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Date: 2015/0831 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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WA220号でポール・ラトーに次いで高評価ワインを連発したのがカレラ。近年は安定して美味しいワインを作っています。ただし、米国での人気が高まっているせいか、日本での価格は上昇傾向。以前は単一畑でもライアンやド・ヴィリエは5000円以下で入手できたのですが、今はどれも1万円近くにまで上がっています。

こうなると、むしろセレックの方が安く感じますが、セレックは気難しいワインなので、買っても数年は待たないといけないのがちょっと難点です。本数も少ないので入手はお早めに。

セレック98点で1万5000円台はお買い得感があります。10年以上待てば最高のワインになるでしょう。


ミルズは96点。一番優等生的なイメージがあります。


ド・ヴィリエは95点。高くなってもお買い得です。これも長熟タイプ。


ライアンは94点。今飲むならド・ヴィリエよりライアンでしょう。


ジェンセンは圧倒的に入手困難。この値段でもすぐに売り切れるでしょう。


実は一番お買い得なのはこれ。95点で4000円台は激安レベル。
Date: 2015/0830 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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前の記事で紹介したように、ポール・ラトーはサンタ・バーバラのワイナリーの中でも頭ひとつ抜け出たような存在になりつつあります。そうでなくても生産量が少なくて入手困難なワインですが、今後は日本への割り当ても減ってしまうことがあるかもしれません。

現時点では97点のシービスケット(ゾトヴィッチ)・ピノ・ノワールなどもまだ日本で買えますので要チェックです。

97点の「白ピゾーニ」。わずか6樽の製造です。


シャルドネの「心」はレビューなしですが、97点のイースト・オブ・エデン(ピゾーニ)と96点のスヴニール(シエラ・マドレ)のブレンドですから、美味しくないはずがありません。


ベル・ドゥ・ジュール(ヒリヤード・ブルース)のシャルドネは96点。マーク・オベールを彷彿とさせるという、フルボディのワイン。


ピノ・ノワールでは最高評価となった97点のスエルテ(ソロモン・ヒルズ)


同じく97点のシービスケット(ゾトヴィッチ)



「赤ピゾーニ」は95+。飲み頃になるまで、2~3年は必要そうなワインです。


96点のアティカス(ジョン・セバスチャーノ)。この畑は今後注目になりそうです。
Date: 2015/0819 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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Siduriがケンダル・ジャクソン・グループに買収されたことで、一部の商品の整理が行われ、Novyブランドで出ていたロゼラズのシャルドネもその対象になってしまいました。

というわけで在庫整理のセールです。当然今回限り。ロゼラズのシャルドネが税込み3132円というのは、こういうケースくらいしか考えられないので、お薦めです。



ちなみにオーガスト・ウエストのロゼラズ・シャルドネは通常価格でこれくらい。


カリフォルニアワインあとりえでは6本で送料無料です(クール便代200円は別途)。
Date: 2015/0811 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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杉本隆英さんのシャトー・イガイタカハのワインメーカーであるグレッグ・ブリュワーが、イガイタカハのフラグシップである「侍」(シャルドネ)と「園」(ピノ・ノワール)について語る動画が公開されました。


シャトー・イガイタカハのワインには、ラベルに漢字を使った漢字シリーズと、家紋をあしらった家紋シリーズの大きく2種類がありますが、グレッグ・ブリュワーは漢字シリーズのワインを作っています。基本的にサンタ・リタ・ヒルズにあるブリュワー・クリフトンと共通の自社畑のブドウを使っています。

ラベルの漢字は杉本さんの奥様美代子さんによるもの。ただし「侍」だけは隆英さんの字を使っています。また、ラベルは上部が白、下部がグレーになっていますが、実は単に上下を分けているのではなく、このラインはサンタ・リタ・ヒルズの背骨ともいえる246号線を表現しているのだそうです。

動画では言及されていませんが、漢字ラベルは元々グレッグ個人のプロジェクトだったダイアトムのために作ったものでした。グレッグが2012年でダイアトムを終了したため、イガイタカハに移管することになりました。そういう意味でも、この漢字シリーズはサンタ・リタ・ヒルズを代表するワインメーカーであるグレッグ・ブリュワーの一番ピュアなワインだと言えるでしょう(グレッグの他のプロジェクトであるブリュワー・クリフトンにはもうひとりのワインメーカーであるスティーブ・クリフトンがいますし、メルヴィルは雇われワインメーカー)。

動画でグレッグは、漢字ラベルのそれぞれのワインにエモーションがあり、それを表現するようなクローンを選んでいると言っています。「侍」の場合、侍の歴史と精神、モチベーションを表現すべく2つのクローンを使っています。1つはクローン4で、こちらはシャープな味わいをもたらします。もう1つはクローン76で、こちらは暖かさや気持ちの豊かさを表現しています。

「園」はクローン37だけを使ったワイン。クローン37は暖かさや優しさを表現するとともに、パワーもあり、ピュアな味わいもあります。なお、クローン37はメリー・エドワーズ・セレクションと呼ばれているクローンで、著名ワインメーカーのメリー・エドワーズがマウント・エデンのワインメーカーだったときに、UC Davisに枝を提供して広げたクローンです。

なお、この動画の完成を記念して、侍と園のセットが通常より2000円安い1万5000円になっています。8月末までの限定。なお、Vinousのアントニオ・ガッローニは侍に93点、園には94点という高い評価をしています。
Date: 2015/0809 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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かわばた酒店の恒例サンデーセールで、ドミナスなどが安く出ています。本日限定価格なのでお早めに。

ドミナス2008はWine Advocateでは99点。税込み1万円台はバーゲンです。



ベリンジャーのカベルネ・リザーブも1万2000円と安いです。



ハドソンのシャルドネは7000円。美味しいシャルドネが飲みたい季節です。

Date: 2015/0803 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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楽天の「パリ16区」で8月12日まで期間限定のセールをやっています。今回は、かなりすごいワインが特価で出ており、現地価格を下回っているものも複数あります。数が多いのでいくつかピックアップして紹介します。

ボンドのメイトリアークはハーラン系のワインで圧倒的に安いワインですが、それにしてもこれは安いです。米国でも150ドル。


デュモルは1万円以下でいろいろ出ていますが、アイダンのデビュー・ヴィンテージを紹介しておきます。


コルギンのIX(ナンバー・ナイン)エステートは2004年と2006年。4万円台は今からは信じられないくらい安いです。2004はWAで97点。2006は100点!です。2006は試飲したことありますが、無茶苦茶おいしいです。



WA100点の超常連シュレーダーのベクスとファー・トカロンが税抜きでは1万円切るというとんでもない価格です。といってもこれはハーフボトルなのですが、それにしても安いです。


これも今や高嶺の花になってしまったサクサム。1万円前後の価格は大バーゲンです。もうこの価格では買えないでしょう。