ソノマのサンタ・ローサの新聞Press Democratが2013年の注目ワイナリという記事を出しています(Wineries to watch in 2013 | PressDemocrat.com)。地域柄、ソノマのワイナリが大勢を占めます。

Arista Winery:2002年創立なので新しいワイナリではありませんが、2012年にはMartinelli家から1880年に植えられたZinfandelなどがあるMartinelli Roadの畑を購入。畑のマネージャーには著名なUlises Valdezを据え、2013年からはワインメーカーとしてMarcassinにいたMatt Courtneyを迎えます。

Buena Vista Winery:カリフォルニア最古のワイナリとして知られていますが、Gina Galloの夫であるJean-Charles Boissetが買収して大きく手を入れています。古き日を偲んで甘口のCream Sherryやスパークリング・ワインなどを投入する予定です。

Lost & Found Winery:2012年に初めてワイン(ピノ・ノワール)をリリースした新しいワイナリですが、既にフレンチ・ランドリーやメドウッド、ゲイリー・ダンコといった超一流レストランに納入されています。ソノマのForestvilleにあるThe Farmhouse Innを経営するBartolomei家が1990年台に植えた畑のブドウを使い、マスターソムリエのMegan Glaabがワインを作っています。

Masut Vineyard and Winery:Fetzerというとワイナリの名前として知られていますが、実はFetzer家は1992年にワイナリを売却、その後はオーガニックの畑を作っていました。2009年に満を持してワイン作りを開始。ピノ・ノワールを作っています。

Reuling Vineyard:AubertやPeter Michaelがブドウを使っていることで知られている畑ですが、自社でのワイン作りをいよいよ始めました。ピノ・ノワールとピノ・ノワールのロゼが最初のワインになります。2014年にはシャルドネも出す予定とか。

Sheldon Wines:Anderson Valleyでローヌ系の品種を中心に作るワイナリです。

Small Vines Wines:ブドウの樹を密植して、収量を抑えることをコンセプトにしたワイナリ。日本にも入っています。先日ピノ・ノワールを飲みましたが、エレガントかつ芳醇。非常に高品質です。個人的にも要チェックのワイナリの1つです。