シルバー・オークのオーナーとして知られるダンカン家がオレゴンの畑プリンスヒルを買収しました。ダンカン家はここのブドウをトゥーミー(Twomey)のピノ・ノワールに使う予定です(Exclusive: Silver Oak Owners Buy Oregon Vineyard from Dick Erath | News | News & Features | Wine Spectator)。

プリンスヒルの元オーナーは、オレゴンのパイオニアでありディック・イレース(Dick Erath)。彼のイレース・ワイナリーはかつてはオレゴン最大のワイナリーでしたが2006年にワシントン州のシャトー・サン・ミシェルに売却しています。プリンスヒルの畑は自宅があるため、そのときに売却しなかったものですが、80代になり、ここも整理することにしたようです。

一方、トゥーミーは1999年に、カベルネ・ソーヴィニヨン以外の品種のワインを作るためにダンカン家が設立しました。メルローとピノ・ノワール、ソーヴィニヨン・ブランが中心的でしたが、現在はピノ・ノワールが完全に主軸になっているそうです。

今回の買収とは特に関係ありませんが、オレゴンのピノ・ノワールは今後ますます注目されるでしょうね。