先日紹介したChateau SouverainのCabernet 1998を飲みました(ショップは既に売り切れです)。カベルネを1本飲んだのは久しぶりのような気がします。「最近,カベルネの味が分からなくなった」と書きましたが,これ飲んだらやっぱりおいしかったです。濃い紫色で強烈そうなのですが,味わいのバランスがよく,1998年にありがちな青臭いところもありません。4日目まで全くへたらずに飲めました。やっぱりここのカベルネは僕に合っているようです。

最近のヴィンテージは飲んでいませんが今は2004年ものが3000円弱で出ています。ワイナリ価格が22ドルなので高くないです。パシフィックワインンセラーズは送料無料なので頼みやすいと思います。

多分この価格帯のライバルになるのはフランシスカンでしょうね。米国の実売価格はどちらも20ドル弱で同じくらいです。フランシスカンは「オーパスワンの隣」という売り文句があるのに対し,スーヴェランは「知る人ぞ知る」といったところがちょっと弱いでしょうか。

ちなみにWAではスーヴェラン2004は87点。パーカーは「The richly fruity, straightforward 2004 Cabernet Sauvignon Alexander Valley possesses spicy oak, elegant black currant fruit, tapenade, and underbrush characteristics. This tasty, fruit-forward, reasonably good value can be drunk over the next 7-8 years.」と書いています。フランシスカンは2002年までしかレビューがありません。2002年,2001年どちらも「reliable, but unexciting」と書かれてしまっているのがどうなのでしょうか。

というわけで個人的にはスーヴェランを応援させていただきます。