Wine Advocate誌で98点を取りながら、日本での価格が現地より安い1万円台前半ということで、昨年から出ては売り切れの状態が続いているDominusの2007年。柳屋に2014年入荷分が入ってきています。そろそろ2007は最終の可能性が高そうです。
なお、2008年はWine Advocate誌99点、2009年は97点、2010年はついに100点ということで、次ヴィンテージ以降は価格が上がる恐れもあります。
なお、2008年はWine Advocate誌99点、2009年は97点、2010年はついに100点ということで、次ヴィンテージ以降は価格が上がる恐れもあります。
カリフォルニアワインを置いているネットショップはたくさんありますが、お薦めできるところとなると、限られてしまいます。店ごとに品揃えも大きく違うので、特徴を知ってお買い物しましょう。
柳屋はカリフォルニアとニュージーランドの専門店です。あえてオーパス・ワンをオススメしないなど、コスト・パフォーマンスには特にこだわっています。2000円~6000円くらいのワインは特に強いところ。時折あるアウトレット・セールなどは注目です。また、ワインの説明が詳しく、特にデータをよく調べています。
カリフォルニアワインあとりえは2013年にできた新しいショップ。「カリフォルニアワインあらかると」のバイヤーとして鳴らした野村さんが開いた店。「あらかると」時代以上にマニアックな品揃えです。特に、直接ワインメーカーから聞いた裏話などがここの強み。
カリフォルニアワインあらかるとは野村さんが抜けてとんがった感じは減りましたが、安定してがんばっています。
オンラインWassy'sは品揃えが圧倒的。値段も安く付けています。その代わりワインの説明は少ないので、ある意味わかっている人向けでしょう。楽天以外の店舗もあり、独自ポイント・サービスなどのメリットがあります。楽天には姉妹店としてパシフィック ワイン セラーズ、ピノ・ノワール オンラインがあります。前者はオーストラリア、後者はブルゴーニュの専門店ですが、カリフォルニアワインでもお買い得品が出ることがあるので要チェックです。
Vin du 268(ヴァン・ドゥ・にろや)はCh. Igai Takahaなど、自社輸入や自社醸造のワインが魅力です。出荷が早いのと梱包が丁寧なのも好感が持てます。Ch. Igai TakahaはCWGでも購入できます。ここも独自のポイント・サービスをやっているほか、会員になると特別の割引があります。
以下はカリフォルニアワイン中心ではありませんが、見るべきものがあるショップ。
ワイン・地酒 TODAは特売コーナーでびっくりするような値段のものが登場することがあります。
かわばた酒店もセールが魅力。毎日曜日のサンデーセールが人気です。カレラやオー・ボン・クリマがよく登場します。
Authority Styleは、カレラに強いショップ。
ウメムラはオーパス・ワンを現在一番安く売っています。
柳屋はカリフォルニアとニュージーランドの専門店です。あえてオーパス・ワンをオススメしないなど、コスト・パフォーマンスには特にこだわっています。2000円~6000円くらいのワインは特に強いところ。時折あるアウトレット・セールなどは注目です。また、ワインの説明が詳しく、特にデータをよく調べています。
カリフォルニアワインあとりえは2013年にできた新しいショップ。「カリフォルニアワインあらかると」のバイヤーとして鳴らした野村さんが開いた店。「あらかると」時代以上にマニアックな品揃えです。特に、直接ワインメーカーから聞いた裏話などがここの強み。
カリフォルニアワインあらかるとは野村さんが抜けてとんがった感じは減りましたが、安定してがんばっています。
オンラインWassy'sは品揃えが圧倒的。値段も安く付けています。その代わりワインの説明は少ないので、ある意味わかっている人向けでしょう。楽天以外の店舗もあり、独自ポイント・サービスなどのメリットがあります。楽天には姉妹店としてパシフィック ワイン セラーズ、ピノ・ノワール オンラインがあります。前者はオーストラリア、後者はブルゴーニュの専門店ですが、カリフォルニアワインでもお買い得品が出ることがあるので要チェックです。
Vin du 268(ヴァン・ドゥ・にろや)はCh. Igai Takahaなど、自社輸入や自社醸造のワインが魅力です。出荷が早いのと梱包が丁寧なのも好感が持てます。Ch. Igai TakahaはCWGでも購入できます。ここも独自のポイント・サービスをやっているほか、会員になると特別の割引があります。
以下はカリフォルニアワイン中心ではありませんが、見るべきものがあるショップ。
ワイン・地酒 TODAは特売コーナーでびっくりするような値段のものが登場することがあります。
かわばた酒店もセールが魅力。毎日曜日のサンデーセールが人気です。カレラやオー・ボン・クリマがよく登場します。
Authority Styleは、カレラに強いショップ。
ウメムラはオーパス・ワンを現在一番安く売っています。
とマリー・アントワネットは言っていませんが、「キスラー謎のオーナー変更とスティーブ・キスラーの新ワイナリ」という記事で書いたように、Kistlerの今後の体制というのが、若干分かりにくくなっています。
「スティーブ・キスラーの新ワイナリは、ちょっとガセっぽかった」で続報していますが、一応はSteve KistlerがCEOとしては残るようです。ただ、ワインメーカーとして残るとはどこにも書いていないので、もしかすると本人はピノ・ノワールのOccidental Winesの名義で行うプロジェクトに軸足を移すつもりなのかもしれません。
そうなったときに俄然脚光を浴びるのがジェイソン・ケスナーです。2008年からKistlerのアシスタント・ワインメーカーを務めており、その前はCarnerosのHudsonの畑を管理していました。
その彼が自身で営むワイナリがKesnerです(「Kesner Wines: Kistlerのアシスタント・ワインメーカーが作るピノ、シャルドネ」を参照)。
最近はキスラーの作りも変わりつつあると言われていますが、Kesnerは従来のKistlerよりも柔らかい味わい。ナパの三ツ星レストランFrench Laundryに採用されているなど、レストランで高く評価されています。
今ならまだ、先物買いと言えるのでは。
「スティーブ・キスラーの新ワイナリは、ちょっとガセっぽかった」で続報していますが、一応はSteve KistlerがCEOとしては残るようです。ただ、ワインメーカーとして残るとはどこにも書いていないので、もしかすると本人はピノ・ノワールのOccidental Winesの名義で行うプロジェクトに軸足を移すつもりなのかもしれません。
そうなったときに俄然脚光を浴びるのがジェイソン・ケスナーです。2008年からKistlerのアシスタント・ワインメーカーを務めており、その前はCarnerosのHudsonの畑を管理していました。
その彼が自身で営むワイナリがKesnerです(「Kesner Wines: Kistlerのアシスタント・ワインメーカーが作るピノ、シャルドネ」を参照)。
最近はキスラーの作りも変わりつつあると言われていますが、Kesnerは従来のKistlerよりも柔らかい味わい。ナパの三ツ星レストランFrench Laundryに採用されているなど、レストランで高く評価されています。
今ならまだ、先物買いと言えるのでは。
George(ジョージ)の新ヴィンテージで単一畑2種がカリフォルニアワインあとりえに入荷しています。
「George Wine Company: 金融業から飛び込んだ異色のワイナリ」で、ワイナリについては紹介していますが、まあなんとも不思議なワイナリです。
なんといっても、ある人が「まるでWordででもデザインしたかのような」と言ったラベルデザインの陳腐さが目を引きます。ワイナリ名のジョージというのも、日本人なら「おさるかよ」とツッコミを入れたくなるところでしょう。
でも、美味しいんです。本当に。見かけによらずとはこのワインのこと。意外なほどエレガントでジューシー。
米国ではレストランで人気が高く、生産量の大部分がレストラン向けに出荷されています。残った分は先着順で販売していますが、昨年秋のものは既に売り切れ、次のリリースが行われる2014年9月までは入手できません。
ということで、入荷が少数とはいえ、普通に小売で買える日本はとても貴重なのです(同じことはPaul Latoにも言えます)。だまされたと思って飲んでみてください。
「George Wine Company: 金融業から飛び込んだ異色のワイナリ」で、ワイナリについては紹介していますが、まあなんとも不思議なワイナリです。
なんといっても、ある人が「まるでWordででもデザインしたかのような」と言ったラベルデザインの陳腐さが目を引きます。ワイナリ名のジョージというのも、日本人なら「おさるかよ」とツッコミを入れたくなるところでしょう。
でも、美味しいんです。本当に。見かけによらずとはこのワインのこと。意外なほどエレガントでジューシー。
米国ではレストランで人気が高く、生産量の大部分がレストラン向けに出荷されています。残った分は先着順で販売していますが、昨年秋のものは既に売り切れ、次のリリースが行われる2014年9月までは入手できません。
ということで、入荷が少数とはいえ、普通に小売で買える日本はとても貴重なのです(同じことはPaul Latoにも言えます)。だまされたと思って飲んでみてください。
2013年10月のWine Advocate誌209号でロバート・パーカーが100点をつけたスポッツウッドのカベルネ・ソヴィニョン。2007年の99点を超えて、同ワイナリとしては初の100点です。
柳屋では税抜き1万円台。1人2本までとなっています。
スポッツウッドとかドミナスとか、古くから変わらずワインを作っているところが高い評価を受けるのは、いいですね。生産量数百ケースのワインで100点を取るのとはわけが違うと思います。
柳屋では税抜き1万円台。1人2本までとなっています。
スポッツウッドとかドミナスとか、古くから変わらずワインを作っているところが高い評価を受けるのは、いいですね。生産量数百ケースのワインで100点を取るのとはわけが違うと思います。
スポッツウッド カベルネ・ソーヴィニヨン ナパ・ヴァレー [2010] |
シャトー・イガイ・タカハのワイン、レベルは高いですが決して安くはないというのが以前の印象だったと思います。オーナー杉本さんの、もっとカジュアルにワインを楽しめるようにしたいという思いから、Brewer-Clifton/元DiatomのGreg Brewerと始めたプロジェクトがイガイ・タカハのCrossed Wingシリーズです(Greg Brewerの新プロジェクトは「蛸」!?、なんと普及価格のソヴィニョン・ブラン!)。
5月に発売したソヴィニョン・ブランは残り数十本という売れ行きですが、新たにピノ・ノワールを発売するにあたって、セットで販売しています。
ワイン2本に税金、送料含めて8148円のところが送料込みで6700円。Gregの作ったワインがこんな価格で手に入る機会はなかなかないと思います。
5月に発売したソヴィニョン・ブランは残り数十本という売れ行きですが、新たにピノ・ノワールを発売するにあたって、セットで販売しています。
ワイン2本に税金、送料含めて8148円のところが送料込みで6700円。Gregの作ったワインがこんな価格で手に入る機会はなかなかないと思います。
先日、DuMolの記事でカリフォルニアのシャルドネでWine Advocate誌98点以上取ったワイナリを紹介しました。MarcassinやPeter Michael、Kongsgaardといった「美味しいけどやっぱり高いよね」といったワインはさておき、異彩を放っているのはNeelyです。
これだけSanta Cruz Mountainsのワイナリだというのが1つ。もう1つは値段。98点を取った後も、米国ではワイナリ価格で40ドル台(市場では50ドル台)、日本でも安ければ5000円台で買えるのです。
ここのワイン、名前がどうしても紛らわしいのですが、シャルドネは単一畑がVarner、ブレンド物がNeely。ピノ・ノワールはその逆で単一畑がNeely、ブレンドがVarner。ついでに書いておくと、購入ブドウで作る安価なラインがFoxgloveで、これも値段からは考えられないくらい美味しいです。
シャルドネの味わいは、Santa Cruz Mountainsらしい酸がビシッと決まったもの。ピュアな果実味とのバランスが絶妙です。同じ地域のマウント・エデン(イーデン)やリッジのシャルドネが好きだったら、これも絶対に好きなはずです。
今のところブレンド物が特に高い評価ですが、単一畑のシャルドネだけでWine Advocat誌95点以上が12本もあり、はっきり言ってどれも高評価です。
カリフォルニアワインあとりえには全部入っていましたが、今はブレンド物はシャルドネもピノ・ノワールも売り切れ。残っているもので、ぜひお試しあれ。
これだけSanta Cruz Mountainsのワイナリだというのが1つ。もう1つは値段。98点を取った後も、米国ではワイナリ価格で40ドル台(市場では50ドル台)、日本でも安ければ5000円台で買えるのです。
ここのワイン、名前がどうしても紛らわしいのですが、シャルドネは単一畑がVarner、ブレンド物がNeely。ピノ・ノワールはその逆で単一畑がNeely、ブレンドがVarner。ついでに書いておくと、購入ブドウで作る安価なラインがFoxgloveで、これも値段からは考えられないくらい美味しいです。
シャルドネの味わいは、Santa Cruz Mountainsらしい酸がビシッと決まったもの。ピュアな果実味とのバランスが絶妙です。同じ地域のマウント・エデン(イーデン)やリッジのシャルドネが好きだったら、これも絶対に好きなはずです。
今のところブレンド物が特に高い評価ですが、単一畑のシャルドネだけでWine Advocat誌95点以上が12本もあり、はっきり言ってどれも高評価です。
カリフォルニアワインあとりえには全部入っていましたが、今はブレンド物はシャルドネもピノ・ノワールも売り切れ。残っているもので、ぜひお試しあれ。
ロバート・パーカー率いるWine Advocate誌においてカリフォルニアのシャルドネで100点を取ったのは今のところMarcassinだけ。99点以上ではAubert、Brewer-Clifton、Kongsgaard、Morlet Familyの4ワイナリが加わります。
98点以上ではPeter Michael、Kistler、Neely、そして12月に発表されたばかりの210号でDuMolが加わりました。ここまでの8ワイナリがカリフォルニアのシャルドネのトップ中のトップ生産者といってもいいでしょう(このほかSine Qua Nonのデザートワインがありますがそれはまた別ということで)。
一時はカリフォルニアのシャルドネの代名詞的存在であったKistlerでさえ、1回(2003年のCuvee Cathleen)しか達成していない狭き門なのです。
さて、DuMolですが、これまでも95、96点といった高得点は当たり前のように連発していました。ロバート・パーカーも「好きなシャルドネでトップ6に入る」と公言しているほどです。それが今回、さらに突き抜けたのは初のエステート(自社畑)ワインでした。
Brewer-Cliftonが自社畑主義に転じるなど、このところシャルドネやピノ・ノワールのプロデューサーでは自社畑重視の動きが広がっていますが、自社畑の初ヴィンテージにして98点というのは、快挙としかいいようがありません。
で、まさにこのワインが柳屋に入っています。価格は税抜き9980円と、これだけ前置きした割には安い(笑)。98点シャルドネが6000円台で買えたNeely以来のお買い得でしょう。
470ケースと生産量は多くないし、元々日本への輸入割り当ては少しですから、早い者勝ちになりそうです。
98点以上ではPeter Michael、Kistler、Neely、そして12月に発表されたばかりの210号でDuMolが加わりました。ここまでの8ワイナリがカリフォルニアのシャルドネのトップ中のトップ生産者といってもいいでしょう(このほかSine Qua Nonのデザートワインがありますがそれはまた別ということで)。
一時はカリフォルニアのシャルドネの代名詞的存在であったKistlerでさえ、1回(2003年のCuvee Cathleen)しか達成していない狭き門なのです。
さて、DuMolですが、これまでも95、96点といった高得点は当たり前のように連発していました。ロバート・パーカーも「好きなシャルドネでトップ6に入る」と公言しているほどです。それが今回、さらに突き抜けたのは初のエステート(自社畑)ワインでした。
Brewer-Cliftonが自社畑主義に転じるなど、このところシャルドネやピノ・ノワールのプロデューサーでは自社畑重視の動きが広がっていますが、自社畑の初ヴィンテージにして98点というのは、快挙としかいいようがありません。
で、まさにこのワインが柳屋に入っています。価格は税抜き9980円と、これだけ前置きした割には安い(笑)。98点シャルドネが6000円台で買えたNeely以来のお買い得でしょう。
470ケースと生産量は多くないし、元々日本への輸入割り当ては少しですから、早い者勝ちになりそうです。
カリフォルニアワインあとりえにカレラのアリゴテが出ています。
カレラのワインは結構飲んでいる方だと思いますが、アリゴテだけは未経験です。ジェンセンの畑の中に2列、シャルドネの畑の中に4列。計330本のブドウの樹がアリゴテだとのこと。
あとりえによると日本への入荷はわずか96本とのことですが、そもそもカレラあたりの収量だとブドウの樹1本でせいぜいワイン2本くらいしか作られないのではないでしょうか。だとすると結構な分が日本に来ていることになります。
ともかくレアなものはレアです。
カレラのワインは結構飲んでいる方だと思いますが、アリゴテだけは未経験です。ジェンセンの畑の中に2列、シャルドネの畑の中に4列。計330本のブドウの樹がアリゴテだとのこと。
あとりえによると日本への入荷はわずか96本とのことですが、そもそもカレラあたりの収量だとブドウの樹1本でせいぜいワイン2本くらいしか作られないのではないでしょうか。だとすると結構な分が日本に来ていることになります。
ともかくレアなものはレアです。
「ショック!マルティネッリが輸入停止で半額セール」という記事を書いたのが昨年の3月のことでした。ソノマのRussian River Valleyを代表する生産者の1つであるMartinelliが輸入停止ということで、びっくりしたのですが、その後なんと輸入が復活したのだそうです。
輸入停止のときの4000円台という価格はさすがにありえませんが、税抜き5980円という価格はワイナリ価格の60ドルよりも安い値段。
生産量が多くなく、元々日本への輸入量も少ないワインなので、この機会にどうぞ。
輸入停止のときの4000円台という価格はさすがにありえませんが、税抜き5980円という価格はワイナリ価格の60ドルよりも安い値段。
生産量が多くなく、元々日本への輸入量も少ないワインなので、この機会にどうぞ。