結婚20周年記念のディナーは「フロリレージュ」
1カ月前の2012年12月12日、12並びの日が結婚20周年でした。ちょっと遅れましたがたまには子どもたちを置いてディナーに行こうということで、青山の「フロリレージュ」に行って来ました。ワインは持ち込ませていただいています。
1本目のワインは、Iron HorseのBlanc de Blancs LD 1990。Iron Horseのスパークリングの中でも限られた年にしか作られない限定品です。これは初めてIron Horseに行ったときに買ったもの。8年熟成してから、澱を抜いて出荷されたものです。ワイナリでテイスティングしたときはシャルドネ100%のピュアさが引き立つものでしたが、それから14年ほど経った今では、黄金の液体と化していました。
もちろん、泡も健在。熟成したスパークリングらしくナッティな風味が出ていますが、ひねた感じは全くなく、とてもきれいに熟成しています。これは本当にすばらしいスパークリングです。機会があればまた入手したいものです。
ワインの話が長くなりましたが、最初の料理は「そば粉のガレット」。上にはキャビアが載っていて、花が咲いたようになっています。キャビアの塩味とそば粉がスパークリングによく合いました。
次は、このレストランの有名なメニューの1つである四角いオリーブ。柔らかいパンにオリーブの風味が染みこんでいます。面白い料理です。
3皿目はタラの白子のムニエル。焼きなすに見たてています。表面をカリッと焼いた白子の味わいと焼きなすの風味の組み合わせが面白く、一口ごとに変化がある皿。器も空飛ぶ円盤みたいで面白いです。いや、ワインが進みます。
4皿目はフォアグラのソテーとヘーゼルナッツのメレンゲ。レアな感じに火を通したフォアグラとさくさくしたヘーゼルナッツのメレンゲとの組み合わせが、口当たり的にも味わい的にも絶妙。これはすごい料理です。
5皿目はブリ大根。ブリは山口県のもの。素材を生かした味わいで、フォアグラの後ではちょっと箸休め的な優しい感じでした。
メインディッシュに移る前に残念ながらスパークリングはなくなり、2本目のワインに。Stag's Leap Wine CellarsのCabernet Sauvignon SLV 1992。ちょっと青っぽさがありましたが、まだまだ若さも感じるカベルネでした。
6皿目はメインディッシュのその1。イチボの瞬間燻製。目の前で蓋を開けると燻製の香りが漂います。別皿のソースなどと合わせて食べますが、ちょっと塩だけを付けて食べるのも絶品。これもレアぎりぎりに火を通してあります。
7皿目はメインディッシュのその2で和牛のフラン。骨髄が茶碗蒸しのようになっており、濃厚なコンソメのような味わいです。これも食べたことない味。
8皿目からはデザート。最初は愛媛ミカンを使ったものです。甘すぎず、ややさっぱりした味わい。
9皿目は「うっかり焦がしてしまったオムレツ」という面白い名前が付いた料理。オムレツに見立てた生チョコレートがおいしいです。
最後、10品目は「とちおとめのパートドフリュイ」。これも甘酸っぱくおいしい。コーヒーといただきました。
と、コースはこれで終わりなのですが、記念日ということで最後におまけの1皿をいただきました。
右上のピスタチオのマカロンもおいしい。とても素敵な皿です。
全体に、料理が美味しいのはもちろん、サービスもいいし、器も凝っています。やっぱりたまにはこういうレストランで食べたいものです。食べログの「トップ50」の看板に偽りはなかったです。
1本目のワインは、Iron HorseのBlanc de Blancs LD 1990。Iron Horseのスパークリングの中でも限られた年にしか作られない限定品です。これは初めてIron Horseに行ったときに買ったもの。8年熟成してから、澱を抜いて出荷されたものです。ワイナリでテイスティングしたときはシャルドネ100%のピュアさが引き立つものでしたが、それから14年ほど経った今では、黄金の液体と化していました。
もちろん、泡も健在。熟成したスパークリングらしくナッティな風味が出ていますが、ひねた感じは全くなく、とてもきれいに熟成しています。これは本当にすばらしいスパークリングです。機会があればまた入手したいものです。
ワインの話が長くなりましたが、最初の料理は「そば粉のガレット」。上にはキャビアが載っていて、花が咲いたようになっています。キャビアの塩味とそば粉がスパークリングによく合いました。
次は、このレストランの有名なメニューの1つである四角いオリーブ。柔らかいパンにオリーブの風味が染みこんでいます。面白い料理です。
3皿目はタラの白子のムニエル。焼きなすに見たてています。表面をカリッと焼いた白子の味わいと焼きなすの風味の組み合わせが面白く、一口ごとに変化がある皿。器も空飛ぶ円盤みたいで面白いです。いや、ワインが進みます。
4皿目はフォアグラのソテーとヘーゼルナッツのメレンゲ。レアな感じに火を通したフォアグラとさくさくしたヘーゼルナッツのメレンゲとの組み合わせが、口当たり的にも味わい的にも絶妙。これはすごい料理です。
5皿目はブリ大根。ブリは山口県のもの。素材を生かした味わいで、フォアグラの後ではちょっと箸休め的な優しい感じでした。
メインディッシュに移る前に残念ながらスパークリングはなくなり、2本目のワインに。Stag's Leap Wine CellarsのCabernet Sauvignon SLV 1992。ちょっと青っぽさがありましたが、まだまだ若さも感じるカベルネでした。
6皿目はメインディッシュのその1。イチボの瞬間燻製。目の前で蓋を開けると燻製の香りが漂います。別皿のソースなどと合わせて食べますが、ちょっと塩だけを付けて食べるのも絶品。これもレアぎりぎりに火を通してあります。
7皿目はメインディッシュのその2で和牛のフラン。骨髄が茶碗蒸しのようになっており、濃厚なコンソメのような味わいです。これも食べたことない味。
8皿目からはデザート。最初は愛媛ミカンを使ったものです。甘すぎず、ややさっぱりした味わい。
9皿目は「うっかり焦がしてしまったオムレツ」という面白い名前が付いた料理。オムレツに見立てた生チョコレートがおいしいです。
最後、10品目は「とちおとめのパートドフリュイ」。これも甘酸っぱくおいしい。コーヒーといただきました。
と、コースはこれで終わりなのですが、記念日ということで最後におまけの1皿をいただきました。
右上のピスタチオのマカロンもおいしい。とても素敵な皿です。
全体に、料理が美味しいのはもちろん、サービスもいいし、器も凝っています。やっぱりたまにはこういうレストランで食べたいものです。食べログの「トップ50」の看板に偽りはなかったです。