英国のワイン雑誌Decanter誌が世界一のピノ・ノワールを決めるイベントを開き,その結果が多くの人を驚かせています(元記事)。

この「International Trophy for Pinot Noir」,まず地域別の一位を決め,その中から世界一を決めます。地域別トロフィーを受賞したのはニュージーランドはセントラル・オタゴのWild Earth Pinot,チリはカサブランカのCono Sur Ocio,ブルゴーニュからはMaison Camille Giroud Chambertin Grand Cru 2006,そしてドイツのDernauer Pfarrwingert Spätburgunder Grosses Gewächs 2005。

この中で世界一になったのはドイツのワイン。40ポンドというから8000円弱のものです。生産者のWeingut Meyer-Näkelはドイツでも最上のピノを作っているとか。

北米のピノが候補に入っていないのが残念ですが,ドイツのピノ,どんなのでしょうね。「seductive」と評されていますが。

【追記】Jancis Robinsonも記事を書いていました。