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Date: 2010/0113 Category: テイスティング・ノート
Posted by: Andy
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誕生日にKosta Browne Pinot Noir Sonoma Coast 2005をあけてみました。実は初コスタ・ブラウン。

Kosta Browne

このワインを買ったころは,国内にはほとんど流通していなかったこのワインですが,最近では単一畑のものもときには見られるようになり,一時ほどのレア感はなくなったような気がします。ほかにいいピノがたくさん出てきたことで,これじゃなきゃって感じもなくなりましたし。

典型的なカリフォルニアスタイルのピノ。酸はあまりなく,カシスやブルーベリー系の味わい。ピノとしてはややタンニンが強いですが,いわゆる丸いタンニンで,それでバランスを取っている感じです。すらすら飲めておいしいです。最近は逆にこういうスタイルのものはあまり見かけなくなってしまったような気がするので,ちょっと懐かしさすら感じました。

wine-searcher.comで調べたところ,今でも平均価格は100ドルを超えているようです。確かにおいしいですが,1万円出す味わいかというと個人的にはちょっと微妙ですね。6000円くらいまでならリピートしたい感じです。

Date: 2010/0106 Category: テイスティング・ノート
Posted by: Andy
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日本酒はほとんど飲まないのですが,せめて正月くらいは日本人らしく日本酒を飲もうと,毎年1本だけ飲んでいます。今年は「灘」の酒にしてみようと思い,剣菱が作っている黒松剣菱瑞穂というのを買ってみました。もちろん事前知識なし。

最初は燗にしてみたのですが,燗にするとアルコールが目立ってしまい,常温の方がおいしく飲めました。コクや旨みはなかなかのものです。ただ,これに限らないでしょうけど日本酒はアルコール度が高い(これは17度)ので,ちょびちょびとしか飲めません。いわゆるアルコールの「熱」も感じます。

これはこれでおいしかったのですが,やっぱり日本酒は年に1回くらいでいいやとも思ったのでした。