セインツベリー(Saintsbury)の10年以上熟成した単一畑ものが、現行のAVAものと変わらないくらいの格安で出ています。

シャルドネとピノ・ノワール、シラーの3種あります。

一番の目玉はシャルドネでしょう。2006年のブラウンランチです。ブラウンランチはセインツベリーのフラッグシップの畑。それが7000円台は安いです。試飲しましたが、洋梨の風味に、濡れた石、熟成によるナッツの風味が加わり、非常に美味しいです。



ピノ・ノワールは2008年のリー・ヴィンヤード。キノコや土、タバコなど熟成による風味が支配的です。非常に複雑な味わい。好き嫌いは分かれると思いますが熟成好きの人にはお薦めです。


シラーは2007年のロジャーズ・クリーク・ヴィンヤード。個人的には3種の中でこれが一番お薦めです。ホワイトペッパーなどのスパイス、皮革、ブルーベリー、ブラックベリー、非常に複雑な味わい。北ローヌ系のシラーです。これ、4000円台はすごくお買い得です。