カリフォルニアワインあとりえで2008年のシルバーオーク・アレキサンダー・ヴァレー・カベルネ・ソーヴィニヨンが12月いっぱい特価になっています。

シルバーオークといえば、カリフォルニアのカベルネの中でもユニークな存在。カベルネ・ソーヴィニヨンしか作っておらず「Life is Cabernet」を標榜しています(現在は他の品種はTwomeyで手がけています)。アメリカンオークで熟成させ、そのフレーバーも特徴の1つとしています。アメリカンオークを使っているワイナリーには、先日レポートを書いたリッジもありますが、リッジがアメリカンオークであることを思わせない作りなのに対し、こちらはアメリカンオークらしさをむしろ強調しています。

そのあたりで好き嫌いが分かれるワイナリーではありますが、その飲みやすさやわかりやすいおいしさは、多くの人を捉えています。個人的にも最初に好きになったワイナリーの1つで非常に思い入れのあるところです。そういう人は結構いるんじゃないでしょうか。

シルバーオークのカベルネ・ソーヴィニヨンにはナパ・ヴァレーとアレキサンダー・ヴァレーの2つがありますが、アレキサンダー・ヴァレーの方が若いころから飲みやすいワイン。9年熟成してちょうどいいころではないかと思います。