siduri and Foxen。
よく言われることですが、いいヴィンテージはどのワイナリでもハズレを引かないが、あまり良くないヴィンテージは、いいワイナリを選ばないといけないということですね。
サンタ・ルシア・ハイランズを代表する畑がPisoni Vineyardです(ピゾーニ、あるいはピソーニ)。オーナーのGary Pisoniがブルゴーニュでラ・ターシュの畑から取ってきたと言われるクローンが植わっているというのが当初の「売り」でしたが、その真偽はともかくとして、カリフォルニアのピノ・ノワールの中でも極めつけの存在感を持っている畑であるのは確か。骨太で力強いピノ・ノワールを次々と生み出しています。
ピゾーニのブドウを使うワイナリは10余りありますが、中でも評価が高く、一歩抜きん出た印象があるのが本家Pisoniによるもの。2011年のヴィンテージでもWine Advocate誌で96点。Paul Latoによる96+とほぼ並んでいます。
日本に入荷されたばかりではありますが、そもそも希少なワインの上に人気も高いので、入手はお早めに。
特に、ピノ・ノワールよりレアなシャルドネは早い者勝ち状態です。
ピゾーニのブドウを使うワイナリは10余りありますが、中でも評価が高く、一歩抜きん出た印象があるのが本家Pisoniによるもの。2011年のヴィンテージでもWine Advocate誌で96点。Paul Latoによる96+とほぼ並んでいます。
日本に入荷されたばかりではありますが、そもそも希少なワインの上に人気も高いので、入手はお早めに。
特に、ピノ・ノワールよりレアなシャルドネは早い者勝ち状態です。
ワインボトルもいろいろありますが、陶器のボトルというのは、今のところこのワインしか見たことがありません。
Mer Soleil(メル・ソレイユ)はナパのカベルネで有名なCaymusのオーナーであるWagner家がSanta Lucia Highlandsで営むワイナリです。現在は2種類のシャルドネだけを作っています。1つがワイナリ名そのままのMer Soleil Reserveで、もう1つがこのワインSilverです。
Mer Soleil Reserveの方は、ワイナリのトップページに「Buttery, Rich, Golden Oh My.」とやや扇情的な文句が書かれており、100%樽を使って発酵・熟成し、マロラクティック発酵も行ったリッチなシャルドネです。
一方、Silverの方はそれとは真逆で「This Chardonnay Never See Oak. Ever」と書かれています。コンクリートのタンクで発酵し、マロラクティック発酵も行っていません。陶器のボトルはコンクリートをイメージしたものだそうです。
とりあえず、ワイン会に持って行ったら話題作りになることは間違いありません。Mer Soleilと飲み比べてもいいでしょうね。
Mer Soleil(メル・ソレイユ)はナパのカベルネで有名なCaymusのオーナーであるWagner家がSanta Lucia Highlandsで営むワイナリです。現在は2種類のシャルドネだけを作っています。1つがワイナリ名そのままのMer Soleil Reserveで、もう1つがこのワインSilverです。
Mer Soleil Reserveの方は、ワイナリのトップページに「Buttery, Rich, Golden Oh My.」とやや扇情的な文句が書かれており、100%樽を使って発酵・熟成し、マロラクティック発酵も行ったリッチなシャルドネです。
一方、Silverの方はそれとは真逆で「This Chardonnay Never See Oak. Ever」と書かれています。コンクリートのタンクで発酵し、マロラクティック発酵も行っていません。陶器のボトルはコンクリートをイメージしたものだそうです。
とりあえず、ワイン会に持って行ったら話題作りになることは間違いありません。Mer Soleilと飲み比べてもいいでしょうね。
ナパにテイスティング・サロンを構えていたPatz&Hallがソノマに場所を移します(The Sonoma House at Patz & Hall)。ナパは2013年12月23日でクローズするとのこと。
ソノマに移転するのは、新たに購入した自社畑を初め、多くの畑がソノマにあるため。場所も広くなり、プライベート・テイスティングのほか、予約なしで試飲できるテイスティング・バーも用意されます。ガーデン・ハウスでは最大50人のレセプションも開けるとのことです。
大きな地図で見る
ソノマに移転するのは、新たに購入した自社畑を初め、多くの畑がソノマにあるため。場所も広くなり、プライベート・テイスティングのほか、予約なしで試飲できるテイスティング・バーも用意されます。ガーデン・ハウスでは最大50人のレセプションも開けるとのことです。
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楽天のウメムラでは税抜き30000円で出ています。
昨今の状況から見ると、税抜きで2万円台になることはないでしょうから、最安と言っていいでしょう。税込みで31500円になり、送料無料です。
4月から消費税が上がることを考えると、買うなら今のうちですね。
昨今の状況から見ると、税抜きで2万円台になることはないでしょうから、最安と言っていいでしょう。税込みで31500円になり、送料無料です。
4月から消費税が上がることを考えると、買うなら今のうちですね。
カリフォルニアワインあとりえで、ラベル不良品などを安く販売するアウトレットセールを開催しています。
例えばシミ(Simi)のシャルドネは税抜きで1960円。2000円切るのは、めったにないワインです。さらに珍しいリザーブのシャルドネも税抜きで2950円。こちらはそもそも売っている事自体があまりありません。
レイヴンズウッドのカウンティものジンファンデルも安くなっています。個人的にはロウダイの1580円(税抜き)が一押しですが、ソノマやナパもあります。
例えばシミ(Simi)のシャルドネは税抜きで1960円。2000円切るのは、めったにないワインです。さらに珍しいリザーブのシャルドネも税抜きで2950円。こちらはそもそも売っている事自体があまりありません。
レイヴンズウッドのカウンティものジンファンデルも安くなっています。個人的にはロウダイの1580円(税抜き)が一押しですが、ソノマやナパもあります。
非常に評価の高いカレラのピノ・ノワール2010年ですが、国内の在庫が枯渇に向かっているようです。既に、ジェンセンやセレックといった一番人気、二番人気の畑は売り切れているところも多数です。「AUTHORITY Styleにジェンセン含むCalera2010が一気入荷」で紹介したAUTHORITY Styleではジェンセンとライアンが売り切れ状態。
今、楽天でジェンセンがリーズナブルな価格で買えるのはWINE倶楽部秀友くらいのようです。ただしこちらではリードとセレックが売り切れ。
この分だと、年明け頃には全部なくなっているかもしれません。
今、楽天でジェンセンがリーズナブルな価格で買えるのはWINE倶楽部秀友くらいのようです。ただしこちらではリードとセレックが売り切れ。
この分だと、年明け頃には全部なくなっているかもしれません。
オンライン上の仮想通貨システムBitcoin(ビットコイン)で出資できる初めてのワイナリが生まれました(World's first winery for sale for Bitcoin)。
ビットコインは通貨の流通をピアツーピアのソフトによってコントロールする分散管理型のデジタル通貨システム。普通のお金のようにどこかの国が流通量をコントロールするのではなく、ソフトの仕組みによって制御します。
ネット上での存在感が日増しに強くなるビットコインですが、Paso RoblesにあるワイナリMondo Cellarsは、ビットコインによる投資を受け入れることにしました。ビットコインはワイナリの30%で、それを2%に分け一口ビットコイン10万ドルで投資できるとのことです。
なお、このワイナリ自体は6年ほどの歴史があり、ビットコインを当てにして誕生したわけではありません。
こういった仮想通貨はリスクも大きいような気がしますが、今後広がっていくのかどうかも気になります。
ビットコインは通貨の流通をピアツーピアのソフトによってコントロールする分散管理型のデジタル通貨システム。普通のお金のようにどこかの国が流通量をコントロールするのではなく、ソフトの仕組みによって制御します。
ネット上での存在感が日増しに強くなるビットコインですが、Paso RoblesにあるワイナリMondo Cellarsは、ビットコインによる投資を受け入れることにしました。ビットコインはワイナリの30%で、それを2%に分け一口ビットコイン10万ドルで投資できるとのことです。
なお、このワイナリ自体は6年ほどの歴史があり、ビットコインを当てにして誕生したわけではありません。
こういった仮想通貨はリスクも大きいような気がしますが、今後広がっていくのかどうかも気になります。
「Top 10 influential wine consultants」という記事がDrink Business誌に出ていました。あなたは何人知ってますか?
10. Sam Harrop MW(NZ中心)
9. Demei Li(中国のワイン作りをリード)
8. Kym Milne MW(オーストラリア中心)
7. Retailers
6. Denis Dubourdieu(イケム、シュヴァル・ブランなど)
5. Alberto Antonini(コンチャ・イ・トロなど)
4. Stephane Derenoncourt(ボルドー中心、カリフォルニアではイングルヌック)
3. Paul Hobbs(ソノマ居住、クライアントは世界各地に)
2. Michel Rolland(言わずと知れた…)
1. Jacques & Eric Boissenot(メドック中心に約200)
2番のミシェル・ローランは、ほとんどの人が1位と予想したのではないかと思いますが、意外にも2位。米国中心の人がポール・ホブズだけというのもちょっと意外でした。
10. Sam Harrop MW(NZ中心)
9. Demei Li(中国のワイン作りをリード)
8. Kym Milne MW(オーストラリア中心)
7. Retailers
6. Denis Dubourdieu(イケム、シュヴァル・ブランなど)
5. Alberto Antonini(コンチャ・イ・トロなど)
4. Stephane Derenoncourt(ボルドー中心、カリフォルニアではイングルヌック)
3. Paul Hobbs(ソノマ居住、クライアントは世界各地に)
2. Michel Rolland(言わずと知れた…)
1. Jacques & Eric Boissenot(メドック中心に約200)
2番のミシェル・ローランは、ほとんどの人が1位と予想したのではないかと思いますが、意外にも2位。米国中心の人がポール・ホブズだけというのもちょっと意外でした。
スパークリング・ワインの記事が続いた(カリフォルニア・スパークリング最高峰の1つロデレールのエルミタージュが入荷【追記】WEでは年間トップに!、米国で買うより全然安いドメーヌ・カーネロスのフラグシップ「レーヴ」)ので、ついでにもう1本。
プレミアムなスパークリングももちろんいいのですが、クリスマスで華やかさを演出するなら、ロゼもお薦めです。肉料理にも合わせやすいので食事を選ばないという利点もあります。
J(ジェイ)のBrut Rose(ブリュット・ロゼ)はボトルの美しさが特筆モノ。透明なボトルでロゼの色を引き出しているだけでなく、ボトルの曲線がなんともいえません。2011年にSFクロニクルトップ100に入っているだけあって、味も十分美味しいです。
個人的にも昨年のクリスマスはこれを飲みましたし、友人へのプレゼントでも喜ばれました。
値段はむちゃくちゃ安いというわけではありませんが、米国で38ドルが4000円台ですから、全然高くもありません。
プレミアムなスパークリングももちろんいいのですが、クリスマスで華やかさを演出するなら、ロゼもお薦めです。肉料理にも合わせやすいので食事を選ばないという利点もあります。
J(ジェイ)のBrut Rose(ブリュット・ロゼ)はボトルの美しさが特筆モノ。透明なボトルでロゼの色を引き出しているだけでなく、ボトルの曲線がなんともいえません。2011年にSFクロニクルトップ100に入っているだけあって、味も十分美味しいです。
個人的にも昨年のクリスマスはこれを飲みましたし、友人へのプレゼントでも喜ばれました。
値段はむちゃくちゃ安いというわけではありませんが、米国で38ドルが4000円台ですから、全然高くもありません。
Domaine Carnerosはフランスのシャンパン・ハウス「テタンジェ」がカリフォルニアに作ったワイナリ。文字通りナパのカーネロスにあるスパークリング・ワインを主とするワイナリです。
ここのフラグシップがLe Reve(レーヴ)。フランス語で夢という意味です。良年だけに作られる特別なスパークリングです。100%シャルドネのブラン・ド・ブラン。Wine Enthusiast誌では95点という高い評価を得ています。
ワイナリのページによるとカニやロブスター、ホタテといった魚介類、チキンにもよく合うそうです。クリスマスなどにもいいのではないでしょうか。
このスパークリング、ワイナリ価格が99ドルで米国の流通価格でも80ドル前後。それがなぜか日本では5000円台とか6000円台で売っています。円高時のレートで輸入したのでしょうか。
ちなみに現在のヴィンテージは2006ですが、次の2008はワイナリ価格が110ドルに上がります。円安で日本での価格も大きく上がってしまうかも。このワインをこの価格で買えるのは今だけかもしれません。
先日紹介したロデレール・エステートと甲乙つけがたいお薦めです。
なお、もうちょっと安いのがいい、という方には2009年のBrutもお勧めです。これもワイナリ価格28ドルが2000円台前半という価格逆転現象。しかもWine Spectator誌で93点という高評価です。単純にコスト・パフォーマンスで考えるならば、これに勝るスパークリング・ワインは現時点ではないと言ってもいいでしょう。
ここのフラグシップがLe Reve(レーヴ)。フランス語で夢という意味です。良年だけに作られる特別なスパークリングです。100%シャルドネのブラン・ド・ブラン。Wine Enthusiast誌では95点という高い評価を得ています。
ワイナリのページによるとカニやロブスター、ホタテといった魚介類、チキンにもよく合うそうです。クリスマスなどにもいいのではないでしょうか。
このスパークリング、ワイナリ価格が99ドルで米国の流通価格でも80ドル前後。それがなぜか日本では5000円台とか6000円台で売っています。円高時のレートで輸入したのでしょうか。
ちなみに現在のヴィンテージは2006ですが、次の2008はワイナリ価格が110ドルに上がります。円安で日本での価格も大きく上がってしまうかも。このワインをこの価格で買えるのは今だけかもしれません。
先日紹介したロデレール・エステートと甲乙つけがたいお薦めです。
なお、もうちょっと安いのがいい、という方には2009年のBrutもお勧めです。これもワイナリ価格28ドルが2000円台前半という価格逆転現象。しかもWine Spectator誌で93点という高評価です。単純にコスト・パフォーマンスで考えるならば、これに勝るスパークリング・ワインは現時点ではないと言ってもいいでしょう。
柳屋によるとTurleyの輸入が10年ぶりに復活したそうです。おすすめワインのコーナーを始めたころは、何回か紹介しているので、そんなにも来ていなかったかな? という気もするのですが、代理店契約をしていない輸入品だったのかもしれないですね。
Wine Advocate誌で96点以上を取ったジンファンデルはこれまで16本。うち8本をTurleyが占めるという実力者。なお、オーナーのLarry Turleyは、Marcassinなどで知られるHelen Turleyの兄で、ワイナリの初期はHelenがワインメーカーをしていましたが、すぐに喧嘩別れしています。
今回入っているのはジュブナイル。Turleyの契約している畑の中で、比較的若い樹(といっても最高25年だそうですが)のブドウで作ったもの。Old Vinesと並んでTurleyの中では入門的な位置づけになります。
以前はTurleyというと、ひたすら濃厚でパワフルなジンファンデルというイメージがありましたが、近年はエレガントな方向に進んでいるそうです。
なお、今回のワイン(2012年)を作ったのはHelenの後を継いで現在の名声を作り上げたEhren Jordanですが、残念ながら2013年に自身のワイナリに専念するためにTurleyをやめています。2012年はEhrenの作るジンファンデルを味わえる最後のチャンスかもしれません。
Wine Advocate誌で96点以上を取ったジンファンデルはこれまで16本。うち8本をTurleyが占めるという実力者。なお、オーナーのLarry Turleyは、Marcassinなどで知られるHelen Turleyの兄で、ワイナリの初期はHelenがワインメーカーをしていましたが、すぐに喧嘩別れしています。
今回入っているのはジュブナイル。Turleyの契約している畑の中で、比較的若い樹(といっても最高25年だそうですが)のブドウで作ったもの。Old Vinesと並んでTurleyの中では入門的な位置づけになります。
以前はTurleyというと、ひたすら濃厚でパワフルなジンファンデルというイメージがありましたが、近年はエレガントな方向に進んでいるそうです。
なお、今回のワイン(2012年)を作ったのはHelenの後を継いで現在の名声を作り上げたEhren Jordanですが、残念ながら2013年に自身のワイナリに専念するためにTurleyをやめています。2012年はEhrenの作るジンファンデルを味わえる最後のチャンスかもしれません。
ちょっと日にちが過ぎてしまいましたが、1933年12月5日は悪名高き禁酒法が終了した日でした。それから80年。当時はまだワイン業界は極めて小さなものでしたが、今は米国のアルコール消費の中でも重要な地位を占めるようになりました。
上は、禁酒法終わりを伝えるニュース番組。見ると分かるようにワインは全くでてこず、ウィスキーを中心としたハード・リカーの時代であったことが分かります。
とはいえ、ワイン業界に影響がなかったわけではなくむしろ大あり。多くのワイナリが操業を止めてしまっていました。
そのような中で1933年の禁酒法が終わる前にはGalloが創設されています。同年に起こった両親の自殺という悲劇を乗り越えて兄弟で設立したワイナリでした。
また、ロバート・モンダヴィは禁酒法時代に家庭内でワインを作る(一定量は許可されていました)人のためにカリフォルニアから米国東部までブドウを売りに行く仕事をしており、それが後年のワイナリ設立につながりました。
カリフォルニア・ワインにとっては負の歴史ではありますが、これを乗り越えたからこそ、今の繁栄があるのでしょうね。
上は、禁酒法終わりを伝えるニュース番組。見ると分かるようにワインは全くでてこず、ウィスキーを中心としたハード・リカーの時代であったことが分かります。
とはいえ、ワイン業界に影響がなかったわけではなくむしろ大あり。多くのワイナリが操業を止めてしまっていました。
そのような中で1933年の禁酒法が終わる前にはGalloが創設されています。同年に起こった両親の自殺という悲劇を乗り越えて兄弟で設立したワイナリでした。
また、ロバート・モンダヴィは禁酒法時代に家庭内でワインを作る(一定量は許可されていました)人のためにカリフォルニアから米国東部までブドウを売りに行く仕事をしており、それが後年のワイナリ設立につながりました。
カリフォルニア・ワインにとっては負の歴史ではありますが、これを乗り越えたからこそ、今の繁栄があるのでしょうね。
【2013.12.6追記】発表されたばかりのWine Enthusiast誌の年間トップ100では、このワインがなんと1位、しかもカリフォルニアワインではトップ10中このワインだけがランクインでした! 評価は97点。
カリフォルニアのスパークリング・ワインも最高のものはシャンパーニュに負けないクオリティを持っていることは、以前「ドンペリ、クリスタル、クリュッグに勝ったカリフォルニアのスパークリングは?」という記事でも紹介しました。
ただ、こういったプレミアムなキュベは日本への入荷が少ないことが悩ましいところ。
今回紹介するロデレール・エステートのエルミタージュも前回入荷の60本は2日で売り切れたとか。
ロデレール・エステートはプレミアムなシャンパーニュとして知られている「クリスタル」を作るルイ・ロデレールがカリフォルニアのアンダーソン・ヴァレーに作ったワイナリ。ソノマの北方の涼しい地域でシャンパーニュ作りの叡智を注いで作っているそうです。
入手しやすい「カルテット」は非常にコスト・パフォーマンスの高いスパークリングでお薦めですが、上位版のエルミタージュはなかなか飲む機会もありません。
今回の入荷は最新ヴィンテージの2004年。長い瓶熟成に加えて、「リザーブ・ワイン」として2000年に収穫したワインを4%加えているのが、ロデレールのこだわりだそうです。
それでいて米国で47ドルのものが5000円台あるいは6000円台で入手できるので、お得感もあります。
クリスマスに楽しむ「ちょっといい泡」としてお薦めです。
なお、輸入元はエノテカなので、状態にこだわるならエノテカで買うのがいいかもしれません。
カリフォルニアのスパークリング・ワインも最高のものはシャンパーニュに負けないクオリティを持っていることは、以前「ドンペリ、クリスタル、クリュッグに勝ったカリフォルニアのスパークリングは?」という記事でも紹介しました。
ただ、こういったプレミアムなキュベは日本への入荷が少ないことが悩ましいところ。
今回紹介するロデレール・エステートのエルミタージュも前回入荷の60本は2日で売り切れたとか。
ロデレール・エステートはプレミアムなシャンパーニュとして知られている「クリスタル」を作るルイ・ロデレールがカリフォルニアのアンダーソン・ヴァレーに作ったワイナリ。ソノマの北方の涼しい地域でシャンパーニュ作りの叡智を注いで作っているそうです。
入手しやすい「カルテット」は非常にコスト・パフォーマンスの高いスパークリングでお薦めですが、上位版のエルミタージュはなかなか飲む機会もありません。
今回の入荷は最新ヴィンテージの2004年。長い瓶熟成に加えて、「リザーブ・ワイン」として2000年に収穫したワインを4%加えているのが、ロデレールのこだわりだそうです。
それでいて米国で47ドルのものが5000円台あるいは6000円台で入手できるので、お得感もあります。
クリスマスに楽しむ「ちょっといい泡」としてお薦めです。
なお、輸入元はエノテカなので、状態にこだわるならエノテカで買うのがいいかもしれません。
SFクロニクル紙が選ぶ、2013年の西海岸ワイントップ100が発表されています(Top 100 Wines of 2013 - SFGate)。
今年の特徴の1つは多様性。例えば白ワインではシャルドネ以外の分野で多くのワインが選ばれました。
もう1つは先日も紹介したバランス重視派IPOBの台頭でしょうか。先日の記事のサンディ(Sandhi)のシャルドネはヴィンテージ違いですが選ばれており、同じく最近日本への輸入が始まったLiocoもシャルドネで選ばれています。ピノ・ノワールではCobbやKutchといった名前が上がっています。リストを選んだライターのJon Bonnéが、比較的IPOBに近い立場というのもあるのでしょうが、シャルドネとピノ・ノワールはなかなか興味深いリストになっています。
一方で、カベルネ・ソヴィニョンではRidgeやSpottswoode、Dominus(のセカンドNapanook)など、昔からの常連が相変わらず強さを見せています。
今年の特徴の1つは多様性。例えば白ワインではシャルドネ以外の分野で多くのワインが選ばれました。
もう1つは先日も紹介したバランス重視派IPOBの台頭でしょうか。先日の記事のサンディ(Sandhi)のシャルドネはヴィンテージ違いですが選ばれており、同じく最近日本への輸入が始まったLiocoもシャルドネで選ばれています。ピノ・ノワールではCobbやKutchといった名前が上がっています。リストを選んだライターのJon Bonnéが、比較的IPOBに近い立場というのもあるのでしょうが、シャルドネとピノ・ノワールはなかなか興味深いリストになっています。
一方で、カベルネ・ソヴィニョンではRidgeやSpottswoode、Dominus(のセカンドNapanook)など、昔からの常連が相変わらず強さを見せています。
先日、「30周年を迎えたAu Bon Climatのフラグシップ・シャルドネ」という記事でオー・ボン・クリマのニュイ・ブランシェを紹介しました。そのときの価格は3980円で、それでも十分格安(米国の価格は40ドル前後)なのですが、パリ16区では3480円と、米国価格よりも明らかに安くなっています。
さらに、オー・ボン・クリマのピノ・ノワールのフラグシップであるイザベルとノックス・アレクサンダーも格安。イザベルは4980円、ノックスは3980円。実はどちらも米国での価格は40ドル台前半。ノックスは現地価格以下です。イザベルはエレガント、ノックスは骨太と好対照の2本。個人的にはこの価格ならイザベルを選びたいような気がしますが、3000円台でノックスが買えるというのもかなり魅力的です。
ここ数年、オー・ボン・クリマは格安アイテムになっていますので、狙い目ですよ。
さらに、オー・ボン・クリマのピノ・ノワールのフラグシップであるイザベルとノックス・アレクサンダーも格安。イザベルは4980円、ノックスは3980円。実はどちらも米国での価格は40ドル台前半。ノックスは現地価格以下です。イザベルはエレガント、ノックスは骨太と好対照の2本。個人的にはこの価格ならイザベルを選びたいような気がしますが、3000円台でノックスが買えるというのもかなり魅力的です。
ここ数年、オー・ボン・クリマは格安アイテムになっていますので、狙い目ですよ。
1カ月ちょっと前にブログのデザインをいじりました。その結果、訪問あたりのページビューが17%増え、ページビューも3割近く増えました。
施した主な変更点は
・ブログのトップページでは記事内容を全部表示するのをやめ、短い抜粋だけを表示するようにした
・ブログのトップページに載せる記事の数を5から20に増やした
・記事ページで右上に、最近の記事一覧を載せるようにした
・パンくずリストを入れた
といったところです。
この中でトップページへの施策が一番効いたことは間違いなく、トップページから入ってきた人の75%が直帰していたのが45%に減りました。
記事一覧の効果の方は今のところはっきりしません。もう少し工夫する必要があるかもしれません。
パンくずリストの方は検索エンジンへの効果を狙って入れたものです。この効果かどうか分かりませんが、訪問数自体増えています。オーパス・ワンの記事が読まれたことの影響の方が大きいかもしれません。
施した主な変更点は
・ブログのトップページでは記事内容を全部表示するのをやめ、短い抜粋だけを表示するようにした
・ブログのトップページに載せる記事の数を5から20に増やした
・記事ページで右上に、最近の記事一覧を載せるようにした
・パンくずリストを入れた
といったところです。
この中でトップページへの施策が一番効いたことは間違いなく、トップページから入ってきた人の75%が直帰していたのが45%に減りました。
記事一覧の効果の方は今のところはっきりしません。もう少し工夫する必要があるかもしれません。
パンくずリストの方は検索エンジンへの効果を狙って入れたものです。この効果かどうか分かりませんが、訪問数自体増えています。オーパス・ワンの記事が読まれたことの影響の方が大きいかもしれません。
AUTHORITY Styleにカレラのピノ・ノワール単一畑ものが一気に入荷しています。入手困難なジェンセンも今のところ二桁本残っていますし、さらにレアなセレックもあります。
Caleraの2010年ピノ・ノワール単一畑のWine Advocate誌による評価は、JensenとMillsが96、Selleck 95、de VilliersとRyanが94、Reedが93。どれも高評価です。
コスト・パフォーマンスでは5000円切るde Villiersと6000円台のMillsが双璧ですが、Jensenの分かりやすい魅力も捨てがたいものがあります。例えば、Wine AdvocateではJensenを「More rich and structured, yet still sexy and voluptuous」と形容しています。
畑ごとに飲み比べしてみるのも面白いでしょうね。
Caleraの2010年ピノ・ノワール単一畑のWine Advocate誌による評価は、JensenとMillsが96、Selleck 95、de VilliersとRyanが94、Reedが93。どれも高評価です。
コスト・パフォーマンスでは5000円切るde Villiersと6000円台のMillsが双璧ですが、Jensenの分かりやすい魅力も捨てがたいものがあります。例えば、Wine AdvocateではJensenを「More rich and structured, yet still sexy and voluptuous」と形容しています。
畑ごとに飲み比べしてみるのも面白いでしょうね。