ソノマの人気ワイナリー「コスタ・ブラウン(Kosta Browne)」が売却に出ているとウォール・ストリート・ジャーナルが報じています(Kosta Browne Winery Explores a Sale - WSJ)。

コスタ・ブラウンは1997年にマイケル・ブラウンとダン・コスタがジム・コステッロという出資者と設立したワイナリー。2000年代前半のピノ・ノワール・ブームに乗って一躍時代の寵児になりました。

2009年にはジム・コステッロが持ち分の株をVincraftに売却。VincraftはDurrellやGap's Crowneといった畑のオーナーで、キスラーにも出資しているビル・プライスなどの会社。2015年にはさらにVincraftからJ.W. Childs Associatesに株式が移動しています。

今回の売却がまたJ.W. Childs Associatesが他社への売却を考えているのか、全体の売却なのかわかりませんが、これほど続いて売却されるということは何か問題を抱えているのでしょうか。ちょっと気になるところです。
Kosta Browne