記録にないほどの低雨量が続いていたカリフォルニアですが、2月は打って変わって雨が多い月になりました。例えばナパのカーネロスでは1月末時点で9カ月間の雨量が1.4インチ(約36mm)しかなかったのが、2月は7.8インチ(約198mm)と、それまでの13カ月間の総雨量の倍、過去8年間で3番めに雨量の多い月となったそうです。

The Gray Report: Northern California drought update, in two picturesには、1月と3月にStags Leapの畑で撮影した写真が掲載されています。1月の方は見るからに水気のなさそうな状態であるのに対し、3月の方はマスタードでしょうか、ブドウの樹の間にカバークロップの緑と黄色い花が広がっています。

サンタ・バーバラは2月も雨量が1.2インチ(約30mm)と少なく、すべての地域が緩和されたわけではありませんが、ノース・コーストに関しては危機的な状況から脱出したと言っても良さそうです。