前の記事で登場したShibumi Knollというワイナリについて調べてみました(Shibumi Knoll - Welcome)。

Shibumiというのはどう見ても日本語で、ワインとの絡みでいうとタンニンの「渋み」なのかと思ってしまいます。ところがワイナリのサイトでは「A Japanese term most closely translated to "effortless perfection", “understated elegance”, or “perfect peace”」とShibumiの意味が説明されています。どうやら、「渋い男性」といった形で使われる「渋み」のようですが、それにしても"effortless perfection"というのは、ずいぶんニュアンスが異なるような気がします。

この、「Shibumi」という単語、同名の小説から取ったものだそうです。



Amazon.co.jpのレビューではかなり評価の高い本書、発行されたのは1980年台ですが、Shibumi Knollのオーナーはその本を愛読しており、そこでワイナリの名前に採用したとのことです。なお、X-FactorのワインはソノマのRussian River Valleyのブドウを使っていますが、ワイナリはナパのSt. Helena。畑は以前Vineyard29のAida Vineyardだったところの一部だそうですから、かなりいいところのようです。