Copain(コペン)は、Wine Spectator誌のサンフランシスコ事務所で試飲のコーディネーターをしていたWells Guthrieが作ったワイナリ。北はワシントン州、南はサンタ・バーバラまで幅広い地域のブドウからシラーやピノ・ノワールなどを作っています。
Wells GuthrieはWine Spectatorの後、フランスのローヌに行き、シャプティエで修行、米国に戻ってからはTurley、Martinelliで働きました。
1999年にGuthrieはソフトウェア・コンサルタントをしていたKevin McQuownと出会ってCopainを設立。2000年にはカスタム・クラッシュ(醸造設備の貸出サービス)の運営も始めました。
2009年にカスタム・クラッシュ事業は売却、ワイナリに専念することになりました。
自社畑をMendocinoのAnderson Valleyに持っており、同じくMendocinoのYorkville Highlandsのブドウなども使っています。このほか、様々な地域の畑からブドウを購入しています。
多くの単一畑のワインのほか、もう少し安価なものも作っています。20ドル台のTous Ensembleはシラー、ピノ・ノワールのほかシャルドネとロゼ、30ドル台のLes Voisinsはシラーとピノ・ノワールがあります。
特に評価が高いのはシラー。Wine Advocate誌では最高96点、Wine Spectator誌では最高92点と高く評価されています。