7月に伊勢丹の「大沖縄展」で買った沖縄初のクラフトジン「まさひろオキナワジン」を開けてみました。大沖縄展は終了前日に行ったのですが、既に残り2本という人気でした。
ジンはベースになる蒸留酒に「ボタニカル」と言われる香り付けを行って作るのですが、ここでは元になる上州酒は泡盛、ボタニカルには以下の6種を使っています。
シークヮーサー
ゴーヤー
グァバ(葉)
ジュニパーベリー
ローゼル(ハイビスカス属)
ピィパーズ(ヒハツモドキ)
ジュニパーベリーはジンには必ず入れるもの。ゴーヤーやシークヮーサーといった沖縄の素材を使っているのがいいですね。ベースになる原酒といい、沖縄らしさが出ていると思います。
シンプルにウィルキンソンの炭酸水で割ってハイボール風にしてみました。
クラフトジンの経験はほとんどないので、香りや味わいがどの要素から来ているかわからないのですが、最初にスパイシーな感じが来るのがいいですね。さわやかさを感じるのはシークヮーサー由来でしょうか。すごく飲みやすいのに、1杯で満足感があるのも面白いです。
個人的にはウイスキーのハイボールよりこちらの方が好きです。ウイスキーは薄めると樽香ばかり強調されてしまう気がときどきするんですよね。ワイン好きならクラフトジンも好きになる人は多そうな気がします。ボトル3000円強ですが、1回に使う量は少ないのでコスパで言ったらワインよりずっと上です。暑い夏を涼しくするのにもいいですね。
冷凍庫に入れてトロっとさせたところに炭酸を入れるのもいいそうです。1回分を冷凍できるような容器がほしいです。
ジンはベースになる蒸留酒に「ボタニカル」と言われる香り付けを行って作るのですが、ここでは元になる上州酒は泡盛、ボタニカルには以下の6種を使っています。
シークヮーサー
ゴーヤー
グァバ(葉)
ジュニパーベリー
ローゼル(ハイビスカス属)
ピィパーズ(ヒハツモドキ)
ジュニパーベリーはジンには必ず入れるもの。ゴーヤーやシークヮーサーといった沖縄の素材を使っているのがいいですね。ベースになる原酒といい、沖縄らしさが出ていると思います。
シンプルにウィルキンソンの炭酸水で割ってハイボール風にしてみました。
クラフトジンの経験はほとんどないので、香りや味わいがどの要素から来ているかわからないのですが、最初にスパイシーな感じが来るのがいいですね。さわやかさを感じるのはシークヮーサー由来でしょうか。すごく飲みやすいのに、1杯で満足感があるのも面白いです。
個人的にはウイスキーのハイボールよりこちらの方が好きです。ウイスキーは薄めると樽香ばかり強調されてしまう気がときどきするんですよね。ワイン好きならクラフトジンも好きになる人は多そうな気がします。ボトル3000円強ですが、1回に使う量は少ないのでコスパで言ったらワインよりずっと上です。暑い夏を涼しくするのにもいいですね。
冷凍庫に入れてトロっとさせたところに炭酸を入れるのもいいそうです。1回分を冷凍できるような容器がほしいです。
![]() 【送料無料】【ギフト品】【代引不可】まさひろOKINAWA GIN レシピ01 47度 700ml |
インポーター「ミライズ」と「モカルト」の試飲会に参加してきました。どちらもとても小さなインポーターですが、非常に高品質のワインを輸入しています。
ミライズについては、以前インタビューを掲載しています。
ワインとの“出会い”を大事に――ミライズ 清家純社長
また、主力のポートフォリオの最近の試飲はこちら。
ポートフォリオの新ヴィンテージ2013を試飲
モカルトで扱っているワインの一部はこちらの記事で紹介しています。
ワイン会でオーパス・ワン2012など
今回の一番の目的はミライズが新たに輸入を始めた「Lutum(ルタム)」のワインを試飲すること。
ここのワインメーカーGavin Chanin(ギャビン・チャナン)はまだ30歳くらいという若手のワインメーカーですが、このルタム以外にチャナンという自身の名前の付いたワイナリーも持っている才人。SFクロニクルの注目のワインメーカーにも選ばれています。
SFクロニクルが選ぶ注目のワインメーカー2012年版
弱冠26歳にして2つ目のワイナリを手に入れるGavin Chaninとはどういう男か
ナパ、ソノマ以外のカリフォルニア・トップ・ワイナリー10選
ルタムは彼が、ソノマのDurell(デュレル)やGap's Crown(ギャップス・クラウン)といった畑のオーナーであり、最近ではソノマのThree Sticks(スリー・スティックス)のオーナーやキスラーへの出資などでも知られるビル・プライスと作ったワイナリー。ソノマとサンタ・バーバラの銘醸畑から小規模生産で高品質なシャルドネとピノ・ノワールを造ることを目的としています。ミライズではサンタ・バーバラのサンフォード&ベネディクト、ソノマのギャップス・クラウンの畑のものを輸入しています。また、ギャビン・チャナンはアルコール度が低く、バランスの良いワインを造ることを信条としています。
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シャルドネから試飲しました。サンフォードはレモンなど柑橘の風味に豊富なミネラル感があります。ギャップス・クラウンも柑橘系の風味に加え、スパイシーさも感じます。どちらも果実味を強く感じるというよりも複雑さをもったワイン。4、5年熟成させて飲んでみたい味わいです。

ピノ・ノワールはシャルドネ以上に畑の個性を強く感じました。サンフォード&ベネディクトは透明感のあるきれいなピノ・ノワール。酸が豊かで、赤系の果実味もきわめてスムーズ。花の香りも印象的でした。
一方、ギャップス・クラウンはソノマ・コーストのピノ・ノワールの力強さの部分を感じるワイン。赤系の果実に加え、ブラックベリーなど青系の果実味も感じます。ボディーに厚みがありますが、酸とのバランスがよく味わいを引き締めています。
サンタ・バーバラでは近年ひところとくらべると新しいワイナリーの話をあまり聞かない気がしますが、その中で注目のワイナリーの一つとなりそうです。また、ソノマ・コーストはまさに群雄割拠という感じで、同じオーナーのスリー・スティックスやモンダヴィ系のレイン(Raen)などと並んで次代のホープとなってきそうな感じがします。
他のワインについても簡単に。
トカド(Toquade)のソーヴィニヨン・ブランの新ヴィンテージは相変わらず香りが素晴らしい。青りんごや梨の風味。例年よりややクリスプか。名前は知られていませんが、すごくいいソーヴィニヨン・ブランだと思います。
ポートフォリオは凝縮感がありながら上品さを失わないところがいつもながら素晴らしいワイン。
一方、モカルトの輸入するセントヘレナとメランソンは、セントヘレナがナパらしいカベルネ・ソーヴィニヨンらしいど直球な味わい。一方メランソンはパワフルでタニックな山カベの良さを持っており、ポートフォリオと三様の良さがありました。
ミライズについては、以前インタビューを掲載しています。
ワインとの“出会い”を大事に――ミライズ 清家純社長
また、主力のポートフォリオの最近の試飲はこちら。
ポートフォリオの新ヴィンテージ2013を試飲
モカルトで扱っているワインの一部はこちらの記事で紹介しています。
ワイン会でオーパス・ワン2012など
今回の一番の目的はミライズが新たに輸入を始めた「Lutum(ルタム)」のワインを試飲すること。
ここのワインメーカーGavin Chanin(ギャビン・チャナン)はまだ30歳くらいという若手のワインメーカーですが、このルタム以外にチャナンという自身の名前の付いたワイナリーも持っている才人。SFクロニクルの注目のワインメーカーにも選ばれています。
SFクロニクルが選ぶ注目のワインメーカー2012年版
弱冠26歳にして2つ目のワイナリを手に入れるGavin Chaninとはどういう男か
ナパ、ソノマ以外のカリフォルニア・トップ・ワイナリー10選
ルタムは彼が、ソノマのDurell(デュレル)やGap's Crown(ギャップス・クラウン)といった畑のオーナーであり、最近ではソノマのThree Sticks(スリー・スティックス)のオーナーやキスラーへの出資などでも知られるビル・プライスと作ったワイナリー。ソノマとサンタ・バーバラの銘醸畑から小規模生産で高品質なシャルドネとピノ・ノワールを造ることを目的としています。ミライズではサンタ・バーバラのサンフォード&ベネディクト、ソノマのギャップス・クラウンの畑のものを輸入しています。また、ギャビン・チャナンはアルコール度が低く、バランスの良いワインを造ることを信条としています。
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シャルドネから試飲しました。サンフォードはレモンなど柑橘の風味に豊富なミネラル感があります。ギャップス・クラウンも柑橘系の風味に加え、スパイシーさも感じます。どちらも果実味を強く感じるというよりも複雑さをもったワイン。4、5年熟成させて飲んでみたい味わいです。
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ピノ・ノワールはシャルドネ以上に畑の個性を強く感じました。サンフォード&ベネディクトは透明感のあるきれいなピノ・ノワール。酸が豊かで、赤系の果実味もきわめてスムーズ。花の香りも印象的でした。
一方、ギャップス・クラウンはソノマ・コーストのピノ・ノワールの力強さの部分を感じるワイン。赤系の果実に加え、ブラックベリーなど青系の果実味も感じます。ボディーに厚みがありますが、酸とのバランスがよく味わいを引き締めています。
サンタ・バーバラでは近年ひところとくらべると新しいワイナリーの話をあまり聞かない気がしますが、その中で注目のワイナリーの一つとなりそうです。また、ソノマ・コーストはまさに群雄割拠という感じで、同じオーナーのスリー・スティックスやモンダヴィ系のレイン(Raen)などと並んで次代のホープとなってきそうな感じがします。
他のワインについても簡単に。
トカド(Toquade)のソーヴィニヨン・ブランの新ヴィンテージは相変わらず香りが素晴らしい。青りんごや梨の風味。例年よりややクリスプか。名前は知られていませんが、すごくいいソーヴィニヨン・ブランだと思います。
ポートフォリオは凝縮感がありながら上品さを失わないところがいつもながら素晴らしいワイン。
一方、モカルトの輸入するセントヘレナとメランソンは、セントヘレナがナパらしいカベルネ・ソーヴィニヨンらしいど直球な味わい。一方メランソンはパワフルでタニックな山カベの良さを持っており、ポートフォリオと三様の良さがありました。
![]() ポートフォリオ カベルネ・ソーヴィニヨン "リミテッド・エディション" ナパ・ヴァレー [2013] (正規品) Portfolio Limited Edition |
インポーター「モカルト ワイン」の榊原さんにお誘いを受け、ワイン会に出席しました。モカルトのワインはもちろん、オーパス・ワンも久しぶりに飲むことができ、大変充実した内容でした。
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お店は乃木坂の「レソール 乃木坂」。比較的新しいレストランですがすでにかなりの人気のようです。

最初は泡で「バロン・ド・ロートシルト」のブリュット。クリスプですが、みつのようなとろっとした感じもあり、いいスターターでした。
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アミューズ・ブーシュのトマトのスープとエビの揚げたもの。
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私が持っていったのはダイアトムの「波紋」2010。神の雫にも取り上げられたワインです。今は漢字ラベルのワインはシャトー・イガイタカハから出ていますが、シャトー・イガイタカハに移管する前のダイアトムのワインです。樽を使わない作りですが、まだ酸がきれいに残っており、オレンジやパイナップルなどのトロピカルフルーツの風味も豊か。上品で美味しかったです。

キンメダイはシャルドネに合わせて白ワインベースのソースにしていただいたのに、出てきたときにはほとんど白が残っていなかったのがちょっと残念でした。
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ワインはモカルトのワイン2種とオーパス・ワンの飲み比べです。とっても贅沢。
モカルトのワインはどちらも名前はあまり知られていませんが、著名ワイナリーにブドウを卸している優良生産者です。セントヘレナは名前の通りセントヘレナに、メランソンはプリチャード・ヒルにあります。セントヘレナはベリンジャーの近くに位置しており、メランソンはプリチャード・ヒルの中央あたり。コルギンのIXエステートと谷を挟んで向かい合うところにあります。メランソンのブドウ提供先はトーマス・リヴァース・ブラウンが造るプリド・ウォーカーや、トアー・ケンワードなど超一流ばかりです。
オーパス・ワンはカシスやブラック・ベリーの風味。オーパス・ワンらしいエキゾチックな風味も感じます。スパイスやグラファイト、トリュフのような香りも。非常にいいワインで、果実味に頼らない味わいは長期熟成にも向くと思います。
セント・ヘレナは直球ストレート。まさにカベルネ・ソーヴィニヨンの美味しさを集めたようなワイン。カベルネ・ソーヴィニヨン100%で作られているシェーファーのヒルサイド・セレクトにかなり似ています。まろやかなタンニンでナパらしいワインですが、酸もきれいなためバランスがよくなっています。
メランソンは、いわゆる山カベに近い味わい。ブラックベリーやブルーベリーなどの果実味もありますが、鉱物的な風味もかなりあります。これも熟成したら面白そうなワイン。
カベルネ系といっても3者3様でとても楽しめました。モカルトの輸入するワインは、これまで試飲会で何回か試飲したことはあり、いいワインであることはわかっていましたが、やっぱりこうやってじっくり向かい合って飲むと、慌ただしい試飲会ではなかなか見えにくいところもわかり、より自信を持っておすすめできるようになりました。
で、ワインに気を取られてメインディッシュの写真を撮っていないという…
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お店は乃木坂の「レソール 乃木坂」。比較的新しいレストランですがすでにかなりの人気のようです。
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最初は泡で「バロン・ド・ロートシルト」のブリュット。クリスプですが、みつのようなとろっとした感じもあり、いいスターターでした。
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アミューズ・ブーシュのトマトのスープとエビの揚げたもの。
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私が持っていったのはダイアトムの「波紋」2010。神の雫にも取り上げられたワインです。今は漢字ラベルのワインはシャトー・イガイタカハから出ていますが、シャトー・イガイタカハに移管する前のダイアトムのワインです。樽を使わない作りですが、まだ酸がきれいに残っており、オレンジやパイナップルなどのトロピカルフルーツの風味も豊か。上品で美味しかったです。
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ワインはモカルトのワイン2種とオーパス・ワンの飲み比べです。とっても贅沢。
モカルトのワインはどちらも名前はあまり知られていませんが、著名ワイナリーにブドウを卸している優良生産者です。セントヘレナは名前の通りセントヘレナに、メランソンはプリチャード・ヒルにあります。セントヘレナはベリンジャーの近くに位置しており、メランソンはプリチャード・ヒルの中央あたり。コルギンのIXエステートと谷を挟んで向かい合うところにあります。メランソンのブドウ提供先はトーマス・リヴァース・ブラウンが造るプリド・ウォーカーや、トアー・ケンワードなど超一流ばかりです。
オーパス・ワンはカシスやブラック・ベリーの風味。オーパス・ワンらしいエキゾチックな風味も感じます。スパイスやグラファイト、トリュフのような香りも。非常にいいワインで、果実味に頼らない味わいは長期熟成にも向くと思います。
セント・ヘレナは直球ストレート。まさにカベルネ・ソーヴィニヨンの美味しさを集めたようなワイン。カベルネ・ソーヴィニヨン100%で作られているシェーファーのヒルサイド・セレクトにかなり似ています。まろやかなタンニンでナパらしいワインですが、酸もきれいなためバランスがよくなっています。
メランソンは、いわゆる山カベに近い味わい。ブラックベリーやブルーベリーなどの果実味もありますが、鉱物的な風味もかなりあります。これも熟成したら面白そうなワイン。
カベルネ系といっても3者3様でとても楽しめました。モカルトの輸入するワインは、これまで試飲会で何回か試飲したことはあり、いいワインであることはわかっていましたが、やっぱりこうやってじっくり向かい合って飲むと、慌ただしい試飲会ではなかなか見えにくいところもわかり、より自信を持っておすすめできるようになりました。
で、ワインに気を取られてメインディッシュの写真を撮っていないという…
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「アポシック」というブランドがあります。ガロが保有するブランドの1つですが、意外なことにロバート・パーカーが絶賛しています。例えば2012年のもの(12ドル)は87点。点はそれほど高くはないですが、パーカーは「ガロはホームランを打った」とほめています。
価格は10ドルちょっとといったところですが、日本だと2000円近くなってしまうのがちょっと残念です。今回はコストコで買ったので1000円くらいとかなり安いです。
飲んでみたところ、第1印象としては、「ちょっと甘い」。飲みやすさを重視してか、少し残糖があると思います。ただ、嫌味なほどではないし、おそらく歓迎する人が多いレベルではないのかと。
タンニンはほとんど感じずまろやか。もうちょっと酸があって引き締まった味わいのワインの方が個人的には好みですが、これも最大公約数的には理解できます。
結論としては、よくできたワインだとは思いますが、自分の好みからはちょっと外れているので、リピートはなさそうです。