米国の「食事ガイドライン」新版、アルコールには踏み込まず
米国農務省が「Dietary Guidelines for Americans」を5年ぶりに更新しました。従来のガイドラインは164ページもありましたが、今回は表紙を除いて9ページと、極めてシンプルな形になりました。

今回一番強調しているのは「本物の食べ物を食べましょう」というシンプルなメッセージ。具体的には「適切な量を食べる」「毎食においてタンパク質摂取を優先する」、「一日を通して野菜や果物を摂取する」、「高度に加工された食品、添加糖、精製炭水化物を制限する」といったことです。
アルコールについては最後に登場し「アルコールを制限すること」としています。より具体的には
実は、このガイドラインは2024年のバイデン政権時代に内容の検討が始まっていたのですが、そこでは「アルコール摂取に安全な量はない」といった表現が入る方針になっていました。アルコール業界にとってはかなりの逆風になることが予想されており、また科学的なエビデンスから見て、強すぎる表現であることが懸念されていました。
トランプ政権になったことで、これらの検討はリセットされ、今回の内容に落ち着いたようです。アルコールについては付けたし的な感じであり、これまでのガイドラインと比べてもマイナス面はほとんどないのではないかと考えられています。
とはいえ、「Dry January」として1月は禁酒するといった動きもますます広がっており、ガイドラインとは別にアルコール摂取量が減り続けている状況は変わりません。先日もノンアルをテイスティングメニューに入れたワイナリーの記事を書きましたが、ワイン業界として「No-Lo」(ノーアルコールまたはローアルコール)に対応していくことは一層大事になってくるでしょう。

今回一番強調しているのは「本物の食べ物を食べましょう」というシンプルなメッセージ。具体的には「適切な量を食べる」「毎食においてタンパク質摂取を優先する」、「一日を通して野菜や果物を摂取する」、「高度に加工された食品、添加糖、精製炭水化物を制限する」といったことです。
アルコールについては最後に登場し「アルコールを制限すること」としています。より具体的には
・より良い健康状態のためにアルコール摂取量を減らしましょう。という表現になりました。
・アルコールを完全に避けるべき人々は妊婦、アルコール依存症からの回復期にある人、飲酒量を制御できない人、アルコールと相互作用する可能性のある薬を服用中または持病がある人です。アルコール依存症の家族歴がある人は、アルコール摂取量と関連する依存行動に注意を払ってください。
実は、このガイドラインは2024年のバイデン政権時代に内容の検討が始まっていたのですが、そこでは「アルコール摂取に安全な量はない」といった表現が入る方針になっていました。アルコール業界にとってはかなりの逆風になることが予想されており、また科学的なエビデンスから見て、強すぎる表現であることが懸念されていました。
トランプ政権になったことで、これらの検討はリセットされ、今回の内容に落ち着いたようです。アルコールについては付けたし的な感じであり、これまでのガイドラインと比べてもマイナス面はほとんどないのではないかと考えられています。
とはいえ、「Dry January」として1月は禁酒するといった動きもますます広がっており、ガイドラインとは別にアルコール摂取量が減り続けている状況は変わりません。先日もノンアルをテイスティングメニューに入れたワイナリーの記事を書きましたが、ワイン業界として「No-Lo」(ノーアルコールまたはローアルコール)に対応していくことは一層大事になってくるでしょう。