どうも2011年は苦難な年のようです。春に雨でやられ、収穫時期にも異例の雨。ナパでは珍しく腐敗菌と闘う日々が続いているとのこと(Napa harvest: Widespread rot fails to dampen spirits | Daily wine news - the latest breaking wine news from around the world | News | decanter.com)。

多くのワイナリではようやくCabernet Sauvignonの収穫を始めようかというところで、腐敗による収穫の目減りが懸念されています。

比較的よかったのは10月上旬の雨の前に収穫したところ。Stag's Leap Wine CellarsのWarren Winiarskiはシャルドネは非常によく「今年すばらしいシャルドネができないというところは何か別のことをやってるんじゃないの」とまで。

Screaming Eagleも早めの収穫をしたところの一つ。例年よりはライトなワインになりそうですが、それでも「ボルドーよりは豊満」なワインになるでしょうとのこと。特にCabernet Francがよかったそうです。