Wine Advocate誌の213号が発表されました。カリフォルニアワインの特集はなかったものの、2つのワイナリの記事があり、ロバート・パーカーは全部で5本の「100点」を付けています。

そのうちの1つはピノ・ノワール。今年2月にピーター・マイケルがカリフォルニアのピノ・ノワールとしては初めての100点を得ましたが、ついに続くワイナリの誕生です。

どこのワイナリかというと、予想通りマーカッシン(Marcassin)。パーカーは1996年から2007年のMarcassin Vineyardものを試飲。2002年と2004年が見事100点を得ています。

もう1つのパーカーの記事はハンドレッド・エーカー。しかもここがわずか100ケースだけ作っている酒精強化ワイン(いわゆるポートと同じような作り方)の記事です。

こちらは試飲した6ヴィンテージ中3ヴィンテージが100点という、もうわけわからないレベルです。年間100ケースでは日本への輸入もまずないでしょう。

マーカッシン・ヴィンヤードは高いけど入手は可能です。ただし100点を取ったヴィンテージは見つからなかったです。

1997年は95点


2001年は90点(これまでで一番低い点数)


2005年は93点


2006年は96点


2009年は今回の試飲対象外。2013年12月に97+を得ています。