サンタ・ルシア・ハイランズを代表する畑がPisoni Vineyardです(ピゾーニ、あるいはピソーニ)。オーナーのGary Pisoniがブルゴーニュでラ・ターシュの畑から取ってきたと言われるクローンが植わっているというのが当初の「売り」でしたが、その真偽はともかくとして、カリフォルニアのピノ・ノワールの中でも極めつけの存在感を持っている畑であるのは確か。骨太で力強いピノ・ノワールを次々と生み出しています。

ピゾーニのブドウを使うワイナリは10余りありますが、中でも評価が高く、一歩抜きん出た印象があるのが本家Pisoniによるもの。2011年のヴィンテージでもWine Advocate誌で96点。Paul Latoによる96+とほぼ並んでいます。

日本に入荷されたばかりではありますが、そもそも希少なワインの上に人気も高いので、入手はお早めに。

特に、ピノ・ノワールよりレアなシャルドネは早い者勝ち状態です。