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Date: 2018/1022 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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昨年はワイン・スペクテーターでワイン・オブ・ザ・イヤーを取り、最近絶好調なのがダックホーン。グループのワイナリーも含めて優秀なワインをリーズナブルな価格で提供しています(先日の飲むべきピノ30本にも選ばれていました)。

グループ内で一番安価なワインを造っているのがデコイ(Decoy)。以前はナパのダックホーンのセカンド的な位置づけでしたが、今はソノマのブドウだけを使ってワインを造っています。日本ではこの9月から希望小売価格が3000円台前半に下がり、実売だと2000円台も珍しくない、とますますコスパは高くなっています。

このデコイと米国市場ではライバルの一つとなっているのが、赤ブレンドというジャンルを造ったオリン・スウィフトの「プリズナー」。日本では1万円を超える高額ワインですが、3000円のデコイとぶつかるというのはさすがにちょっとびっくりですが、ダックホーンのグループで赤ブレンドを造っているパラダックスの責任者ははっきりそう言っていました。

参考:ダックホーン/パラダックス・セミナー 試飲編

デコイは赤も白もはずさない味わいですが、どれを選べばいいかというと、やっぱりメルローは外せないでしょう。ダックホーン・グループとしての意地があるのか、ここのメルローはハズレのない一品です。

ソノマのブドウを使っているだけあって、ピノ・ノワールもコスパ高いです。どちらかというと優しい味わいで飲み飽きない。

まずはその2つから試してみてほしいと思います。

Date: 2018/1019 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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今年5月にアルノー・ロバーツのネイサン・ロバーツが来日し、試飲会で15種類のワインを試飲しました。

「ニュー・カリフォルニア」の旗手アルノー・ロバーツ15種を試飲してわかったこと

その後、ワイン・イン・スタイルの試飲会ではニュー・カリフォルニアの様々なワインとアルノー・ロバーツを両方試飲することで、また見えてきたものがありました。

ニュー・カリフォルニアというとアルコール度数の低さを求める動きがありますが、アルコール度数を低くするために早摘みすると、ワイン自体の魅力がやや乏しく感じられてしまうこともあります。アルノー・ロバーツはその点、アルコール度数が低くても、とてもピュアな果実味を残しているのがその魅力ではないかと感じています。

いろいろな品種を手がけているアルノー・ロバーツですが、人気のワインの一つがトゥルソー。ニュー・カリフォルニア好きな人たちの間では引く手あまたなぶどう品種です。


なじみのない品種はちょっと…と思う方はぜひシラーをお試しください。きれいでスパイシー、果実味もある独自性の高いシラーです。コスパではAVAもの、スパイシーさを味わいたいならクラリー・ランチがおすすめです。

Date: 2018/1016 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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ピノ・ノワール100%で赤(ロゼではないです)のスパークリングを造っているのがカーネロスのシュグ(Schug)。ピノ・ノワールの味わいもちゃんとあって、きれいでおいしいスパークリングです。

ただ、生産量が500ケース以下と少なく、造られない年もあるため、日本への入荷もまちまちな状態が続いているようです。今年は数年ぶりに入荷。ヴィンテージは2012年です。

パーティなどに持っていったら目立つことは間違いないです。

Date: 2018/1008 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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コストコに行ったら久しぶりにマイケル・ディヴィッドの7デッドリー・ジンズが入荷していました。1年ぶりくらいかな。
7デッドリージンズ
国内で普通に買ったら2500円くらい。その値段でも割高には感じない、いいジンファンデルですが、コストコなら1600円台。ワイン・サーチャーの平均価格が14ドルですからほとんど変らない値段です。

さっそく開けてしまったのですが、赤系の果実味がきれいで、ふくよかさもあり、ついつい飲みすぎてしまいそうな味わいでした。

次行くまで残っているといいのですが。
Date: 2018/1001 Category: おすすめワイン
Posted by: Andy
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しあわせワイン倶楽部に面白いワインが入荷しています。ワイナリーはサンタ・バーバラで優秀なシラーを作る生産者ストルプマンですが、なぜかワインメーカーはマイケル・クルーズ。今やカリフォルニアで最も入手困難なワインの一つとなってしまったスパークリングワイン「ウルトラマリン」を造るその人です。

品種はトゥルソー。甘酸っぱい果実味で、赤ワインとしてはおだやかな味わいの品種ですが、フランスではジュラ地方で造られており、最近はカリフォルニアでも「ニュー・カリフォルニア」と言われるワイナリー、例えばアルノー・ロバーツなどが造っています。最近はトゥルソーのブドウは引く手あまたで手に入れるのが大変だとも聞きます。

そしてワインの作りはペット・ナット。発酵途中のワインを瓶詰めして微発泡させたワインです。通常のスパークリングワインほどの泡ではありませんが口当たりよく、飲みやすいのが特徴です。

これだけはやりのキーワードが並んだワインもめずらしいです。正直に言うとこういうワインがどこでも売れるわけではなく、ニューヨークやサンフランシスコといった、「とんがった」人たちが好むワインだと思います。ただ、日本も最先端を好むワインマニアは多いところですから、売れる要素はありそうに思います。


ストルプマンといえば、こちらのシラーが代表作といっていいでしょう。とてもコスパよく美味しいシラーです。