4000円以下で美味しいワインを紹介していきたい――アイコニック アンドリュー・ダンバー社長
アイコニック ワイン・ジャパンは創設して約2年という、まだ新しいインポーターです。現在のところカリフォルニアワインだけを輸入しています。扱っているワイナリは、さほど有名でないところが多く、私も今回のインタビューまで知らなかったワイナリの方が多いくらいです。
・アデレーダ・セラーズ(Adelaida Cellars)
・アルタ・マリア・ヴィンヤード/ネイティブ9(Alta Maria Vineyards/Native9)
・バレル27・ワインカンパニー/ミクプライス・マイヤーズ(Barrel 27 Wine Co./McPrice Myers)
・エバレー・ワイナリー(Eberle Winery)
・ロンゴリア・ワイン(Longoria Wine)
・モーガン・ワイナリー(Morgan Winery)
・パリ・ワインカンパニー(Pali Wine Co.)
・ピーチーキャニオン・ワイナリー(Peachy Canyon Winery)
・プレスキール・ワイナリー(Presqu'ile Winery)
・サムサラ・ワインカンパニー(Samsara Wine Co.)
・スプリング・マウンテン・ヴィンヤード(Spring Mountain Vineyard)
・ゾトヴィッチ・セラーズ(Zotovich Cellars)
その代わり、扱っているワインはどれもコスト・パフォーマンスの高いもの。定価で2000~5000円というレンジのワインが中心になっています。
社長は日本に来て20年以上になるというアンドリュー・ダンバーさん。誰もが名前を知っているような一流企業でも働いていたダンバーさんがどうしてワインの輸入を始めたのか。インタビューをお読みください。
――日本に来たきっかけは何ですか。
ダンバー:大学で空手を始め、日本に興味を持ったのが最初の理由です。国際ビジネスを勉強したいという目的もあり、大学の交換留学プログラムに応募し、専修大学に4か月間ほど留学しました。その後アメリカにもどり地元の大学を卒業後、再度来日し、語学を学びながら仕事を始めました。1990年のことです。
――日本で就職したのですね。
ダンバー:国際ビジネスをやりたいと思い、日本で就職しました。最初はイタリアから建材を輸入する会社でした。父が建築家だったので、建築の図面を読むことができ、それが役立ちました。
建材はイタリアのトスカーナなどから輸入していました。大きな案件のコンテナが入ってきたとき、お祝いに現地イタリアの会社がワインを建材と一緒に送ってくれました。ところが、ワインの輸入は建材とは異なり、細かい届けが必要で、ワインの通関が済まないと建材も受け取れなかったため、急いでワインの輸入に必要な手順を調べました。今考えると、これが今の仕事に役に立ちました。なお、その後はワインを送るときは別送にしてもらうようお願いしました。
生まれ育った米国のネブラスカではワインはほとんど飲まなかったのですが、これをきっかけでワインが好きになりました。イタリア人との交流も多く、イタリア料理を食べに行ったり、イタリアワインを勉強するようになりました。
その会社には4、5年いましたが、営業の仕事がやりたくて転職しました。インターネットの検索の会社で検索キーワードを売ったり、旅行業の会社で働いたり、ワーナーミュージックで事業開発として着うたや着うたフル、iTunesなどデジタル音楽のビジネスをやったりしました。ワーナーでの仕事は少人数で新しいことに取り組む、やりがいがあるものでした。
アイコニックを始める直近はシマンテックでコンシューマ製品の統括本部長でした。初めてのAndroid向けセキュリティ製品などを手がけました。
――いろいろなことをされていたのですね。
ダンバー:将来は自分の会社をやりたいと思っていました。そのために幅広い仕事ができる会社を選んでいたのです。また、先ほど挙げたもの以外に旅行の仕事をしているときもありました。そのときに、妻と知り合いました。2人で旅行に行くときはワインの産地に行くことが多かったです。
――そしてワインの輸入を始めた。
ダンバー:ワインに関係する仕事をするのは1つの夢でした。ワインと旅行を組み合わせたり、ワインカントリーでB&B(民宿)をやることなども考えました。2012年ころは円高のピークであり、輸入を始めるチャンスだと思いました。円高がいつまでも続かないことは分かっていましたが、始めるときの条件としては有利だと思いました。
――最初に飲んだのはイタリアワインだったとおっしゃっていましたが、カリフォルニアワインを選んだのはなぜですか。
ダンバー:兄弟がカリフォルニアのサンフランシスコやロスアンゼルスにいたこともあり、カリフォルニアには何回も行き、その度にワイナリにも通っていました。
兄がロサンゼルスに、妹がサンフランシスコに在住しており、二人とも熱心にワイナリーの情報を送ってくれたり、試飲会へ足を運び、レポートをしてくれます。二人とも心強い存在です。
――奥様の反対はなかったですか。
ダンバー:なかったです。それまでの仕事で、私が事業を立案する力があることを妻は知っていたので、事業の予定をちゃんと説明して、と言われました。そこで綿密な事業計画書を作って説明しました。今は注文・出荷や宣伝物の作成などを妻が担当しています。
――設立はいつでしたか。
ダンバー:半年くらい準備に時間をかけ、2012年7月に設立しました。ワインの輸入許可が下りたのが2012年9月、10月に最初のワインが入荷しました。
――最初に輸入を始めたワイナリはどこですか。
ダンバー:10社同時に始めました。非常に大変でした(笑)。
――どのように10社を決めたのですか。
ダンバー:2012年7月に、カリフォルニアに行って、多くのワイナリの人に会いに行きました。現地に行ってからも情報収集をして、合計30ほどのワイナリで輸出の意向を聞き、サンプルを送ってもらう手はずを整えました。
こうして集まった80本ほどのワインを8月にまとめて試飲しました。近所のイタリア料理屋のシェフや、友人にも手伝ってもらい、2日かけて1日めの味わいと2日めの味わいをそれぞれランク付けしました。
最初の試飲会に間に合わなかったワインを含めると、全部で100本以上のワインを試飲しました。その中から10ワイナリ15本を選んだのです。
――ワイナリを選ぶときの基準は何かありましたか。
ダンバー:少量生産で丁寧な作りをしているワイナリを選んでいます。サステイナブルな作りももちろんですが、その土地やテロワールを象徴する、または生産者の思いやこだわりが表現されている、そんなワインを日本に紹介したいと思っています。社名の「アイコニック」はその意味で付けました。
――セントラル・コーストのワインが多いですね。
ダンバー:他社と差別化するときに考えたとき、セントラル・コーストのワインはまだあまり日本に紹介されていないし、価格的にもいいものがたくさんあると思いました。もちろん、ナパやソノマ、メンドシーノのワインも好きですが、セントラル・コーストには新しいワイナリを紹介するチャンスがたくさんあります。せっかくカリフォルニアのワインを輸入するのですから、カリフォルニアワインの世界が広がるようなものを選びたいという気持ちもありました。
このほか、1つの地域に集中すると、輸送コストを抑えられるというビジネス上のメリットもあります。
これからもセントラル・コーストが中心になるとは思いますが、ナパやソノマからもゆっくりと吟味して選びたいと考えています。
――それほど名前が知られていないワイナリが多いですが、売るのは難しくないですか。
ダンバー:味で売るしかないです。そのためには実際に試飲をして納得して買ってもらうようにしています。よく「シラーは売れないよ」と言われるのですが、店頭試飲に出すといつも売り切れます。コスト・パフォーマンスがいいのでよく売れます。
また、ワインの価格帯では2000~4000円で、美味しいものを探しだしています。2000円より安いと、ブドウの品種の特徴があまり出なかったりします。2000~4000円だといいものが見つかります。また、これはレストランでグラスワインとして出せる価格帯です。これより高くなってしまうとグラスワインで出すのが難しくなります。レストランでグラスワインを気軽に楽しんでほしいと思っているので、この価格帯のものを重視しています。
毎年4月~5月に行われるカリフォルニアワイン・バイザグラス・キャンペーンがあります(レストランでグラスワインとしてカリフォルニアワインを出してもらうキャンペーン、優秀店は表彰される)。今年は、このキャンペーンのためにロゼでいいものが欲しくてプレスキールを新たに増やしました。ここはサンタ・バーバラのサンタ・マリア・ヴァレーにある比較的新しいワイナリですが、2月に瓶詰めが終わったものを急いで輸入してキャンペーンに間に合わせました。ピノ・ノワールのロゼで、とてもいいものです。
今回、もう1つロゼを輸入しました。アデレーダというワイナリで、パソ・ロブレスでローヌ系ブレンドのロゼです。これもとても美味しくて、試飲してすぐに予約して、バイザグラスに間に合うように輸入しました。予約した後、Wine Advocate誌で90点を取りました。
どちらもとても売れ行きがよく、もう売り切れるところです。
関連サイト:
アイコニック ワイン・ジャパン
Facebookページ
オンライン・ショップ(6月14日オープン予定)
関連情報:
2014年6月21日にイベントがあります。アイコニックのワインを試すチャンスなので、ぜひ参加してください
日時:6月21日(土)17:00~
会場:レストラン&バー トルバドール 横浜市青葉区新石川3-16-25 TEL:045-911-3763
会費:6000円(税抜)前日までの予約の場合。当日は6500円
デザートを含む4コースのお食事と10種類のワインからお好きなものを5グラス。いろいろ試飲をしてから決めていただけます。極少量生産のスパークリングや、通常グラスでお出ししていないワインもお試しいただけます。
予約:TEL:045-911-3763 まで
インタビューを終えて:
アイコニックが輸入しているワインは2000円台、3000円台といった従来、日本に輸入されるカリフォルニアワインでは手薄なところが中心。高くても5000円台、6000円台といったところです。すぐにでも飲んでみたいと思うワインがいろいろとありました。 実際、インタビューしながらパリ(Pali)のピノ・ノワールを飲んだのですが、定価3200円とは思えない味わいでした。
ダンパーさんは、さまざまな仕事を経験しています。コスト・パフォーマンスの高いワインを日本で飲めるようにしたいという情熱とともに、それをきちんとビジネスとして続けていくための冷静さも併せ持っていることを感じました。
なお、6月21日にイベントをやるレストランは今回インタビューで使ったところです。ハンバーガーやケイジャン料理、テックスメックスなど気のおけないアメリカ料理が楽しめるいいところです。
・アデレーダ・セラーズ(Adelaida Cellars)
・アルタ・マリア・ヴィンヤード/ネイティブ9(Alta Maria Vineyards/Native9)
・バレル27・ワインカンパニー/ミクプライス・マイヤーズ(Barrel 27 Wine Co./McPrice Myers)
・エバレー・ワイナリー(Eberle Winery)
・ロンゴリア・ワイン(Longoria Wine)
・モーガン・ワイナリー(Morgan Winery)
・パリ・ワインカンパニー(Pali Wine Co.)
・ピーチーキャニオン・ワイナリー(Peachy Canyon Winery)
・プレスキール・ワイナリー(Presqu'ile Winery)
・サムサラ・ワインカンパニー(Samsara Wine Co.)
・スプリング・マウンテン・ヴィンヤード(Spring Mountain Vineyard)
・ゾトヴィッチ・セラーズ(Zotovich Cellars)
その代わり、扱っているワインはどれもコスト・パフォーマンスの高いもの。定価で2000~5000円というレンジのワインが中心になっています。
社長は日本に来て20年以上になるというアンドリュー・ダンバーさん。誰もが名前を知っているような一流企業でも働いていたダンバーさんがどうしてワインの輸入を始めたのか。インタビューをお読みください。
――日本に来たきっかけは何ですか。
ダンバー:大学で空手を始め、日本に興味を持ったのが最初の理由です。国際ビジネスを勉強したいという目的もあり、大学の交換留学プログラムに応募し、専修大学に4か月間ほど留学しました。その後アメリカにもどり地元の大学を卒業後、再度来日し、語学を学びながら仕事を始めました。1990年のことです。
――日本で就職したのですね。
ダンバー:国際ビジネスをやりたいと思い、日本で就職しました。最初はイタリアから建材を輸入する会社でした。父が建築家だったので、建築の図面を読むことができ、それが役立ちました。
建材はイタリアのトスカーナなどから輸入していました。大きな案件のコンテナが入ってきたとき、お祝いに現地イタリアの会社がワインを建材と一緒に送ってくれました。ところが、ワインの輸入は建材とは異なり、細かい届けが必要で、ワインの通関が済まないと建材も受け取れなかったため、急いでワインの輸入に必要な手順を調べました。今考えると、これが今の仕事に役に立ちました。なお、その後はワインを送るときは別送にしてもらうようお願いしました。
生まれ育った米国のネブラスカではワインはほとんど飲まなかったのですが、これをきっかけでワインが好きになりました。イタリア人との交流も多く、イタリア料理を食べに行ったり、イタリアワインを勉強するようになりました。
その会社には4、5年いましたが、営業の仕事がやりたくて転職しました。インターネットの検索の会社で検索キーワードを売ったり、旅行業の会社で働いたり、ワーナーミュージックで事業開発として着うたや着うたフル、iTunesなどデジタル音楽のビジネスをやったりしました。ワーナーでの仕事は少人数で新しいことに取り組む、やりがいがあるものでした。
アイコニックを始める直近はシマンテックでコンシューマ製品の統括本部長でした。初めてのAndroid向けセキュリティ製品などを手がけました。
――いろいろなことをされていたのですね。
ダンバー:将来は自分の会社をやりたいと思っていました。そのために幅広い仕事ができる会社を選んでいたのです。また、先ほど挙げたもの以外に旅行の仕事をしているときもありました。そのときに、妻と知り合いました。2人で旅行に行くときはワインの産地に行くことが多かったです。
――そしてワインの輸入を始めた。
ダンバー:ワインに関係する仕事をするのは1つの夢でした。ワインと旅行を組み合わせたり、ワインカントリーでB&B(民宿)をやることなども考えました。2012年ころは円高のピークであり、輸入を始めるチャンスだと思いました。円高がいつまでも続かないことは分かっていましたが、始めるときの条件としては有利だと思いました。
――最初に飲んだのはイタリアワインだったとおっしゃっていましたが、カリフォルニアワインを選んだのはなぜですか。
ダンバー:兄弟がカリフォルニアのサンフランシスコやロスアンゼルスにいたこともあり、カリフォルニアには何回も行き、その度にワイナリにも通っていました。
兄がロサンゼルスに、妹がサンフランシスコに在住しており、二人とも熱心にワイナリーの情報を送ってくれたり、試飲会へ足を運び、レポートをしてくれます。二人とも心強い存在です。
――奥様の反対はなかったですか。
ダンバー:なかったです。それまでの仕事で、私が事業を立案する力があることを妻は知っていたので、事業の予定をちゃんと説明して、と言われました。そこで綿密な事業計画書を作って説明しました。今は注文・出荷や宣伝物の作成などを妻が担当しています。
――設立はいつでしたか。
ダンバー:半年くらい準備に時間をかけ、2012年7月に設立しました。ワインの輸入許可が下りたのが2012年9月、10月に最初のワインが入荷しました。
――最初に輸入を始めたワイナリはどこですか。
ダンバー:10社同時に始めました。非常に大変でした(笑)。
――どのように10社を決めたのですか。
ダンバー:2012年7月に、カリフォルニアに行って、多くのワイナリの人に会いに行きました。現地に行ってからも情報収集をして、合計30ほどのワイナリで輸出の意向を聞き、サンプルを送ってもらう手はずを整えました。
こうして集まった80本ほどのワインを8月にまとめて試飲しました。近所のイタリア料理屋のシェフや、友人にも手伝ってもらい、2日かけて1日めの味わいと2日めの味わいをそれぞれランク付けしました。
最初の試飲会に間に合わなかったワインを含めると、全部で100本以上のワインを試飲しました。その中から10ワイナリ15本を選んだのです。
――ワイナリを選ぶときの基準は何かありましたか。
ダンバー:少量生産で丁寧な作りをしているワイナリを選んでいます。サステイナブルな作りももちろんですが、その土地やテロワールを象徴する、または生産者の思いやこだわりが表現されている、そんなワインを日本に紹介したいと思っています。社名の「アイコニック」はその意味で付けました。
――セントラル・コーストのワインが多いですね。
ダンバー:他社と差別化するときに考えたとき、セントラル・コーストのワインはまだあまり日本に紹介されていないし、価格的にもいいものがたくさんあると思いました。もちろん、ナパやソノマ、メンドシーノのワインも好きですが、セントラル・コーストには新しいワイナリを紹介するチャンスがたくさんあります。せっかくカリフォルニアのワインを輸入するのですから、カリフォルニアワインの世界が広がるようなものを選びたいという気持ちもありました。
このほか、1つの地域に集中すると、輸送コストを抑えられるというビジネス上のメリットもあります。
これからもセントラル・コーストが中心になるとは思いますが、ナパやソノマからもゆっくりと吟味して選びたいと考えています。
――それほど名前が知られていないワイナリが多いですが、売るのは難しくないですか。
ダンバー:味で売るしかないです。そのためには実際に試飲をして納得して買ってもらうようにしています。よく「シラーは売れないよ」と言われるのですが、店頭試飲に出すといつも売り切れます。コスト・パフォーマンスがいいのでよく売れます。
また、ワインの価格帯では2000~4000円で、美味しいものを探しだしています。2000円より安いと、ブドウの品種の特徴があまり出なかったりします。2000~4000円だといいものが見つかります。また、これはレストランでグラスワインとして出せる価格帯です。これより高くなってしまうとグラスワインで出すのが難しくなります。レストランでグラスワインを気軽に楽しんでほしいと思っているので、この価格帯のものを重視しています。
毎年4月~5月に行われるカリフォルニアワイン・バイザグラス・キャンペーンがあります(レストランでグラスワインとしてカリフォルニアワインを出してもらうキャンペーン、優秀店は表彰される)。今年は、このキャンペーンのためにロゼでいいものが欲しくてプレスキールを新たに増やしました。ここはサンタ・バーバラのサンタ・マリア・ヴァレーにある比較的新しいワイナリですが、2月に瓶詰めが終わったものを急いで輸入してキャンペーンに間に合わせました。ピノ・ノワールのロゼで、とてもいいものです。
今回、もう1つロゼを輸入しました。アデレーダというワイナリで、パソ・ロブレスでローヌ系ブレンドのロゼです。これもとても美味しくて、試飲してすぐに予約して、バイザグラスに間に合うように輸入しました。予約した後、Wine Advocate誌で90点を取りました。
どちらもとても売れ行きがよく、もう売り切れるところです。
関連サイト:
アイコニック ワイン・ジャパン
Facebookページ
オンライン・ショップ(6月14日オープン予定)
関連情報:
2014年6月21日にイベントがあります。アイコニックのワインを試すチャンスなので、ぜひ参加してください
日時:6月21日(土)17:00~
会場:レストラン&バー トルバドール 横浜市青葉区新石川3-16-25 TEL:045-911-3763
会費:6000円(税抜)前日までの予約の場合。当日は6500円
デザートを含む4コースのお食事と10種類のワインからお好きなものを5グラス。いろいろ試飲をしてから決めていただけます。極少量生産のスパークリングや、通常グラスでお出ししていないワインもお試しいただけます。
予約:TEL:045-911-3763 まで
インタビューを終えて:
アイコニックが輸入しているワインは2000円台、3000円台といった従来、日本に輸入されるカリフォルニアワインでは手薄なところが中心。高くても5000円台、6000円台といったところです。すぐにでも飲んでみたいと思うワインがいろいろとありました。 実際、インタビューしながらパリ(Pali)のピノ・ノワールを飲んだのですが、定価3200円とは思えない味わいでした。
ダンパーさんは、さまざまな仕事を経験しています。コスト・パフォーマンスの高いワインを日本で飲めるようにしたいという情熱とともに、それをきちんとビジネスとして続けていくための冷静さも併せ持っていることを感じました。
なお、6月21日にイベントをやるレストランは今回インタビューで使ったところです。ハンバーガーやケイジャン料理、テックスメックスなど気のおけないアメリカ料理が楽しめるいいところです。