スライドショーDVD作りのまとめ
先月,小学校の同窓会があり,そのときの写真を中心にスライドショー(フォトムービー)のDVDを作りました。スライドショーやそのDVDを作るのはこの1年で3回目ですが,少しずつ理解も進んで上手に作れるようになってきたと思います。これから卒業式シーズンなどで,同じようなことをする人は多いと思いますので,まとめておきます。
【元素材】
もちろん写真です。今はデジカメが普及したので,取り込みはずいぶん楽になりました。ただ,「特定のひとりを見せたい写真では,集合写真は極力避ける」方がいいです。友達と写っている写真などを渡されることが多いのですが,その分はカットすることになります。解像度は昔の携帯のレベルだとちょっと困りますが,1000万画素とかは全く必要ないです。DVDの解像度は720×480ドットですから,それくらいの解像度があれば足ります。
紙の写真の場合はスキャンします。今の複合機のスキャン機能でたいていは足ります。ここでも解像度はそれほど上げなくていいですが,モアレ低減などは設定しておいた方がいいかもしれません。
もうひとつの素材は音楽。配布する場合は著作権の問題がありますから,JASRAC等から許可を得るのでなければ著作権フリーのBGM素材などを使うことになります。
【スライドショー作成ソフト】
いくつか試した結果として,エプソンの「デジカメde!!ムービーシアター3」を使っています。簡単に使えたというのが最大の理由。ただし,同梱されているB's DVD Professional2は,あまり評判がよくなく,我が家のパソコンのDVDドライブも認識してくれなかったので利用していません。ムービーファイル(WMVやMOV)などを生成するところまで利用しています。
「デジカメde!!ムービーシアター3」を使っていて改善してほしいと思ったところは2点(これらが他のソフトでどうなのかは気になるところです)。ひとつはムービー出力中は編集作業などができなかったり,二つのムービーを並行して編集できないというマルチタスクの弱さ。もうひとつはムービーを修正して,再出力すると出力ファイル名を変えて,もうひとつ新しいムービーを出力してしまうこと。ここは上書きしてくれる方がいいし,上書きの警告を出して別ファイルにするかどうか問い合わせるのは簡単にできるはずだと思います。
【DVDオーサリング・ソフト】
以前は,いくつかのソフトを試した結果,一番思ったものに近い出力だったWindows Vista Premiumに付属するWindows DVDメーカーを使ったのですが,メニューに出てくる画像が選べないなど不満もありました。今回はDVDStylerというソフトを使いました。旧バージョンだと日本語化パッチもありますが,英語でも特に問題なく利用できました。これはかなり自由にカスタマイズできるため,今回は「自動再生のときだけオープニング・ムービーを流す」といったことも簡単に実現できました。
【画像データの共存】
人によっては,ムービーだけじゃなくて写真のデータもほしいということがあるでしょう。DVDは簡単に写真とDVDビデオの共存が可能です。手順を説明します。
①DVDStylerでDVDを生成するときに「just generate」を選ぶ。そうすると出力ディレクトリに「AUDIO_TS」「VIDEO_TS」というフォルダができます。これがDVDビデオのコンテンツです。こういった出力ができないソフトだったら,一回DVDに出力して,それをエクスプローラで見て,これらのディレクトリをハード・ディスクにコピーするといった方法があります。
②データDVDを作成できるソフトで「AUDIO_TS」「VIDEO_TS」「画像のディレクトリ」をこの順番で指定して入れる。
ただし,ソフトによってはディレクトリの順番をファイル名で決めてしまったりする場合もあります。そういうときは画像ディレクトリの最初の文字をwxyzのどれかにするなどで対処します。なお,日本語のディレクトリ名は使わない方が無難です。ディレクトリのファイル名はUSO+UDFにします。
今回はフリーの「ImgBurn」というソフトを利用しました。インストールするときにAOLのツールバーをIEに入れるという難点はありますが,使い勝手は良好です。
作るディスクが1枚なら,これで直接ディスクを作ればいいし,そうでないならば,ISOファイルを生成し,それを改めてImgBurnでディスクにコピーすればいいです。また,「Alcohol 52%」などの仮想ディスクソフトを使うとISOファイルをマウントしてDVDディスクとして使えますので,本番ディスク作成前のテスト用として重宝します。
【DVDディスク】
DVDディスクはいいものを使いましょう。安物はすぐに使えなくなる恐れが高いです。今までいろいろ使った中ではCD-R時代から実績が大きい太陽誘電が,一番信頼性が高いように感じます。傷などに強いという「トリプルガード」を使っています。
このWebbyというショップはDVD関係が大体最安かそれに近いのでよく利用しています。
【ケース】
今は5mmのケースが市販では普通になっていますが,配布ディスクは1cmのケースを使いましょう。そうでないと背中側が薄すぎて埋もれてしまいます。保存性を考えてブラックを選びましょう。
【ジャケット】
エーワンの「51153」(マット紙),エレコムの「EDT-SCDJK」(マット紙)「EDT-KCDJK」(光沢紙)があります。写真の印刷は光沢紙がきれいです。ラベル面は貼るのが大変なので,プリンタで直接印刷できるものを利用することをお勧めします。
【元素材】
もちろん写真です。今はデジカメが普及したので,取り込みはずいぶん楽になりました。ただ,「特定のひとりを見せたい写真では,集合写真は極力避ける」方がいいです。友達と写っている写真などを渡されることが多いのですが,その分はカットすることになります。解像度は昔の携帯のレベルだとちょっと困りますが,1000万画素とかは全く必要ないです。DVDの解像度は720×480ドットですから,それくらいの解像度があれば足ります。
紙の写真の場合はスキャンします。今の複合機のスキャン機能でたいていは足ります。ここでも解像度はそれほど上げなくていいですが,モアレ低減などは設定しておいた方がいいかもしれません。
もうひとつの素材は音楽。配布する場合は著作権の問題がありますから,JASRAC等から許可を得るのでなければ著作権フリーのBGM素材などを使うことになります。
【スライドショー作成ソフト】
いくつか試した結果として,エプソンの「デジカメde!!ムービーシアター3」を使っています。簡単に使えたというのが最大の理由。ただし,同梱されているB's DVD Professional2は,あまり評判がよくなく,我が家のパソコンのDVDドライブも認識してくれなかったので利用していません。ムービーファイル(WMVやMOV)などを生成するところまで利用しています。
「デジカメde!!ムービーシアター3」を使っていて改善してほしいと思ったところは2点(これらが他のソフトでどうなのかは気になるところです)。ひとつはムービー出力中は編集作業などができなかったり,二つのムービーを並行して編集できないというマルチタスクの弱さ。もうひとつはムービーを修正して,再出力すると出力ファイル名を変えて,もうひとつ新しいムービーを出力してしまうこと。ここは上書きしてくれる方がいいし,上書きの警告を出して別ファイルにするかどうか問い合わせるのは簡単にできるはずだと思います。
【DVDオーサリング・ソフト】
以前は,いくつかのソフトを試した結果,一番思ったものに近い出力だったWindows Vista Premiumに付属するWindows DVDメーカーを使ったのですが,メニューに出てくる画像が選べないなど不満もありました。今回はDVDStylerというソフトを使いました。旧バージョンだと日本語化パッチもありますが,英語でも特に問題なく利用できました。これはかなり自由にカスタマイズできるため,今回は「自動再生のときだけオープニング・ムービーを流す」といったことも簡単に実現できました。
【画像データの共存】
人によっては,ムービーだけじゃなくて写真のデータもほしいということがあるでしょう。DVDは簡単に写真とDVDビデオの共存が可能です。手順を説明します。
①DVDStylerでDVDを生成するときに「just generate」を選ぶ。そうすると出力ディレクトリに「AUDIO_TS」「VIDEO_TS」というフォルダができます。これがDVDビデオのコンテンツです。こういった出力ができないソフトだったら,一回DVDに出力して,それをエクスプローラで見て,これらのディレクトリをハード・ディスクにコピーするといった方法があります。
②データDVDを作成できるソフトで「AUDIO_TS」「VIDEO_TS」「画像のディレクトリ」をこの順番で指定して入れる。
ただし,ソフトによってはディレクトリの順番をファイル名で決めてしまったりする場合もあります。そういうときは画像ディレクトリの最初の文字をwxyzのどれかにするなどで対処します。なお,日本語のディレクトリ名は使わない方が無難です。ディレクトリのファイル名はUSO+UDFにします。
今回はフリーの「ImgBurn」というソフトを利用しました。インストールするときにAOLのツールバーをIEに入れるという難点はありますが,使い勝手は良好です。
作るディスクが1枚なら,これで直接ディスクを作ればいいし,そうでないならば,ISOファイルを生成し,それを改めてImgBurnでディスクにコピーすればいいです。また,「Alcohol 52%」などの仮想ディスクソフトを使うとISOファイルをマウントしてDVDディスクとして使えますので,本番ディスク作成前のテスト用として重宝します。
【DVDディスク】
DVDディスクはいいものを使いましょう。安物はすぐに使えなくなる恐れが高いです。今までいろいろ使った中ではCD-R時代から実績が大きい太陽誘電が,一番信頼性が高いように感じます。傷などに強いという「トリプルガード」を使っています。
このWebbyというショップはDVD関係が大体最安かそれに近いのでよく利用しています。
【ケース】
今は5mmのケースが市販では普通になっていますが,配布ディスクは1cmのケースを使いましょう。そうでないと背中側が薄すぎて埋もれてしまいます。保存性を考えてブラックを選びましょう。
【ジャケット】
エーワンの「51153」(マット紙),エレコムの「EDT-SCDJK」(マット紙)「EDT-KCDJK」(光沢紙)があります。写真の印刷は光沢紙がきれいです。ラベル面は貼るのが大変なので,プリンタで直接印刷できるものを利用することをお勧めします。