ナパのワイナリConn Creekが光センサーを使ったソーティング・テーブルを導入しました(A high-tech harvest at Conn Creek Winery)。

ソーティング・テーブルとはブドウのみを枝から外すデステマーを通した後、品質の悪いブドウの実を取り除くためのもの。通常はベルトコンベアの上を通る実を人海戦術でチェックしますが、新しい機械では、1000万ピクセルのカメラが悪い実を分別して、風圧で跳ね飛ばすようになっています。これによって1時間に8トンものブドウを処理できるとのこと。

このほか、遠心分離器によってブドウの実を皮と分離させる機械も導入したとのこと。これを使って、ブドウの実を全部使うものとそうでないものの比率をコントロールするようです(ちゃんと理解していないので、分かる人おしえてください)。

これらによって、カベルネ・ソヴィニョンの品質を高めるのがConn Creekの目的。

「5年以内にWine Spectatorの年間トップ10に入るのがゴール」だと言います。今醸造したものが市場に出てくるのが2016年ころでしょうから、そのころのConn Creekに注目してみましょう(覚えているかどうかが難問ですが)。