話題のアルタ・マリアに新ヴィンテージと高級版が登場
「ロマネ・コンティと同じ作り方」(要は除梗なしで醸造していること)のワインとして話題になったアルタ・マリアに新ヴィンテージとリザーブ版が登場しています。輸入元のアイコニックワイン・ジャパンさんで試飲してきました。
これまで出回っていたヴィンテージは2012年でしたが、今回一気に売り切れてしまい、新たに入ってきたのは2011年と2013年。そして2012年のリザーブ(レゼルヴァ)です。
2011年は2010年代では一番冷涼な年。カベルネ・ソーヴィニヨンなどでは完全に熟さなかったブドウもあり、あまり良くないヴィンテージと言われていますがピノ・ノワールではそれがむしろ冷涼感となって、好ましい味わいになっています。9年経っていますから熟成感もほどよく出ています。一方、2013年は暖かく乾燥した(旱魃の始まった年でした)年で、より完熟した味わいのワインとなっています。7年経っていますが、まだ果実感も強く残っています。果実味やしっかりした味わいを求める人なら2013年の方が好きでしょう。
2012年のレゼルヴァはオンティヴェロス・ヴィンヤードの中のマルティニ・クローンを使った「クラーク・アンド・テレフォン・ブロック」のブドウだけを使ったもの。アルタ・マリアは元々オンティヴェロス・ヴィンヤードのオーナーであるジェームズ・オンティヴェロスが始めたワイナリーですが、彼のもうひとつのワイナリーがネイティヴ9(カリフォルニアで9世代目になることから付けた名前)で、ここはかつてのIPOB(イン・パースート・オブ・バランス=バランス追求派)に所属していた実力のあるワイナリー。その畑の中でも特定のブロックだけを使っているわけですから位置づけ的にはネイティブ9のピノ・ノワールよりもさらに高級版といってもいいのかもしれません(価格はこちらの方が安いですが)。
リザーヴ版の味わいは、よりホール・クラスター(除梗なし)による複雑さが出たもの。高級感ある味わいです。
ショップなどには同時に3つ入るとは限らず、現状はこれまでの2012年あるいは新たな2011年を扱っているところが多いようです。
個性の違いはありますが、どれも価格以上の満足度があるワインなので安心して飲んでください。
2011年。ショップは「ココス」です。


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