UCデービスなどの研究で,ビタミンCを酒石酸に変える遺伝子と酵素が分かってきたそうです。酒石酸はワインに含まれる酸味の主要な部分。このメカニズムを解き明かすと,「ビタミンC量を倍増したブドウ」などが可能になるかも。
"Genetically designed grapes with elevated levels of vitamin C may be more than wishful thinking, according to researchers at the University of California, Davis, and the University of Adelaide, Australia, who recently identified an enzyme in grapes that helps convert vitamin C into tartaric acid, a key acid in winemaking."

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というような話なのですが,今一つよく分かってません。ビタミンCを倍増するということは,酒石酸に変える分を少なくするということだと思うのですが,酒石酸が減ったらワインの味わいは悪くならないのでしょうか?

そもそも遺伝子組み換えのブドウを認めるかどうかという話もあるので,簡単に実現するものでないのは確かですが,いろいろ分かってくることは興味深いです。