ダン・マリーノ、ジョン・エルウェイ、チャールズ・ウッドソンといえば?

いずれ劣らぬNFLの名プレイヤーですね。3人ともスーパーボウルにも出場しています。でも、それだけでは不正解です。実はこの3人、いずれもワイナリー・オーナーなのです。

ダン・マリーノについては4年ほど前に「スーパーボウル出場QBのワイン」という記事でも取り上げていますが、そのときはチャリティ向けワイン。その後、同記事で紹介しているドリュー・ブレッドソー(ワシントン州でLeonettiのワインメーカーと組んでDoubleBackというワイナリーをやっている本格派)に影響されたのか、ワシントン州でPassing Timeというワイナリーを始めました。
Passing TimeのWebサイト

ワインメーカーはAvenniaというワイナリーのクリス・ピーターソンという人。ワインはカベルネ・ソーヴィニヨンのみです。2012年が最初のヴィンテージで、なんといきなりWine Advocate誌で94点、Wine Spectator誌で93点という高評価を得ています。2013年もWine Advocate誌で92-94点、Vinousのステファン・タンザーが92点。2013年はダン・マリーノの現役時代の背番号13にちなんで「ダンのヴィンテージ」と呼ばれています。


ジョン・エルウェイはナパで7セラーズというワイナリーを始めました。Wine Spectatorの記事によると、ワインはマイケル・モンダヴィのワイナリーで作っているそうです。ワインは米国のAmazon.comで購入できます(日本への輸出はできません)。

この3人の中で唯一の現役プレイヤーであるチャールズ・ウッドソン(今年引退を表明しました)はナパでCharles Woodson Winesというワイナリーをやっています。最初のヴィンテージが2006年ですから、もう10年近くも続けているワイナリーです。2010年のヴィンテージのカベルネ・ソーヴィニヨンはWine Spectator誌で93点。なんと年間トップ100の58位にも選ばれています。