英Decanter誌の記事によると、フランスワインの90%から残留農薬が検出されたとのことです(French study finds pesticide residues in 90% of wines | decanter.com)。

検出された農薬は主に、遅い時期に使われる防カビ剤によるもの。テストは2009年と2010年のボルドー、ローヌ、アキテーヌ地域の300本を対象に行なっています。

それぞれは、健康に害があるレベルではありませんが、蓄積されていったときにどういう影響があるかは、まだ分からないそうです。

なお、ワインインスティテュート日本代表の堀賢一さんによると、「カリフォルニアでは硫酸銅等の防カビ剤を畑で使うことはないので、消費者には混同してほしくない」とのことです。