ジョセフ・フェルプスのインシグニアといえば、かつては「玄人のオーパス・ワン」といった異名を付けられたワイン。オーパス・ワンは誰でも知っているけれど、それと同等以上に美味しくて、通が選ぶのがインシグニアというイメージでした。

今も基本的にはその位置づけは変わっていないような気がします。むしろ2000年ころから台頭してきた、シュレーダーやハンドレッド・エーカー、スローン、レアムといった新興カベルネ勢力がかなりの高価格を付けているのに対し、インシグニアはそれほど価格も上がっておらず、割安感がかなりでてきています。

現行のヴィンテージになる2015年に、発表されたばかりのワイン・アドヴォケイト中間レポートでは98点と高評価がついています。この高評価でも国内の価格は税込みでも2万円台。2万円台前半の店すらあります。ワイナリー価格の275ドルは完全に下回っていますし、Wine-searcherの平均価格247ドルよりも安いです。


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【正規品】ジョセフ フェルプス インシグニア[2015]
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1万円以下でカベルネ・ソーヴィニヨンを選ぶなら、先日セミナーレポートで紹介したヘスのカベルネはワイン・アドヴォケイトで93点。8000円台という価格を考えたら無茶苦茶コスパいいです。