Au Bon Climat(通称ABC)というと10年前はCaleraと並んで日本におけるカリフォルニアピノの代名詞的存在でした。堀賢一さんの,ブラインドテイスティングでAu Bon Climatが出てロマネ・コンティと思う人が多かった(正確でないかもしれません)というエピソードがその人気の理由だったと思いますが,中でも一番人気だったのがIsabelle。ピノには珍しく単一畑ではなく,さまざまな畑のワインの中からいい樽を選んでブレンドしています。
かつては1万円以上したIsabelleも最近は現地価格並みの5000円程度,ときにはそれよりもさらに安く入手できるようになりました。というわけでいつのまにかセラーに何本か入っていたので,1本飲んでみることにしたわけです。
カリフォルニアのピノとしては酸が強く,タンニンもかなりあります。最初はちょっと取っ付きにくい感じです。時間が経つにつれて香りも味も立ってきます。スミレ系の香り,味わいはだんだん鰹節的な旨みが増します。やはりポテンシャルは高いワインです。ブラインドで飲んでブルゴーニュと思う人がいても不思議ではありません。ただ,もう少し熟成させた方が良かったかという感じはありました。
かつては1万円以上したIsabelleも最近は現地価格並みの5000円程度,ときにはそれよりもさらに安く入手できるようになりました。というわけでいつのまにかセラーに何本か入っていたので,1本飲んでみることにしたわけです。
カリフォルニアのピノとしては酸が強く,タンニンもかなりあります。最初はちょっと取っ付きにくい感じです。時間が経つにつれて香りも味も立ってきます。スミレ系の香り,味わいはだんだん鰹節的な旨みが増します。やはりポテンシャルは高いワインです。ブラインドで飲んでブルゴーニュと思う人がいても不思議ではありません。ただ,もう少し熟成させた方が良かったかという感じはありました。
先日シャトー・イガイ・タカハのビアンコを飲みましたが,これはその醸造元であるPalminaのPinot Grigioです。Igai Takahaのビアンコは半分はこのピノ・グリで半分がトカイ・フリウラーノという構成でした。
柑橘系の酸味がはっきりした味わいのこのワイン,アフターアタックで割と強めの苦味が来ます。酸味と苦味でグレープフルーツ的ではありますが,ソヴィニョン・ブランのような青っぽさとはちょっと違う感じ。全体に癖は少なく,おいしく飲みやすいワインです。
夏向きのワインとしてお勧めです。Igai TakahaのBiancoと比べるとIgai Takahaの方がトロピカルフルーツのフレーバーが強く,酸味はちょっと弱めでバランスの取れた味わい。こちらは酸がくっきりと強く,トロピカルフルーツの味わいはあまりありません。シチュエーションに応じて飲み分けたいワインです。
柑橘系の酸味がはっきりした味わいのこのワイン,アフターアタックで割と強めの苦味が来ます。酸味と苦味でグレープフルーツ的ではありますが,ソヴィニョン・ブランのような青っぽさとはちょっと違う感じ。全体に癖は少なく,おいしく飲みやすいワインです。
夏向きのワインとしてお勧めです。Igai TakahaのBiancoと比べるとIgai Takahaの方がトロピカルフルーツのフレーバーが強く,酸味はちょっと弱めでバランスの取れた味わい。こちらは酸がくっきりと強く,トロピカルフルーツの味わいはあまりありません。シチュエーションに応じて飲み分けたいワインです。