ワインメーカーは総勢8人、しかもランディ・ダンやフィリップ・メルカ、ミシェル・ロランといった高名揃い。そんなワイナリーは想像できないと思いますが、実際にそれをやっているのがワシントンのロング・シャドウズ(Long Shadows)です。

創設者のアレン・シャウプが考えたのはワシントンのワールドクラスのブドウを使って世界の一流ワインメーカーがワインを作ったらどうなるだろうか、ということ。そこで、このワイナリーではワインメーカーごとに自分のワインを造るということを始めたのです。例えばランディ・ダンが造るのは「Feather」という超熟型のカベルネ・ソーヴィニヨン、ミシェル・ロランは「Pedestal」というメルローベースのワイン。フィリップ・メルカは「Pirouette」というボルドーブレンドを作っています。

造るワインごとに発酵槽も熟成槽もワイン造りも違うため、ワイナリー側はとても大変だそうですが、面白いプロジェクトですね。ワインメーカーによってどういうワインができ、どう違うのか。また同じワインメーカーのカリフォルニアとワシントンの違いなど低スティグしたら楽しそうです。

ランディ・ダン


フィリップ・メルカ


ミシェル・ロラン


ジョン・デュヴァル(グランジのワインメーカー)
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アンブロージオ・フォロナーリとジョバンニ・フィオナーリ