10月29日、新生カリフォルニアワイン協会によるグランドテイスティングが開催されました。例年よりちょっと規模は小さくなり、また業界向けだけで一般向けの試飲はありませんでしたが、セミナーやディナーも開催され、個人的にはいろいろと勉強になりました。

やや小規模かといっても44のインポーターが試飲会には参加しており、おそらく400くらいの種類のワインが提供されていたでしょう。さすがに全部試飲するのは無理なので、150種類くらい試飲した中で、美味しかったワイン、コスパに驚いたワインなどを紹介していきます。

まずはやまやが輸入しているグロリアファラー。スパークリングワインを中心とするワイナリーですが、日本の価格は米国よりも安いくらいで、コスパの良さでいえばダントツの一つだと思います。というわけで泡は何度も飲んでいますが、今回は珍しくスチルのピノ・ノワールが出ていました。

2480円というのは相当安いです。ちょい甘なきらいはありますがバランスより、飲みやすいピノ・ノワールです。

これも極めてコスパのよいワイン。オルカ・インターナショナルが輸入するRanch32です。ほとんどのワインが1000円台。個人的にはソーヴィニヨン・ブランとカベルネ・ソーヴィニヨンが特に良かったです。


トルシャードも何回か紹介していますが、カーネロスで作っているジンファンデルが意外なほど美味しいのです。シャルドネもかなり美味でした。


ローリングのロゼラズ、ゲイリーズ、クロぺぺ。以前はいろいろなワイナリーが作っていたサンタルシアハイランズの著名畑ですが、最近はあまり見なくなってしまいました。味もいいです。


リッジのリットン・スプリングスとリットンのプティ・シラー。特にプティ・シラーは猛烈にタニックですが、このワインでしか得られない味わいです。


今日はここまでで力つきたので、残りはまた書きます。