カリフォルニアワインのアジアへの輸出についての記事がWines & Vinesに載っていました(Wines & Vines - Wine Industry News Headlines - California Wine Exports in 2013)。

2012年の1月から10月までの輸出量を2011年の同期間と比べていますが、それによるとアジアでは日本への輸出額が9533万ドルと前年の8172万ドルから16.7%上昇、シェアも7.2%から8.1%へと広がりました。カリフォルニアワイン・インスティテュートでは日本は成熟した市場と位置づけています。

一方、2011年にシェアが11.8%だった香港は34%も減少してシェアも7.5%。日本が再び首位に立ちました。

その他のアジア諸国で目立つのはベトナム。1265万ドルから1937万ドルへと5割を超える急上昇ぶりです。ベトナムは輸入したワインにかけられる税金を80%から55%へと減らしたことが輸出増につながったようです。