イェール大学の研究によるとスズメバチやアシナガバチがワインの醸造に必要な酵母をブドウに付けるのに役立っているそうです(Wasps kick start fermentation in wine)。

これらの蜂がブドウに噛み付いたときに酵母がブドウに移るとのこと。酵母を媒介する生物はほかにもいろいろいるのですが、これらの蜂は冬の間、酵母を体内で保持しているという点で、ほかの生物よりも大きな役割を持っているそうです。

古代ローマではぶどう畑の隣に庭を作ることが多かったのですが、昆虫のワイン造りにおける役割を意識してのものかもしれないとしています。

「Wasps are a wine lover’s best friend」とのことです。