Hartford Family Winery(ハートフォード・ファミリー)はDonとJenniferのHartford夫妻が1994年に設立したワイナリ。JenniferはKendall-Jacksonを作ったJess Jacksonの娘であり、Hartford FamilyもJackson Familyの一員となっています。
1996年に最初のワインをリリースするや否や、各種メディアで高く評価されました。例えばWine & Spirits誌ではArtisan Winery of the Yearに選ばれ、Wine Newsでは「ベスト・ピノ・ノワール」、Wine Spectator誌では「今手に入るベスト・ジンファンデル」の1つに選ばれています。また、Wine Advocate誌ではシャルドネが94点を得ました。
Russian River Valley、中でもワイナリのあるGreen Valleyを中心にいくつもの畑を所有しており、ワインの7割は自社畑のブドウを使っています。また、ジンファンデルでは樹齢80年を超える古木の畑を自社でも持ち、契約もしています。
畑ではバイオダイナミック(ビオディナミ)を実践しており、ブドウの木は密植させています。1エーカー当たりの収穫量は0.75~3トンと、かなり少なくなっています。
醸造でも、余計な手を加えることはなるべくしない、というポリシーで自然なワイン作りをしています。