コスタ・ブラウン(Kosta Browne)の輸入元変更による半額セールをやっているWassy'sですが12月25日でセールが収量になります。既に2つのワインは売り切れていますが、まだ4種類残っています。おそらく、これ以上安い値段でコスタ・ブラウンを売っているところは現状ありませんし、今後も値上がり傾向は間違いないでしょうから、この価格で手に入れるのは最後のチャンスにんるだろうと思います。

コスタ・ブラウンはダン・コスタとマイケル・ブラウンの二人がピノ好きが嵩じて始めたワイナリー。映画「サイドウェイズ」から始まった2000年代のピノ・ノワールブームの中で、ワイン・スペクテーターなどで高得点を取って一躍大人気のワイナリーになりました。当時はネットで販売されるたびに、文字通り瞬殺で売り切れることばかりで、入手そのものがかなり難しかった記憶があります。

その後創設者の二人は別のワイナリーを始め、オーナーは変わっていますが、人気ワイナリーであり続けているのはすごいことです。ワインも当初は「シラーみたいなピノ」と言われるような濃厚なスタイルでしたが、ときを経るごとにエレガントなスタイルへと移り変わっていっています。

近年ではブルゴーニュでのワイン造りを始めるなど、カリフォルニアのピノ・ノワールをリードする存在のワイナリーです。

今残っているのはアンダーソン・ヴァレー2021、ロシアン・リバー・ヴァレー2020、マウント・カーメル2020、マウント・カーメル2019の4種類。ワイン・アドヴォケイトの評価はそれぞれ90、93、90、94となっています。