Coravin model11
コラヴァン(Coravin)が、米ラスベガスで開催されているCES(コンシューマーエレクトロニクスショー)で、新製品となるモデル11を発表しました。2018年9月に999ドル95セントで発売する予定です。これまで最も安いモデル1が199.95ドルでしたから、その約5倍の価格。どんな機能があるのでしょう。


まず、ワインを注ぐのがこれまでよりも簡単になります。これまではボトルを傾けて、トリガーを引くと、カプセルからガスが出て、その分ワインが注がれるという形になっていましたが、モデル11では傾けるだけでワインが注がれ、ガスも自動的に必要量が出てきます。しまうときも同様です。これまでのコラヴィンは注ぐところにちょっと癖があって、それに慣れる必要がありましたが、今回のは誰でも簡単に注げます。

また、使ったガスの量を覚えており、専用のアプリを通じてスマホから分かるようになります。

スマホと連携する機能はほかにもあります。飲んでいるワインの情報を入れると、おすすめの音楽を教えてくれるような機能もあります。

正直1000ドル出す価値がこのアプリにあるかというと、ないと思ってしまうのですが、トリガーがなくなるのは嬉しい人も多いと思います。きっとスマホ連携機能を取った廉価版がその次に出るのでは、と想像しています。これからもコラヴァンには注目したいと思います。