このところ、ワイン会もほとんどなかったのですが、久々に贅沢なワイン会に参加してきました。まずはワインリストから。

終盤に、ボーリュー、ドミナス、グレース・ファミリーと続くところが圧巻です(リスト上はドミナスが最後ですが、順番を入れ替えてこの順になりました)。



スターターはシュラムスバーグのブラン・ド・ブラン。爽やかで美味しいです。料理は「牡蠣のスモーク お米の冷製ポタージュ」とのことで、ビシソワーズをあっさりさせたようなスープに牡蠣のスモークが効いてとてもいいマリアージュ。


なお、レストランは麻布台のアフェット。食事はすべてワインに合わせて作っていただいています。また、ワインも味わいながら適正な温度になるよう、ちょっと低めの温度で提供してもらう、など、細かいところまで気を使っていただいています。このサービスは素晴らしい。

次の94574というのは目新しいワイン。数字はナパのSt. HelenaのZIPコード(郵便番号)。Rutherfordの畑からソヴィニョン・ブランを作っています。アロマティックでおいしい。

次はシャルドネ2つ。Kistlerは言わずとしれたソノマの名門ですが、Kesnerは2008年からKistlerでアシスタントをしているJason Kesner氏のワイン。Kistlerに入る前はCarnerosのHudson Vineyardの管理をしていた人です。

ワインは今のところ、Kistlerに一日の長があったような。さすがに美味しいです。料理はそれぞれ「うなぎとフォアグラのテリーヌ カラメルとビアンコバルサミコのソース」「牛たんと豚足のクロケット カポナータ添え」



その後のPalazzoというのはカベルネ・フラン100%のワイン。個人的にフランは好きなので嬉しかったワイン。

最後はカベルネ・ソヴィニョン3連発。最初のBV Clone4は、クミンのようなアジアン・スパイスの香りが強烈なワイン。とても個性的。

次のドミナス90は無茶苦茶おいしかった。完璧です。「和牛ブリスケのビステッカ ヴァンルージュソースと黒トリュフ・あわび茸のフィナンツェーラソース スペアミントの香り」も最高。


最後のグレースファミリーもスパイシーな香りが良かったですが、個性的なClone4と完璧なドミナスの次で、ちょっと埋もれてしまった感じもありました。

いいワイン会でした。