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Date: 2024/1225 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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コスタ・ブラウン(Kosta Browne)の輸入元変更による半額セールをやっているWassy'sですが12月25日でセールが収量になります。既に2つのワインは売り切れていますが、まだ4種類残っています。おそらく、これ以上安い値段でコスタ・ブラウンを売っているところは現状ありませんし、今後も値上がり傾向は間違いないでしょうから、この価格で手に入れるのは最後のチャンスにんるだろうと思います。

コスタ・ブラウンはダン・コスタとマイケル・ブラウンの二人がピノ好きが嵩じて始めたワイナリー。映画「サイドウェイズ」から始まった2000年代のピノ・ノワールブームの中で、ワイン・スペクテーターなどで高得点を取って一躍大人気のワイナリーになりました。当時はネットで販売されるたびに、文字通り瞬殺で売り切れることばかりで、入手そのものがかなり難しかった記憶があります。

その後創設者の二人は別のワイナリーを始め、オーナーは変わっていますが、人気ワイナリーであり続けているのはすごいことです。ワインも当初は「シラーみたいなピノ」と言われるような濃厚なスタイルでしたが、ときを経るごとにエレガントなスタイルへと移り変わっていっています。

近年ではブルゴーニュでのワイン造りを始めるなど、カリフォルニアのピノ・ノワールをリードする存在のワイナリーです。

今残っているのはアンダーソン・ヴァレー2021、ロシアン・リバー・ヴァレー2020、マウント・カーメル2020、マウント・カーメル2019の4種類。ワイン・アドヴォケイトの評価はそれぞれ90、93、90、94となっています。








Date: 2024/1224 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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しあわせワイン俱楽部でハーシュ(Hirsch)のピノ・ノワール3本セットが出ています。

うち1本は2021年のラシェン・リッジ(Raschen Ridge)。ヴィナスで100点を取ったピノ・ノワールです。ヴィナスは元ワイン・アドヴォケイトのアントニオ・ガッローニが始めたレビューサイトで、レビューの信頼性は今一番高いのではないかと思います。ちなみにヴィナスで100点を取ったカリフォルニアのピノはわずかに4本。2018 Rivers-Marie Platt、2018 Occidental SWK、2021 DuMOL McIntyre、そして2021 Hirsch Raschenです。

残りの2本は同ヴィンテージのサン・アンドレアス・フォールト、リザーブ・エステートでそれぞれ94、97点という高得点が付いています。これで68090円(送料無料)というのは、品質を考えたらかなり安いと思います。

カリフォルニアのピノはナパのカベルネや、ブルゴーニュのピノなどと比べると値上がりもさほどひどくなく、これらの地域のワインなら100点ワイン1本で5万円以下というのはまずありえません。ちなみにヴィナスで2020ヴィンテージ以降のブルゴーニュのピノで99点以上を取っているのが4本くらいありますが、どれも50万円は下りません。

ハーシュはウエスト・ソノマ・コースト(フォートロス・シーヴュー)AVAにあるワイナリー。太平洋に近く非常に気温が低いところですが、高台で霧がめったにかからないので日照を強く浴びます。さらにハーシュの畑はサン・アンドレアス断層の上にあり、畑のブロックごとに土壌や傾斜などさまざまなパラメーターが変わる複雑なところです。

100点のラシェン・リッジはかなりタンニンがつよく力強いワインになるところで、リザーブは古木のブロックを使い長熟向き。サン・アンドレアス・フォールトは様々なブロックのブドウをブレンドしており、ハーシュでは「フラッグシップ」と言っていますが、一番高級というよりも、一番代表的なワインというのがよさそうです。

ワインメーカーは創設者の娘のジャスミン・ハーシュ。2019年からワインメーカーになってこれが3ヴィンテージ目。ウルトラマリンのワインメーカーであるマイケル・クルーズがパートナーで、ワイン造りのアドバイザーでもあり、このヴィンテージからは完全除梗にしたとのこと。ボディが強いハーシュのワインには完全除梗が向いていたのか、このヴィンテージは軒並み高い評価になっています。アントニオ・ガッローニは「2021 年はまさにハーシュにとって魔法のようなヴィンテージです。私が試飲したワインはどれも素晴らしく、お気に入りを選ぶのは何よりも個人的な好みの問題です」と述べています。