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Date: 2017/0227 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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昨年秋に、超お買い得価格で登場して話題になったのがサンスペリーの「ダラーハイド」カベルネ・ソーヴィニヨン。

参考:パーカー95点で、限定超お買い得のサン・スペリー単一畑

このほどヴィンテージが2012年に変わりましたが価格は据え置きで税抜き6000円弱で売られています。

個人的にはソーヴィニヨンブランも大のお薦め。

Date: 2017/0223 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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柳屋の決算セールでリック・フォーマンのピノ・ノワール「ロッシ・ワレス(Rossi Wallace、ロッシ・ウォレス)」が出ています。リック・フォーマンといえば、自身のワイナリーのほか、ニュートンなどで活躍したナパでも伝説級のワインメーカーですが、カベルネ・ソーヴィニヨンとシャルドネの専門というイメージがありました。

実際、近年までピノ・ノワールは作っていなかったようなのですが、2007年くらいからアトラス・ピークのアンティノリの畑のピノ・ノワールを作り始めたようです。

2014年のピノ・ノワールはパーカーが91点、アントニオ・ガッローニが92点という高得点をつけています。ガッローニによると、これまでは酒質が弱かったが2014年は初めてよくなったとのこと。パーカーのレビューによるとチェリーやストロベリーなどの柔らかい果実味を中心としたソフトなピノ・ノワールのようです。

本来は5500円だそうですが、柳屋は決算セールで3480円(税抜き)。かなりお買い得だと思います。


ピノ・ノワールついでにもう1つ気になっているワインを紹介。カリフォルニアではなくブルゴーニュです。日本人醸造家の栗山朋子さんが作るシャントレーヴのAOCブルゴーニュ。

敬愛する立花峰夫さんが「シャントレーヴのAOCブルゴーニュは、全房発酵なのにそうしたイガイガ、青さがまったくない絹のタンニン。その質感は、最高の造り手の長期熟成を経たグラン・クリュ並です。抽出をせずに抽出するという、とてもカッコイイことをされています」と褒めるワイン。そういえば、これで思い出しましたが、前述のロッシ・ワレスは全房は全く使っていないそうです。

これでお店によっては2000円台で売っているので、良さそうだなあと思っています。ブルゴーニュのピノ・ノワールなんて20年くらい買ったことありませんが、悩み中。ついでにもう1つ余談を書いておくと、友人の娘さんが、この醸造家さんと同姓同名。漢字も同じ。これも気になる(笑)。


Date: 2017/0217 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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トランプ・ワイナリーのワインは実は日本にも入荷が始まっています。

インポーターさんもショップさんも、売れるかどうかドキドキされているような…

まあ、ワインに罪はありませんから。なお、ワイナリーはトランプ大統領の次男が運営しているとのことです。

また、トランプ大統領自身はアルコールを全く飲みません。4人兄弟の一番上の兄がアルコール中毒で亡くなっており、その兄が「アルコールは飲むな」といったのを守っているそうです。

Date: 2017/0213 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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楽天の河野酒店でロバート・モンダヴィのカベルネ・ソーヴィニヨン・リザーブ1993年が1万円台半ばで出ています。

20年を超えたワインということで、まだ飲めるかどうか心配になるところですが、2016年7月に同ショップのワイン会でオルネライア1992、ソシアンド・マレ1996/1990と飲み比べたときは、これが一番人気だったとのこと。

ちなみに、Wine Advocate誌によると評価は93点で飲み頃は2025年くらいまで。まだ十分に飲み頃に入っています。

昨今、ナパのカベルネで1万円台はもはや当たり前の感じもありますが、これだけ熟成したワインが1万円台で飲めるなら、新しいワインを探すよりもいいかもしれません。

Date: 2017/0206 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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先日、中川ワインさんの試飲会に行ってきました。価格帯別に、美味しいと思ったワインを紹介します。価格は希望小売価格なので、実際の店舗における価格とは異なります。

【3000円以下】
比較的高額なワインの多い中川ワインさんですが、この価格帯にもいいものはあります。

◎ルナティック(Lunatic) ホワイト・ワイン「セット・ユアセルフ・フリー」2014 3000円
 ゲヴェルツトラミネール36%、マスカット・カネリ28%、ルーサンヌ25%、ヴィオニエ11%のワイン。ルナティックはイタリア品種を特異とする「ルナ」のバリューライン。ほの甘な感じがほっとするワイン。最近はこういうのもいいなあと思うようになりました。
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◎ペドロンチェリ(Pedroncelli)ドライ・ロゼ ジンファンデル2014 2400円
 「毎日飲んでも裏切らない」というのが中川ワインのつけた謳い文句ですが、どの品種も裏切らない味わい。全部紹介したいくらいですが、中でもこれはフレッシュで美味しい。

◎ペドロンチェリ ジンファンデル「マザー・クローン」2014 2700円
 といいながらもう1つ紹介しますが、これもまさに裏切らない味。おいしいです。

【5000円以下】
◎ナカムラ・セラーズ ノリア(Noria) ソーヴィニヨンブラン 2015 4500円
 ゲヴェルツトラミネールが5%入って、かすかに甘みがあります。酸が主張するワインも好きですが、日本食にはこっちの方が合わせやすそう。

◎ジャム・セラーズ(JaM) シャルドネ「バター」2015 4000円
 しっかり樽も使ってバニラのフレーバーやリッチなフレーバーがあるワイン。ただ、バターという名前だけど、バターっぽくはなく、やり過ぎ感はないです。エレガントなシャルドネもいいですが、こういうはっきりした味のシャルドネも美味しいです。

◎マウント・エデン(Mount Eden) シャルドネ エドナ・ヴァレー 2014 4600円
 さわやかで複雑味があるいいシャルドネです。

◎マイグレーション(Migration)シャルドネ 2014 5000円
 バランスよくとても美味しい。

◎ベッドロック(Bedrock) ジンファンデル オールド・ヴァイン 2014 4800円
 先日も紹介したおすすめワイン。複雑でワンランク上の味わい。

◎キュペ(Qupe) シラー「ミッション・ラベル」2012 3800円
 ビオディナミで作られているワイン。複雑味のあるシラーです。

◎ナパ・ハイランズ カベルネ・ソーヴィニヨン2013 4800円
 新ヴィンテージはカベルネ・ソーヴィニヨン100%になりました。ナパらしい味わいですが、バランスもよく、とてもいいカベルネ・ソーヴィニヨンです。


【1万円以下】
◎ナカムラ・セラーズ ノリア サンジャコモ ピノ・ノワール 2014 5800円
 バランス良く、飲みやすいピノ・ノワール。酸はおだやか。
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◎ドメーヌ・エデン(Domaine Eden) ピノ・ノワール 2013 6000円
 旨味があっておいしいピノ・ノワール


◎ホーニッグ(Honig) カベルネ・ソーヴィニヨン 2014 7000円
 ナパらしい芳醇でおいしいカベルネ・ソーヴィニヨン


◎JCB by ジャン・シャルル・ボワセ 「パッション」ナパ・ヴァレー レッド・ワイン 2014 1万円
 華やかでおいしい。カベルネ・ソーヴィニヨン73%でマルベック27%。


【1万円超】
◎ウェイフェアラー(Wayfarer)ウェイフェアラー・ヴィンヤード ピノ・ノワール 2013 1万5500円
 口の中で広がりを感じるワイン。酸と果実味、旨味、どれもハイレベルでバランス良い。すばらしい。


◎コングスガード シャルドネ ナパ・ヴァレー 2014 1万7500円
 香りから圧倒的。バランスよい


◎ダックホーン メルロー スリーパームス・ヴィンヤード 2013 1万4000円
 スムーズでシルキー。むちゃくちゃ美味しいメルロー

Date: 2017/0203 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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柳屋の決算セールでレーヴェンズウッドのフラグシップ「オールド・ヒル」が4000円台の格安で出ています。


ワイナリー価格60ドルでこの値段は確かに安いです。Wine Spectatorで93点というのもかなりの高得点。以前、この銘柄を飲んだときは「フラグシップにしては…」という感もあったのですが、品質を取り戻してきたのでしょうか。

ただ、個人的にはこの価格だったら息子のモーガンのワインにより魅力を感じてしまうところもあるんですよね。


ベッドロックといえばWine Advocate誌で99点、100点を取ったシラーが超限定ながら出てますよ。売れ残っているのが不思議くらいのワイン。しかもセットではなくばら売りです。


あと、柳屋のセールでカレラのヴィオニエも出ているのですが、それよりだいぶ安く売っている店があります。


写真がマウント・ハーランなのは、まず間違いだと思いますが、セントラル・コーストといえど、アントニオ・ガッローニが91点を付けているので、かなりのお買い得だと思います。
Date: 2017/0202 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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楽天市場の「ワイン&ワインセラー セラー専科」がショップ・オブ・ザ・イヤーでセールをしています。

その対象の1つがナパのコセンティーノがロウダイ(Lodi)で作るザ・キャブ、ザ・ダーク、ザ・ジンの3つの赤ワイン。それぞれ単価は1480円(税抜き)ですが、3本セットだと4167円(税込み4500円)でさらに送料無料となります。

実はこれらのワイン、ワイナリー価格だと22ドルとずっと高くなっています。市場価格はさすがにもっと安いですが、Wine-Searcher.comによると平均14ドルですから、やはり日本の価格の方が安いです。特にセットはかなりの安さです。

ロウダイというと最近はマイケル・デイヴィッドが人気ですが、コセンティーノはかなり古くからここのワインを作っています。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ローダイ 3種 3本セット
価格:4500円(税込、送料無料) (2017/2/2時点)



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ザ・ジン ジンファンデル ローダイ
価格:1598円(税込、送料別) (2017/2/2時点)



[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ザ・キャブ カベルネ・ソーヴィニヨン ローダイ
価格:1598円(税込、送料別) (2017/2/2時点)


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ザ・ダーク ローダイ
価格:1598円(税込、送料別) (2017/2/2時点)


Date: 2017/0201 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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今や、サンタ・バーバラを代表するワイナリーの1つとなったポール・ラトー(Paul Lato)。その中でもちょっと特異な存在だったのが「Kokoro(心)」シリーズ。ワインライフ株式会社の杉本隆英さんとのコラボで、当初は単一畑しか作らないポール・ラトーが唯一ブレンドものとしてシャルドネとピノ・ノワールを作ったのでした。

その後、シラー/グルナッシュやロゼ、ソーヴィニョンブランとラインアップが拡充しましたが、最近出荷が始まったものが最終ヴィンテージとなります。

理由は、ポール・ラトーが作るもう1つのワインに集約するため。杉本さんのシャトー・イガイタカハでは、グレッグ・ブリュワーなど何人かのワインメーカーがワインを作っていますが、ポール・ラトーもその一人に加わっているのです。ポール・ラトーのワインは「Tokimeki」という名前で、現在シャルドネとピノ・ノワールがあります。

心ワインは今後は「Tokimeki」に収斂することになります。いわばそのための発展的解消ではありますが、心ワインがなくなるのもちょっとさびしい感じはいなめません。