カレラのロゼ「ヴァン・グリ・オブ・ピノ・ノワール」2017年が国内入荷しています。ヴィナスのアントニオ・ガッローニも「洗練されていてシルキー、純粋で品があるロゼ」と激賞するワイン。生産は毎年されていますが、日本にはときどきしか入荷していません。今回も割当制で、ショップへの追加入荷はなさそうです。夏の暑いときに冷やして飲むのにもいいワインだと思います。個人的にもお薦めのロゼの一つです。
こちらのロゼも甲乙つけがたいレベル。なんとピゾーニのロゼです。
こちらのロゼも甲乙つけがたいレベル。なんとピゾーニのロゼです。
先月「ペタルマ・ギャップの優良生産者のシャルドネが現地価格以下」という記事で紹介したケラー・エステート。今度は2012年の熟成ピノ・ノワールが現地価格以下になっています。
強風で知られるペタルマ・ギャップで冷涼感あるワインを造るワイナリーです。
通常価格が7000円のところが税抜き3680円。ワイン・サーチャーでは平均42ドルですから、それよりも2割近く安くなっています。相当のお買い得品です。
シャルドネもまだ売っています。基本的に在庫限りの商品なのでお早めにどうぞ。
ちなみに、今年これまでの掘り出し物といえば、アルタ・マリアは捨てがたいところです。
カベルネ・ソーヴィニヨンでは「アリル」。125ドルのワインが8000円台という超破格。私も試飲しましたが、100ドル台が納得の品質です。
強風で知られるペタルマ・ギャップで冷涼感あるワインを造るワイナリーです。
通常価格が7000円のところが税抜き3680円。ワイン・サーチャーでは平均42ドルですから、それよりも2割近く安くなっています。相当のお買い得品です。
シャルドネもまだ売っています。基本的に在庫限りの商品なのでお早めにどうぞ。
ちなみに、今年これまでの掘り出し物といえば、アルタ・マリアは捨てがたいところです。
カベルネ・ソーヴィニヨンでは「アリル」。125ドルのワインが8000円台という超破格。私も試飲しましたが、100ドル台が納得の品質です。
先日、日本輸入が始まったカトレヤを紹介しましたが、そのワインメーカーであるビビアナ・ゴンザレス・レーヴの名を高めたのがパルメイヤーと、そのソノマコーストでのブランドであるウェイフェアラーです。そのウェイフェアラーのピノ・ノワール2015がワイン・エンスージアスト誌で99点に到達しました。
ちなみに同誌でピノ・ノワールの100点はこれまで3本。99点も3本しかありません。
個人的にもここ数年で試飲したピノ・ノワールの中でもポテンシャルの高さではトップクラスのワイナリーです。
まだ樹齢も比較的若いですし、これからますますよくなる可能性が高いと思います。
ちなみに、前ヴィンテージのピノ・ノワール「トラベラー」は98点。これはいわゆるスーツケース・クローンのワインで、非常に長熟型。エキゾチックな味わいのワインです。熟成させるならスタンダード版よりも上だと思います。
ちなみに同誌でピノ・ノワールの100点はこれまで3本。99点も3本しかありません。
個人的にもここ数年で試飲したピノ・ノワールの中でもポテンシャルの高さではトップクラスのワイナリーです。
まだ樹齢も比較的若いですし、これからますますよくなる可能性が高いと思います。
ちなみに、前ヴィンテージのピノ・ノワール「トラベラー」は98点。これはいわゆるスーツケース・クローンのワインで、非常に長熟型。エキゾチックな味わいのワインです。熟成させるならスタンダード版よりも上だと思います。
ビビアナ・ゴンザレス・レーヴは今カリフォルニアで最も注目されているワインメーカーの一人です。2014年と2015年にはワイン・エンスージアスト誌が選ぶ「40歳以下の40人」に選ばれ、2015年にはSFクロニクルのワインメーカー・オブ・ザ・イヤーにも選ばれています。
2012年から2017年にはナパの名門パルメイヤー(Pahlmeyer)でワインメーカーを務め、2017年には2015年のシャルドネがワイン・スペクテーターの年間9位に選ばれています。さらに、パルメイヤーがソノマ・コーストで始めたウェイフェアラー(Wayfarer)では、シャルドネ、ピノ・ノワールでどちらもワイン・アドヴォケイトで最高97+という高得点を獲得。一躍トップクラスのピノ・ノワールの一角に名乗りを挙げました。
残念ながらパルメイヤー/ウェイフェアラーは2017年までで退任してしまいましたが、彼女の個人プロジェクトとしてやっているカトレヤ(Cattleya)が日本に輸入されてきています。ワイン・アドヴォケイトでは、こちらもシャルドネで最高95点、ピノ・ノワールで96点、シラーで97点と高い評価。ちなみにカトレヤは彼女の生まれ故郷である南米コロンビアの国花です。
今回輸入されたのはピノ・ノワール キュベ・ナンバー・ワン2017。ワイン・アドヴォケイトでは95点の評価です。ロシアン・リバー・ヴァレーのグリーン・ヴァレーに属する地域の畑のブドウを使っています。生産量はわずか127ケース。日本への輸出枠を確保してくれたのが奇跡のようなワインです(当然、ワイナリーでは売り切れ)。
しかも価格も税込みで8000円台、税別なら7000円台です。アドヴォケイトで95点以上のピノ・ノワールとなるとまず1万円超えは堅いところで、この価格はバーゲンといえます(実際、アドヴォケイトで2016年、2017年のピノ・ノワールで95点以上のものを検索すると、このワインは安い方から2番めになります)。
書きそびれましたが、彼女のご主人はピゾーニ・エステートのジェフ・ピゾーニという大物カップル。夫婦で造るシェアード・ノーツというワイナリーのソーヴィニヨン・ブランもむちゃくちゃ美味しいらしく、そちらも興味しんしんです。
2012年から2017年にはナパの名門パルメイヤー(Pahlmeyer)でワインメーカーを務め、2017年には2015年のシャルドネがワイン・スペクテーターの年間9位に選ばれています。さらに、パルメイヤーがソノマ・コーストで始めたウェイフェアラー(Wayfarer)では、シャルドネ、ピノ・ノワールでどちらもワイン・アドヴォケイトで最高97+という高得点を獲得。一躍トップクラスのピノ・ノワールの一角に名乗りを挙げました。
残念ながらパルメイヤー/ウェイフェアラーは2017年までで退任してしまいましたが、彼女の個人プロジェクトとしてやっているカトレヤ(Cattleya)が日本に輸入されてきています。ワイン・アドヴォケイトでは、こちらもシャルドネで最高95点、ピノ・ノワールで96点、シラーで97点と高い評価。ちなみにカトレヤは彼女の生まれ故郷である南米コロンビアの国花です。
今回輸入されたのはピノ・ノワール キュベ・ナンバー・ワン2017。ワイン・アドヴォケイトでは95点の評価です。ロシアン・リバー・ヴァレーのグリーン・ヴァレーに属する地域の畑のブドウを使っています。生産量はわずか127ケース。日本への輸出枠を確保してくれたのが奇跡のようなワインです(当然、ワイナリーでは売り切れ)。
しかも価格も税込みで8000円台、税別なら7000円台です。アドヴォケイトで95点以上のピノ・ノワールとなるとまず1万円超えは堅いところで、この価格はバーゲンといえます(実際、アドヴォケイトで2016年、2017年のピノ・ノワールで95点以上のものを検索すると、このワインは安い方から2番めになります)。
書きそびれましたが、彼女のご主人はピゾーニ・エステートのジェフ・ピゾーニという大物カップル。夫婦で造るシェアード・ノーツというワイナリーのソーヴィニヨン・ブランもむちゃくちゃ美味しいらしく、そちらも興味しんしんです。
柳屋にサンドラーのシャルドネ、チャールズ・ハインツ・ヴィンヤードが入荷しています。
サンドラーはオーガスト・ウエストなどで知られるワインメーカー、エド・カーツマンの個人プロジェクト。2000年代にはロバート・パーカーの掲示板でピノ・ノワールのワインメーカーの投票の一番人気だった実力派ワインメーカーです。フリーマンの初代ワインメーカーで、アキコさんの師匠でもあります。
ピノ・ノワールで知られるエド・カーツマンですが、シャルドネも実は得意。オーガスト・ウエストではサンタルシアハイランズのロゼラズ・ヴィンヤードから、とても美味しいシャルドネを作っています(個人的にも以前は毎年買っていたワインでした)。
そして、サンドラーで作っているシャルドネはなんとチャールズ・ハインツ。フリーマンのシャルドネ涼風にもブレンドされている、ソノマ・コーストの人気の畑です。
チャールズ・ハインツの単一畑のシャルドネだと、リトライやデュモルのイソベル、チャールズ・ハインツ自身のワイナリーと、そうそうたる名前が並んでいずれも1万円超え。ちなみに、入手できないスパークリング・ワインとして知られるウルトラマリンもチャールズ・ハインツのブドウを使っていますがこれももちろん1万円超え。
その中でこのサンドラーのシャルドネは7000円ですからかなりお買い得です。
今年の春に試飲しましたが、高級感ある仕上がりでした。クオリティは1万円クラスと遜色ないと思います。これはお薦め。
よかったらこちらも。
サンドラーはオーガスト・ウエストなどで知られるワインメーカー、エド・カーツマンの個人プロジェクト。2000年代にはロバート・パーカーの掲示板でピノ・ノワールのワインメーカーの投票の一番人気だった実力派ワインメーカーです。フリーマンの初代ワインメーカーで、アキコさんの師匠でもあります。
ピノ・ノワールで知られるエド・カーツマンですが、シャルドネも実は得意。オーガスト・ウエストではサンタルシアハイランズのロゼラズ・ヴィンヤードから、とても美味しいシャルドネを作っています(個人的にも以前は毎年買っていたワインでした)。
そして、サンドラーで作っているシャルドネはなんとチャールズ・ハインツ。フリーマンのシャルドネ涼風にもブレンドされている、ソノマ・コーストの人気の畑です。
チャールズ・ハインツの単一畑のシャルドネだと、リトライやデュモルのイソベル、チャールズ・ハインツ自身のワイナリーと、そうそうたる名前が並んでいずれも1万円超え。ちなみに、入手できないスパークリング・ワインとして知られるウルトラマリンもチャールズ・ハインツのブドウを使っていますがこれももちろん1万円超え。
その中でこのサンドラーのシャルドネは7000円ですからかなりお買い得です。
今年の春に試飲しましたが、高級感ある仕上がりでした。クオリティは1万円クラスと遜色ないと思います。これはお薦め。
よかったらこちらも。
ソノマのドライクリークを中心に、古木の畑を多く持っているセゲシオが輸入元変更になり、わずかですが在庫が3割引の特価で出ています。
特価になっているのはコルティナ・ジンファンデルの2015年。ワイン・アドヴォケイトでは93点、ワイン・スペクテーターでは94点と高評価のワイン。なお、このワインの畑は1972年に植えられたものが中心なので、50年弱。ヒストリック・ヴィンヤード・ソサイエティに登録する条件は樹齢50年以上なので、古木と呼ぶにはまだちょっと若いです。
特価になっているのはコルティナ・ジンファンデルの2015年。ワイン・アドヴォケイトでは93点、ワイン・スペクテーターでは94点と高評価のワイン。なお、このワインの畑は1972年に植えられたものが中心なので、50年弱。ヒストリック・ヴィンヤード・ソサイエティに登録する条件は樹齢50年以上なので、古木と呼ぶにはまだちょっと若いです。
ジンファンデルの古木の畑に関連した記事をいくつか書いていますが、今回はそれを支えるワインを紹介します。
古木の畑を守っていくことは重要ですが、どうしても植え替えが必要なこともあります。例えば木が病気になってしまったりとか。
植え替えをすると、そのあと何十年かは古木のワインに使えなくなってしまいます。そこで、若い木のブドウだけを集めて作るワインが必要になるのです。
ターリーは、ジンファンデル「ジュヴナイル」としてターリーのワインの中では最安で売られています。最新ヴィンテージの2017は、ワイン・アドヴォケイトで91+、ワイン・スペクテーターでは92点という高い評価です。
ベッドロックは「シュバング!(Shebang)」というノンヴィンテージ、品種名も書かないワインで若木のブドウを使っています。最近、ジャンシス・ロビンソンが「カリフォルニアのエッセンス」とこのワインを評しています。ちょい甘で気軽に飲めるワインです。
古木の畑を守っていくことは重要ですが、どうしても植え替えが必要なこともあります。例えば木が病気になってしまったりとか。
植え替えをすると、そのあと何十年かは古木のワインに使えなくなってしまいます。そこで、若い木のブドウだけを集めて作るワインが必要になるのです。
ターリーは、ジンファンデル「ジュヴナイル」としてターリーのワインの中では最安で売られています。最新ヴィンテージの2017は、ワイン・アドヴォケイトで91+、ワイン・スペクテーターでは92点という高い評価です。
ベッドロックは「シュバング!(Shebang)」というノンヴィンテージ、品種名も書かないワインで若木のブドウを使っています。最近、ジャンシス・ロビンソンが「カリフォルニアのエッセンス」とこのワインを評しています。ちょい甘で気軽に飲めるワインです。