9月の初旬に記録的な熱波に襲われたカリフォルニア北部ですが、その次の週にはソノマなどで雷雨に見舞われたそうです(North Coast grape growers scramble in rain aftermath to protect against rot | The Press Democrat -)。

サンタ・ローザでは2時間の間に0.23インチの雨が降ったとのこと。日本から比べたら微々たるものですが、平年と比べると湿度も高く、カビのおそれがましたことで、収穫を急ぐ生産者もいたようです。

順調と見られていた今年の収穫ですが、熱波の影響で、平年以下の収穫量となりそうです。

なお、熱波の影響についてはジョーダン・ワイナリーのブログがすごく詳しく書いています(How the 2017 California Heat Wave Affected Vineyards: Sonoma County Grape Harvest Update - The Journey of Jordan Winery)。

詳しい内容は割愛しますが、最後のパラグラフに、話をした生産者は口をそろえて「今までで一番クレイジーな年」だと言っているとのこと。

こんなに波乱万丈な年になるとは思わなかったです。