クリスマスにお薦めのカリフォルニアワイン(スチル・ワイン編)
スパークリング編に続いて、スチル・ワイン編です。自信を持ってお届けするセレクションです。
まずは1000円台から。クリスマスにこの価格帯のワインを選ぶのはパーティ向けかなと思うので1本あたり1500円しない、送料込みの3本セットで。さらに割安の5本セットものもあります。ガイザーピークはコスト・パフォーマンスの高さでは定評のあるワイナリー。
スパークリングでも紹介したソフィア・コッポラのロゼ。こちらはスパークリングではありませんが、ボトルの綺麗さでは負けていません。
カレラのセントラル・コースト・ピノ・ノワールは年々品質が上がっていっています。昔は「安かろう、…」と思っていたのですが、この価格帯のピノ・ノワールとしては十分すぎるほどの品質でしょう。SFクロニクルの年間トップ100にも選ばれています。
カレラのキュベVはセントラル・コーストの自社畑の若いブドウの木のワインをブレンドしたもの。セントラル・コーストの品質が上がっているので、自社畑を加えることでどれだけ良くなっているのかは不明ですが、気持ちは高級感があります。値段のアップがちょっとなので、気分的にはこちらもありでしょう。
2000円台からもう1つルーシーのロゼ。サンタ・ルシア・ハイランズの雄「ピゾーニ」家が作るロゼです。味は抜群。ラベルが「桜」ですが、めでたい感じでいいことにしましょう。
3000円台ではNIKKEIプラス1で8位に入ったアタロンのメルロー。ワイナリー発掘もので、10年以上の熟成を経てこの価格です。
4000円台ではまずはこれ。ベッドロックのオールド・ヴァイン。古い木から作ったカリフォルニアの今を体現するワインです。
オー・ボン・クリマの青ラベルものが4000円で飲めるのはありがたい限り。今の為替レートでは現地価格より安いです。エレガント系が好きな方はぜひ。1ランク上の味わいです。
カリン・セラーズは10年以上熟成したワインしか売らないという異色のワイナリー。熟成好きな方に。なお、コルクがかなり柔らかくなっているので、抜栓には細心の注意を。
5000円台になるとカベルネ・ソーヴィニヨンもいいものが出てきます。スターレーンは「オーパス・ワンに勝った」という宣伝文句がひとり歩きしている感はありますが、非常に品質が高いワインであるのは確か。この価格帯なら抜群といってもいいかもしれません。
ヴァーナーのワインは、日本ではまだ知られていませんが、非常に評価が高いです。綺麗なワインが好きな方に。
6000円台ではまず、シャトー・イガイ・タカハの漢字シリーズのシャルドネ。「波紋」は一番万人向けの味わいに感じます。
ドメーヌ・ド・ラ・コートもカリフォルニアの「今」を体現したワイン。バランス追求派の立役者ラジャ・パーが作る上級編のワインです。
7000円台になると、すばらしいワインの目白押し。特にピノ・ノワールは優秀なワインが並びすぎで選ぶのに困るほど。その中でも目を引くのがリヴァース・マリー。100点満点のワインを次々と作り、今をときめくワインメーカー、トーマス・リヴァース・ブラウンが妻と作るピノ・ノワール。
一方、カベルネ系は中間価格帯と高価格帯の狭間感がありますが、その中ではニュートンのフラグシップ「パズル」を挙げておきます。
8000円台ではシェーファーのシラー「リレントレス」のオールド・ヴィンテージを見つけました。ワイン・スペクテーターで年間トップにもなったことのある銘柄。
ケイマスの40周年記念ボトル。ナパのカベルネ・ソーヴィニヨンの代名詞的ワイナリーです。
9000円台ではシルバー・オークのアレキサンダー・ヴァレー・カベルネ・ソーヴィニヨンを。アレキサンダー・ヴァレーならではのまろやかな味わい。個人的に思い出深いワイン。そのころは30ドルくらいでしたが…
シャトー・イガイ・タカハのピノ・ノワール「園」は現在の漢字シリーズのピノ・ノワールの中でも1ランク上の味わい。ワインメーカーのグレッグ・ブリュワーが「今まで作ったピノ・ノワールの中でトップ3に入る」と言ったとか。それくらい美味しいです。今回挙げたワインの中でも特にお薦め。
憧れのポール・ラトーです。
1万円超はブランドの世界に入っていくので割愛してもいいでしょうか(ここまでで大分疲れました)。
最後に、先日紹介して瞬殺だった99点のドミナスのマグナム版。3万円台はむちゃくちゃ安いと思います。
まずは1000円台から。クリスマスにこの価格帯のワインを選ぶのはパーティ向けかなと思うので1本あたり1500円しない、送料込みの3本セットで。さらに割安の5本セットものもあります。ガイザーピークはコスト・パフォーマンスの高さでは定評のあるワイナリー。
スパークリングでも紹介したソフィア・コッポラのロゼ。こちらはスパークリングではありませんが、ボトルの綺麗さでは負けていません。
カレラのセントラル・コースト・ピノ・ノワールは年々品質が上がっていっています。昔は「安かろう、…」と思っていたのですが、この価格帯のピノ・ノワールとしては十分すぎるほどの品質でしょう。SFクロニクルの年間トップ100にも選ばれています。
カレラのキュベVはセントラル・コーストの自社畑の若いブドウの木のワインをブレンドしたもの。セントラル・コーストの品質が上がっているので、自社畑を加えることでどれだけ良くなっているのかは不明ですが、気持ちは高級感があります。値段のアップがちょっとなので、気分的にはこちらもありでしょう。
2000円台からもう1つルーシーのロゼ。サンタ・ルシア・ハイランズの雄「ピゾーニ」家が作るロゼです。味は抜群。ラベルが「桜」ですが、めでたい感じでいいことにしましょう。
3000円台ではNIKKEIプラス1で8位に入ったアタロンのメルロー。ワイナリー発掘もので、10年以上の熟成を経てこの価格です。
4000円台ではまずはこれ。ベッドロックのオールド・ヴァイン。古い木から作ったカリフォルニアの今を体現するワインです。
オー・ボン・クリマの青ラベルものが4000円で飲めるのはありがたい限り。今の為替レートでは現地価格より安いです。エレガント系が好きな方はぜひ。1ランク上の味わいです。
カリン・セラーズは10年以上熟成したワインしか売らないという異色のワイナリー。熟成好きな方に。なお、コルクがかなり柔らかくなっているので、抜栓には細心の注意を。
5000円台になるとカベルネ・ソーヴィニヨンもいいものが出てきます。スターレーンは「オーパス・ワンに勝った」という宣伝文句がひとり歩きしている感はありますが、非常に品質が高いワインであるのは確か。この価格帯なら抜群といってもいいかもしれません。
ヴァーナーのワインは、日本ではまだ知られていませんが、非常に評価が高いです。綺麗なワインが好きな方に。
6000円台ではまず、シャトー・イガイ・タカハの漢字シリーズのシャルドネ。「波紋」は一番万人向けの味わいに感じます。
ドメーヌ・ド・ラ・コートもカリフォルニアの「今」を体現したワイン。バランス追求派の立役者ラジャ・パーが作る上級編のワインです。
7000円台になると、すばらしいワインの目白押し。特にピノ・ノワールは優秀なワインが並びすぎで選ぶのに困るほど。その中でも目を引くのがリヴァース・マリー。100点満点のワインを次々と作り、今をときめくワインメーカー、トーマス・リヴァース・ブラウンが妻と作るピノ・ノワール。
一方、カベルネ系は中間価格帯と高価格帯の狭間感がありますが、その中ではニュートンのフラグシップ「パズル」を挙げておきます。
8000円台ではシェーファーのシラー「リレントレス」のオールド・ヴィンテージを見つけました。ワイン・スペクテーターで年間トップにもなったことのある銘柄。
ケイマスの40周年記念ボトル。ナパのカベルネ・ソーヴィニヨンの代名詞的ワイナリーです。
9000円台ではシルバー・オークのアレキサンダー・ヴァレー・カベルネ・ソーヴィニヨンを。アレキサンダー・ヴァレーならではのまろやかな味わい。個人的に思い出深いワイン。そのころは30ドルくらいでしたが…
シャトー・イガイ・タカハのピノ・ノワール「園」は現在の漢字シリーズのピノ・ノワールの中でも1ランク上の味わい。ワインメーカーのグレッグ・ブリュワーが「今まで作ったピノ・ノワールの中でトップ3に入る」と言ったとか。それくらい美味しいです。今回挙げたワインの中でも特にお薦め。
憧れのポール・ラトーです。
1万円超はブランドの世界に入っていくので割愛してもいいでしょうか(ここまでで大分疲れました)。
最後に、先日紹介して瞬殺だった99点のドミナスのマグナム版。3万円台はむちゃくちゃ安いと思います。