アミーチ・セラーズで「真のアメリカン・バーベキュー」とリーズナブルなワインを堪能(ナパ2日め、その2)
ナパ・ツアーに戻ります。順番はいったりきたりするかもしれませんがご容赦を。
さて、ナパの2日め、プリチャード・ヒルのオーヴィッドを見学した後は、カリストガのアミーチ・セラーズ(Amici Cellars)です。ここでは50ドル以下のリーズナブルな価格帯を中心としたワインとバーベキューのランチをあわせます。
まずはワイナリーに入り、ソーヴィニヨン・ブランで乾杯です。
この日はとても暑く、カリストガの気温は30℃を大幅に上回っていたようです。プリチャード・ヒルのオーヴィッドでは日差しが強いものの、流れる風は心地よかったのに対し、ここでは風が吹いても熱風。ナパで一番暑いカリストガの洗礼をいきなり受けることになりました。ちなみにオーヴィッドによると、谷の下と比べて3~5℃くらい涼しいと言っていました。
広い庭にはピクニック・テーブルが並んでおり、奥の木陰でワイン・テイスティングです。
ワインはアミーチだけでなく、サン・スペリー(St. Supery)、セコイア・グローブ(Sequoia Grove)、ルナ(Luna)も提供しています。
アミーチのソーヴィニヨン・ブランはドライで緻密な味わい。それに対してサン・スペリーのソーヴィニヨン・ブランはアロマティックで開放的。同じソーヴィニヨン・ブランでも随分味わいが違います。
サン・スペリーではダラーハイドのカベルネ・ソーヴィニヨンが印象的。スパイシーでリッチ、きめ細かなタンニンがなめらかな味わいを作っています。これ、5000円以下だったらかなりいいんじゃないでしょうか。
アミーチのカベルネ・ソーヴィニヨンやサン・スペリーのメルローはやわらかな味わい。親しみやすさがナパらしいです。
ルナはサンジョベーゼなどイタリア系の品種に力を入れているワイナリー。かつてはジョン・コングスガードがワインを作っていたことでも知られています。ナパのイタリア系品種としては最大規模だそうです。
ルナのサンジョベーゼも良かったのですが、それ以上に印象的だったのがサンジョベーゼのロゼ。白ワインのように皮とジュースを分けて醸造して、後から皮を入れて色付けをするという手法で作っています。
さて、そうこうしているうちにランチの準備もできました。ハイライトはなんといっても「肉」です。
この肉は、下の写真のようなスモーカーで調理されたもの。
右下のところに炭を入れ、煙突を通ってそのスモークが本体の方に来ます。スパイスを付けた骨付き肉をそれで14時間かけて調理したとのこと。美味しくないはずがありません。ちなみに、本来、アメリカ南部のバーベキューとはこういうものだそうです(真の「アメリカン・バーベキュー」。 - Hole In The Wall)。
骨が多いので手で持ってしゃぶりつくしかないのですが、個人的にはとても気に入り、一人で6~7本は食べてしまいました。
先ほどのルナのロゼはこのバーベキューにもよく合いました。本来は赤ワインの方が合うんでしょうが、何分暑いので、赤よりもロゼの方が飲みたい気分でした。
さて、ナパの2日め、プリチャード・ヒルのオーヴィッドを見学した後は、カリストガのアミーチ・セラーズ(Amici Cellars)です。ここでは50ドル以下のリーズナブルな価格帯を中心としたワインとバーベキューのランチをあわせます。
まずはワイナリーに入り、ソーヴィニヨン・ブランで乾杯です。
この日はとても暑く、カリストガの気温は30℃を大幅に上回っていたようです。プリチャード・ヒルのオーヴィッドでは日差しが強いものの、流れる風は心地よかったのに対し、ここでは風が吹いても熱風。ナパで一番暑いカリストガの洗礼をいきなり受けることになりました。ちなみにオーヴィッドによると、谷の下と比べて3~5℃くらい涼しいと言っていました。
広い庭にはピクニック・テーブルが並んでおり、奥の木陰でワイン・テイスティングです。
ワインはアミーチだけでなく、サン・スペリー(St. Supery)、セコイア・グローブ(Sequoia Grove)、ルナ(Luna)も提供しています。
アミーチのソーヴィニヨン・ブランはドライで緻密な味わい。それに対してサン・スペリーのソーヴィニヨン・ブランはアロマティックで開放的。同じソーヴィニヨン・ブランでも随分味わいが違います。
サン・スペリーではダラーハイドのカベルネ・ソーヴィニヨンが印象的。スパイシーでリッチ、きめ細かなタンニンがなめらかな味わいを作っています。これ、5000円以下だったらかなりいいんじゃないでしょうか。
アミーチのカベルネ・ソーヴィニヨンやサン・スペリーのメルローはやわらかな味わい。親しみやすさがナパらしいです。
ルナはサンジョベーゼなどイタリア系の品種に力を入れているワイナリー。かつてはジョン・コングスガードがワインを作っていたことでも知られています。ナパのイタリア系品種としては最大規模だそうです。
ルナのサンジョベーゼも良かったのですが、それ以上に印象的だったのがサンジョベーゼのロゼ。白ワインのように皮とジュースを分けて醸造して、後から皮を入れて色付けをするという手法で作っています。
さて、そうこうしているうちにランチの準備もできました。ハイライトはなんといっても「肉」です。
この肉は、下の写真のようなスモーカーで調理されたもの。
右下のところに炭を入れ、煙突を通ってそのスモークが本体の方に来ます。スパイスを付けた骨付き肉をそれで14時間かけて調理したとのこと。美味しくないはずがありません。ちなみに、本来、アメリカ南部のバーベキューとはこういうものだそうです(真の「アメリカン・バーベキュー」。 - Hole In The Wall)。
骨が多いので手で持ってしゃぶりつくしかないのですが、個人的にはとても気に入り、一人で6~7本は食べてしまいました。
先ほどのルナのロゼはこのバーベキューにもよく合いました。本来は赤ワインの方が合うんでしょうが、何分暑いので、赤よりもロゼの方が飲みたい気分でした。