今、カリフォルニアで一番注目されているワイナリの1つと言っても過言ではなさそうなのがPaul Lato(ポール・ラト)。例えば、Wine Advocate誌で、ピノ・ノワール、シャルドネ、シラーの3品種すべてにおいて96点以上を取ったことがあるカリフォルニアのワイナリを調べてみたところ、Paul LatoとRoarの2つしかありませんでした。しかもRoarはどれも最高が96点なのに対し、Paul Latoではシラーが98点、シャルドネが97点、ピノ・ノワールが96+点。後はピノ・ノワールで97点以上が出れば、この3品種の実力でまさにトップと言えるでしょう。

安定度も極めて高く、2011年のワインで14種レビューされている中で最低点でも93点、過半数が95点以上でした。

私自身はこれまでピノ・ノワールのLancelot(Pisoni)を試飲したことがあるだけですが、他のワインもものすごく気になるところです。

日本にはこれまでピノ・ノワールとシャルドネの一部のワインだけが入ってきていましたが、ついにシラーも入荷。Zotovichのピノ・ノワールも追加され、「本拠地」とも言えるサンタ・バーバラのワインが充実してきました。