柳屋にフィールド・レコーディングスのピノ・ノワールが入荷しています。エレガント系ピノ・ノワールとしては極めてコスパ高く、個人的にはコロナ直前の2020年初頭から大プッシュしているワインでありワイナリーなのですが、今一つ扱いが増えないのを残念に思っていました。ようやく柳屋にも入った(以前からシャルドネとオレンジワインの「SKIN」は扱っていましたが)ので、これから人気が上がるのではないかと期待しています。

コスパがいいのも当然で、ワイナリー価格が25ドルですから、仮に1ドル130円としても3250円。消費税を入れたら3500円を超えます。それが税込み3000円そこそこで買えるのですから、にほんの価格はかなりがんばっているのです。

加えて、このワインのブドウの産地であるエドナ・ヴァレーは今でこそマイナー産地ですが、今後このあたりは注目されていくでしょう。今年はエドナ・ヴァレーを含む「SLO(スロー)コースト」AVAが認定され、これからは隣のアロヨグランデとともにSLOコーストとしてブランディングされていくことになると思います。カリフォルニアの中でも一番冷涼な産地であり、冷涼系がもてはやされる時代にマッチしています。