1999年8月15日にオープンした「カリフォルニアワインの玄関口」ですが、最初はブログはなく、昔でいう「ホームページ」の体裁でした。当時はそれプラス掲示板といった形のサイトが主流でした。掲示板でのやり取りで知り合いになった方も少なからずおり、懐かしい限りですが、もしかするとそのころの方が今のFacebookなどより双方向性が強かったかもしれないですね。

ブログもどきの機能を最初に作ったのは「四方山話」というコーナー。自作の「CGI」で、投稿ページから投稿した内容をインデックスを付けて表示する(コンテンツ自体はDBに格納していました)というもので、今から考えたら一種のブログといってもよかったかもしれません。ブログのスキンを変えるように、CWFC用の体裁で表示する機能を作ったりなど、それなりに便利でした。ただ、そのころはまだブログと言う言葉を知らなかったので、そういう意識は全くなかったです。多分2001年ころから始めたはず。なお、残念ながらそのころのデータは残っていません。

意識してブログというのを作ったのは2003年3月のこと。Googleに買収されたBloggerというサービスを使っていましたが、文字化けが多くて使いにくかったです。これが一応このサイトの初代ブログ。

2004年にもっと機能が多い(例えば当時人気だったトラックバック機能やカテゴリーをつける機能など)Nucleusに変えたのが2代目ブログ。このときから「お勝手口」という名称を使い始めました。しかし、2006年1月に、当時のサービスがデータを全部失うという大チョンボをしでかしてくれます。バックアップもなく、約2年分の記事が消えてしまいました。今まで最大の痛恨。

そして2006年2月から始めたのが今のブログ。それまではまだ「ホームページ」の方も残っており、ワイナリーの紹介はスタティックなWebページだったのですが、この3代目ブログのときからブログ機能に統合しています。それからももう11年以上たっているんですねえ(遠い目)。

というわけでちょっと振り返ってみましたが、2代目ブログはなくなったものの、初代ブログは一応データがまだ残っています。下のリンクで見られます。例えば2003年3月27日には、気になるワイナリーとしてRoarを挙げているなど、懐かしい話がいろいろあります。

MEMORANDAM