ボンド4種類を飲むワイン会を開きました
マンダリンオリエンタル東京のフレンチレストラン「シグネチャー」でワイン会を開かせていただきました。メインはBondのカベルネ・ソーヴィニヨン2004年のものを4種類。現在は5つあるBondですが、このヴィンテージはまだQuellaがなく4種類でした。
この素晴らしいワインを飲むのには、すべてが素晴らしいところがふさわしいと思い、選んだのが「シグネチャー」です。ミシュランの星を長年取得し、食べログ100名店にも選ばれています。また、ソムリエは野坂昭彦さんを筆頭に精鋭揃い。特に、今回はナパヴァレー・ベスト・ソムリエ・アンバサダーの山本麻衣花さんに料理メニューやサーブをお願いしました。
ボンド以外はなるべく手持ちのワインから選ぼうと思っていたのですが、いろいろ考えているうちに、あれも入れたいこれも入れたいとなってしまって、想定よりもワイン代が大分かさんでしまったのは個人的には反省点(来ていただいた方には喜んでもらえたのではないかと思いますが)。
ワインリスト
泡
Domaine Carneros Le Rêve 2015
SB
Coquerel Terroir Coquerel Sauvinon Blanc 2023
Shared Notes Les Leçons des Maîtres 2023
CH
Pisoni Estate Chardonnay 2023
Paul Lato East of Eden Chardonnay 2021
PN
Roar Pinot Noir Garys' 2018
Calera Jensen 1996
CS
Bond St. Eden 2004
Bond Vecina 2004
Bond Melbury 2004
Bond Pluribus 2004
乾杯のスパークリングワインはドメーヌ・カーネロスのフラッグシップであるレーヴ。国内価格がまだ1万円を切っていたときに買っていた最後の1本です。現在の価格は2万円を超えているもよう。
参考:米国の半額という価格バグった高級スパークリング、ついに値上げへ
これはやっぱり美味しいですね。熟成にも向くしもっと買っておけばよかった。
アミューズです。これだけで幸せになります。
ソーヴィニヨン・ブランからは2本ずつ選んでいます。ソーヴィニヨン・ブランはナパのコクレルとソノマのシェアード・ノーツ。コクレルはナパのカリストガでソーヴィニヨン・ブランをメインとし、シェアード・ノーツはボルドースタイルとロワールスタイルのソーヴィニヨン・ブランだけを作るというユニーク同士の対決。シェアード・ノーツはボルドースタイル(自分の好みがこちらなので、こればっかり買ってます)。
コクレルは香り高く華やか、シェアード・ノーツは酸高くミネラル感の強い味わい。シェアード・ノーツは新樽100%なのですが、新樽感を感じさせない作りには毎回驚かされます。当日の人気はコクレルの方が少し高かったです。
季節野菜のテリーヌ、キャベツのクーリ
シェアード・ノーツはヴィヴィアナ・ゴンザレス・レーヴとジェフ・ピゾーニのワインメーカー夫婦で作っているワインですが、ジェフ・ピゾーニがもう一つワインメーカーを勤めるのが言うまでも無くサンタ・ルシア・ハイランズのピゾーニです。ということでシャルドネはピゾーニ・ヴィンヤードのシャルドネと同じシャルドネからピゾーニ以外で唯一ワインを作るポール・ラトーの二つを選びました。ピゾーニの方が新樽率や樽熟成の期間が長く、おそらく樽のトーストも強そうな作り。果実の強さに合うフルボディのシャルドネです。ポール・ラトーはより食事に寄り添うような味わい。好みは分かれましたが個人的にはポール・ラトーが好きです。
北海道産帆立貝のロティ アルビュフェラソース カリフラワー
絶妙に火を通された帆立貝とまったりとしたソースがシャルドネと素晴らしいハーモニーでした。
ピゾーニ・ヴィンヤードのシャルドネを飲みましたが、ピゾーニ・ヴィンヤードと言えばやはりピノ・ノワール。ラ・ターシュの畑から取ってきたと言われる穂木を使っていることで知られています。そこで今回はこの穂木を使った別の畑「ゲイリーズ」のピノ・ノワールを持ってきました。もう一つのピノ・ノワールは、ロマネ・コンティ由来と言われるカレラのジェンセン。その昔ワイナリーで購入した1996年のワインです(これも最後の1本)。
写真の右がジェンセンです。熟成はしていますが、まだラズベリーレッドが残っていて若さもあり素晴らしい。ゲイリーズも美味しかったのですが、カレラが良すぎてかすんでしまいました。どちらが好きかもあえて聞かず。1996年は故ジョシュ・ジェンセンが過去最高の出来と言っていたヴィンテージであり、これまで飲んだカリフォルニアのピノ・ノワールの中でも最良の1本だと思います。
料理はサーモンのグリエ。滑らかなビーツのソース。赤ワインで煮込んだレンズ豆
ピノ・ノワールにあえて魚料理ですが、ソースがシルキーで濃厚なのでピノ・ノワールには良く合いました。これもサーモンの火の通し方が絶妙。
さて、いよいよボンドです。メルベリー、ヴァシーナ、セント・エデン、プルリバスの4本。ディナー前に抜栓して状態を見たところ、ヴァシーナとプルリバスはかなり固さがあったのでデカンタしていただいています。
メルベリーはナパのセントヘレナの東側にあるレイクヘネシー近くの斜面の畑。ストラクチャーを感じるワイン。ヴァシーナはオークヴィルの銘醸畑ヴァイン・ヒル・ランチのワイン。ハーラン・エステートから一番近い畑ということで、近いという意味のワインの名前になっています。ヴァシーナはボンドの中でも一番親しみやすく、オークヴィルらしいシルキーさが特徴なのですが、今回はやや固さがありました。セント・エデンはオークヴィルの東側。スクリーミング・イーグルにも近い畑です。個人的には今回はこれがベスト。以前のボンドのセミナーのときも感じましたが、なんというか完璧なカベルネ・ソーヴィニヨンというのがあるとしたら、この畑になるのではないかという感じ。もしかするとスクリーミング・イーグルにも通じるのかもしれません。
最後のプルリバスは唯一マヤカマス山系の畑のワイン。レッドウッドの林の中の畑であり、マヤカマス系らしい強固なストラクチャーを持つワイン。この固さが魅力でもあり、個性でもあります。個人的にはいつもプルリバスには大変魅力を感じます。今回はセント・エデンを上としましたが、推しという意味ではプルリバスかもしれません。
蝦夷鹿ロイン肉のロティと肩肉のプレゼ 冬トリュフソース アンディーブ
これだけ美味しい料理と美味しいワインをいただけるのは幸せですね。
麻衣花さんもありがとうございました!
この素晴らしいワインを飲むのには、すべてが素晴らしいところがふさわしいと思い、選んだのが「シグネチャー」です。ミシュランの星を長年取得し、食べログ100名店にも選ばれています。また、ソムリエは野坂昭彦さんを筆頭に精鋭揃い。特に、今回はナパヴァレー・ベスト・ソムリエ・アンバサダーの山本麻衣花さんに料理メニューやサーブをお願いしました。
ボンド以外はなるべく手持ちのワインから選ぼうと思っていたのですが、いろいろ考えているうちに、あれも入れたいこれも入れたいとなってしまって、想定よりもワイン代が大分かさんでしまったのは個人的には反省点(来ていただいた方には喜んでもらえたのではないかと思いますが)。
ワインリスト
泡
Domaine Carneros Le Rêve 2015
SB
Coquerel Terroir Coquerel Sauvinon Blanc 2023
Shared Notes Les Leçons des Maîtres 2023
CH
Pisoni Estate Chardonnay 2023
Paul Lato East of Eden Chardonnay 2021
PN
Roar Pinot Noir Garys' 2018
Calera Jensen 1996
CS
Bond St. Eden 2004
Bond Vecina 2004
Bond Melbury 2004
Bond Pluribus 2004
乾杯のスパークリングワインはドメーヌ・カーネロスのフラッグシップであるレーヴ。国内価格がまだ1万円を切っていたときに買っていた最後の1本です。現在の価格は2万円を超えているもよう。
参考:米国の半額という価格バグった高級スパークリング、ついに値上げへ
これはやっぱり美味しいですね。熟成にも向くしもっと買っておけばよかった。
アミューズです。これだけで幸せになります。
ソーヴィニヨン・ブランからは2本ずつ選んでいます。ソーヴィニヨン・ブランはナパのコクレルとソノマのシェアード・ノーツ。コクレルはナパのカリストガでソーヴィニヨン・ブランをメインとし、シェアード・ノーツはボルドースタイルとロワールスタイルのソーヴィニヨン・ブランだけを作るというユニーク同士の対決。シェアード・ノーツはボルドースタイル(自分の好みがこちらなので、こればっかり買ってます)。
コクレルは香り高く華やか、シェアード・ノーツは酸高くミネラル感の強い味わい。シェアード・ノーツは新樽100%なのですが、新樽感を感じさせない作りには毎回驚かされます。当日の人気はコクレルの方が少し高かったです。
季節野菜のテリーヌ、キャベツのクーリ
シェアード・ノーツはヴィヴィアナ・ゴンザレス・レーヴとジェフ・ピゾーニのワインメーカー夫婦で作っているワインですが、ジェフ・ピゾーニがもう一つワインメーカーを勤めるのが言うまでも無くサンタ・ルシア・ハイランズのピゾーニです。ということでシャルドネはピゾーニ・ヴィンヤードのシャルドネと同じシャルドネからピゾーニ以外で唯一ワインを作るポール・ラトーの二つを選びました。ピゾーニの方が新樽率や樽熟成の期間が長く、おそらく樽のトーストも強そうな作り。果実の強さに合うフルボディのシャルドネです。ポール・ラトーはより食事に寄り添うような味わい。好みは分かれましたが個人的にはポール・ラトーが好きです。
北海道産帆立貝のロティ アルビュフェラソース カリフラワー
絶妙に火を通された帆立貝とまったりとしたソースがシャルドネと素晴らしいハーモニーでした。
ピゾーニ・ヴィンヤードのシャルドネを飲みましたが、ピゾーニ・ヴィンヤードと言えばやはりピノ・ノワール。ラ・ターシュの畑から取ってきたと言われる穂木を使っていることで知られています。そこで今回はこの穂木を使った別の畑「ゲイリーズ」のピノ・ノワールを持ってきました。もう一つのピノ・ノワールは、ロマネ・コンティ由来と言われるカレラのジェンセン。その昔ワイナリーで購入した1996年のワインです(これも最後の1本)。
写真の右がジェンセンです。熟成はしていますが、まだラズベリーレッドが残っていて若さもあり素晴らしい。ゲイリーズも美味しかったのですが、カレラが良すぎてかすんでしまいました。どちらが好きかもあえて聞かず。1996年は故ジョシュ・ジェンセンが過去最高の出来と言っていたヴィンテージであり、これまで飲んだカリフォルニアのピノ・ノワールの中でも最良の1本だと思います。
料理はサーモンのグリエ。滑らかなビーツのソース。赤ワインで煮込んだレンズ豆
ピノ・ノワールにあえて魚料理ですが、ソースがシルキーで濃厚なのでピノ・ノワールには良く合いました。これもサーモンの火の通し方が絶妙。
さて、いよいよボンドです。メルベリー、ヴァシーナ、セント・エデン、プルリバスの4本。ディナー前に抜栓して状態を見たところ、ヴァシーナとプルリバスはかなり固さがあったのでデカンタしていただいています。
メルベリーはナパのセントヘレナの東側にあるレイクヘネシー近くの斜面の畑。ストラクチャーを感じるワイン。ヴァシーナはオークヴィルの銘醸畑ヴァイン・ヒル・ランチのワイン。ハーラン・エステートから一番近い畑ということで、近いという意味のワインの名前になっています。ヴァシーナはボンドの中でも一番親しみやすく、オークヴィルらしいシルキーさが特徴なのですが、今回はやや固さがありました。セント・エデンはオークヴィルの東側。スクリーミング・イーグルにも近い畑です。個人的には今回はこれがベスト。以前のボンドのセミナーのときも感じましたが、なんというか完璧なカベルネ・ソーヴィニヨンというのがあるとしたら、この畑になるのではないかという感じ。もしかするとスクリーミング・イーグルにも通じるのかもしれません。
最後のプルリバスは唯一マヤカマス山系の畑のワイン。レッドウッドの林の中の畑であり、マヤカマス系らしい強固なストラクチャーを持つワイン。この固さが魅力でもあり、個性でもあります。個人的にはいつもプルリバスには大変魅力を感じます。今回はセント・エデンを上としましたが、推しという意味ではプルリバスかもしれません。
蝦夷鹿ロイン肉のロティと肩肉のプレゼ 冬トリュフソース アンディーブ
これだけ美味しい料理と美味しいワインをいただけるのは幸せですね。
麻衣花さんもありがとうございました!